【銀魂】征夷大将軍・徳川茂茂の最後とは!?気になる名言や声優、実写キャストなどまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『徳川茂茂』。第14代征夷大将軍として江戸幕府の象徴となっている彼。

江戸の民の事を一番に思いやる『徳川茂茂』の人柄や最後の瞬間、声優など解説します。

徳川茂茂のプロフィール

【銀魂】征夷大将軍・徳川茂茂の最後とは!?気になる名言や声優、実写キャストなどまとめました!

徳川茂茂の特徴

『徳川茂茂』は江戸の第14代征夷大将軍です。ですが実権を握っているのは、過去に江戸に襲来した天人、「天導衆」が握っているので実質は飾りの将軍です。

あだ名は「しょうちゃん」で、他に「将軍」「茂茂公」等と呼ばれています。また徳川茂茂が登場するシーンでは、「将軍かよォォォォ!」とツッコミを入れられるのがお決まりです。

家族は妹の「徳川そよ」です。そして昔から代々徳川家に仕えるじいやこと「六転舞蔵(ろってんまいぞう)」、真撰組を始めとした江戸の警察組織の警察庁長官「松平片栗虎(まつだいらかたくりこ)」が父親代わりです。

見た目は鍛えられた身体に立派な着物を着ていて、綺麗に結った髷に端正な顔立ちをしています。本人曰く将軍家は代々「もっさりブリーフ派」「あっちの方は足軽」です。

徳川茂茂の過去

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徳川茂茂は将軍になる前の幼き頃、自分の影武者である人物が攫われた事を知り服部全蔵(はっとりぜんぞう)を始めとする若き御庭番見習い達と救出に向かいます。

そこで影武者を庇い深手を負った徳川茂茂は、自らを影武者として傷が癒えるまでの間御庭番として生活していました。忍びの使う武器「クナイ」の投げ方や、無駄とも思われる知識まで教わります。この時一緒に過ごした人たちを徳川茂茂は「友」と呼び続けます。

徳川茂茂と江戸の民

徳川茂茂は「江戸の民の暮らしを知りたい」と度々お忍びで江戸に遊びに行きます。一部抜粋してご紹介します。

【キャバクラ】

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「徳川茂茂」の初登場回で、お妙(おたえ)の働いている「すまいる」に行きます。キャバクラの店員達が風邪でほぼ全員休んでいたため、助っ人として『万事屋』や猿飛あやめ等が「徳川茂茂」の接客を任されます。

将軍を楽しませようと始めた王様ゲームで、パンツ一枚になった「徳川茂茂」は最終的に全裸にまでなりますが、最後は「楽しかった」と笑顔を見せます。

【床屋】

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松平片栗虎が行きつけの床屋に漫画を返しに行く際、一緒だった「徳川茂茂」。江戸の民が通う床屋に興味を持った「徳川茂茂」は、その場の思いつきで髷を結って欲しいと頼みます。が、そこにいたのは床屋の主人に留守番を任された『万事屋』の3人でした。

床屋としての知識が全くない『万事屋』は思わぬミスを連発しますが、「徳川茂茂」は寛大な心で受け止め、江戸にある床屋の品質向上を誓い帰っていきます。

徳川茂茂の最後

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江戸幕府にある一橋派の「一橋喜喜(ひとつばしのぶのぶ)」は、天道衆の支配する江戸を自らのものにするべく『徳川茂茂』の暗殺を企てます。

異変に気付いた警察庁長官・松平片栗虎は御庭番衆を再集結させ、『徳川茂茂』の影武者を数人用意して各地に配属させます。それを一橋喜喜の味方である「鬼兵隊」や「宇宙海賊春雨・第七師団」等が競って襲撃します。

一時は殺されたと思われていた『徳川茂茂』ですが、服部全蔵が伊賀の里に逃がしそのまま匿われていたために生きていました。その後、伊賀の里にて激しい戦闘になります。「万事屋」や「真撰組」の近藤勲(こんどういさお)、土方十四郎(ひじかたとうしろう)達が最後まで『徳川茂茂』を守り抜きます。

ですが「一橋喜喜」が天道衆に寝返り、将軍の座を奪われてしまいます。こうして江戸に居場所の無くなった『徳川茂茂』は、新政権樹立の為に京の町に身を移します。

京にて元忠臣や、かつての友人達が『徳川茂茂』の元に集まりつつあった時、幼馴染であった友人が『徳川茂茂』と握手をした際に毒針を刺します。残された短い時間で妹のそよの元へ行き、そよの膝の上で『徳川茂茂』は息を引き取ります。

徳川茂茂の声優

アニメ「銀魂」で徳川茂茂の声を担当したのは『小野友樹(おのゆうき)』です。代表作は火神大我(黒子のバスケ)、東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない)、門脇秀吾(バッテリー)等です。

実写版・徳川茂茂

実写版・映画「銀魂2-掟は破るためにこそある-」で徳川茂茂を演じたのは『勝地涼(かつじりょう)』です。

見た目はもちろんのこと、『勝地涼』は役作りのために身体を鍛えていて、全裸で走るという際どいシーンも原作に忠実にこなします。

徳川茂茂の名言・名シーン

『徳川茂茂』の感動の名シーン、名セリフをご紹介します。

「将軍の努めとはその身を賭して、民と国を守る事だ」

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まだ幼かった徳川茂茂が、将軍を守るために忍術を学ぶ学校に通っていた服部全蔵等に言った一言です。

この言葉の通り、大人になってからも江戸に住む民の事を思う徳川茂茂は、生まれながらにして誠実で良き将軍としての素質があったのだと感心させられるシーンです。

「ただの兄に戻っても、おまえの淹れた茶はやっぱりぬるいなぁ」

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将軍の座を追われた徳川茂茂が、妹のそよ姫に向けて言ったセリフです。

この時身体が毒に侵されていたはずの徳川茂茂ですが、何もなかったように振舞い笑顔を見せます。「将軍・徳川茂茂」ではなく『ただの・徳川茂茂』として、この言葉を最後に亡くなります。

征夷大将軍・徳川茂茂

民と国の事を思い、友や家族を愛した徳川茂茂。始めはお飾りの将軍だったとは言え、その心は真っすぐで誠意溢れるものでした。

徳川茂茂の死亡を受けて、国葬が行われた際に多くの人々が涙を流しました。最後は「将軍」という立場ではなかったのですが、どれほど愛されていたのかが良くわかります。