【鋼の錬金術師】エドワード・エルリックの過去や様々な魅力について紹介!

「鋼の錬金術師」の主人公のひとりがエドワード・エルリックです。錬金術を巡り、弟のアルフォンスと共に旅をすることで成長をし続けました。そんなエドワードの性格や過去、能力などについて詳しく紹介していきます。

エドワード・エルリックの基本情報

【鋼の錬金術師】エドワード・エルリックの過去や様々な魅力について紹介!

『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワード・エルリックの特徴

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

人体錬成を行う

エドワードは、母親を病気で亡くしてしまいます。そこで、禁忌とされている人体錬成を弟のアルフォンスと行うことに。人体錬成は、失敗し代価として左足を持っていかれることになりました。

更にアルフォンスは、全てを持っていかれそうになり、それを取り戻すために右腕を代価として差し出すことに。そして、どうにか魂だけは取り戻すことができ、側にあった鎧に定着させることに成功します。

そこから、アルフォンスの肉体を取り戻すための旅に出ることになりました。

国家錬金術師

エドワードは、アルフォンスの肉体を取り戻す旅をするためには、国家錬金術師になることをマスタングに勧められます。

国家錬金術師になるということは、国家の犬である軍人になることでもあるので、嫌がっていたのですが、情報を得るためには仕方がないと、国家錬金術師の試験をパスすることに。そこから「鋼の錬金術師」として生きていくことになりました。

人柱に選ばれる

エドワードたちが旅を続ければ続けるほど、国家の闇で暗躍する者の活動が目立ってきます。それが、ホムンクルスたちで、お父様の命令で動いていました。

目的は、人柱となる人物の選別とその者たちの確保です。エドワードも人柱に選ばれ、来る時まで監視され、誘導されるかのように、お父様の待つ中央司令部の地下へと向かうことになりました。

フラスコの中の小人との死闘

お父様の正体であるフラスコの中の小人の目的は、神を超える存在になること。そのために星を巻き込んでの錬成陣が組まれ、人類と最後の戦いを繰り広げました。

エドワードは、戦いの中心に立ち、たくさんの人間の力を借り、フラスコの中の小人に総攻撃を仕掛けることに。しかし、エドワードの右腕が破壊され、左腕は鉄骨に突き刺さり身動きが取れない状態になります。

そこで、アルフォンスは自らの魂を代価として、エドワードの右腕を元に戻すと、形成は逆転。フラスコの中の小人を倒すことに成功しました。

錬金術が使えなくなる

フラスコの中の小人を倒したエドワードでしたが、アルフォンスを取り戻すために最後の錬金術を使います。自らを代価として、人体錬成を行うと、真理の扉の前に立たされることに。

そこでは、門番が弟を取り戻すために何を代価にするのか?と質問します。そこで、エドワードが下した決断は、自らの真理の扉を差し出すことでした。

真理の扉を差し出すということは、二度と錬金術師を使えなくなるということ。エドワードは、それを承知で差し出すと、アルフォンスは元の肉体を取り戻すことができたのです。

世界を旅する

錬金術を失ったエドワードでしたが、アルフォンスを取り戻した後も旅に出ることになります。その理由は、錬金術に困っている人間を救うためです。

世界にはまだ知らない錬金術の謎があるかもしれないので、アルフォンスと協力して、探すことにしました。

エドワード・エルリックの性格

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

強気でイケイケ

エドワードの性格は、いつも強気で相手が年上だろうが、身分が上だろうが、お構いなしです。言いたいことをズバズバと口にして、イケイケ感があります。

そのため、いろんな人間を怒らせるてばかりいるので、アルフォンスがフォローに回っているところも。

エドワード・エルリックの能力

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードの能力は、錬成陣無しでも錬金術が使えるところにあります。これは、人体錬成を行った代償で肉体を失うことで得た力ですが、かなり強力なものです。

地面や壁などから武器を精製して、攻撃することを得意とし、オートメールによって武器化した右手を使い接近戦にも対応しています。攻守共にバランスが取れた強さを持っているので、いろんな能力を持つ敵を前にしても、対処することができるのです。

エドワード・エルリックの家族関係

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードは、父親と母親と弟の4人家族です。父親のホーエンハイムは、家にいることがほとんど無く、母親が死んだ時も帰ってこなかったため、険悪な仲となっています。

しかし、ホーエンハイムと再開して一緒に過ごす時間がたくさんできることで、理解するようになり、距離が近くなりました。

弟のアルフォンスは、目的のために旅を共にしているので、信頼関係はもちろんのこと、命を掛けてお互いを助ける覚悟があります。母親に対しては、優しく大好きな思い出しかありません。

エドワード・エルリックの声優は朴璐美さん

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードの声優を担当しているのは、朴璐美さんです。

エドワード以外にも「∀ガンダム」のロラン・セアック、「BLEACH」の日番谷冬獅郎、「うえきの法則」の植木耕助、「NANA」の大崎ナナ、「トリコ」の小松、「進撃の巨人」のハンジ・ゾエ、「NARUTO-ナルト-」のテマリ、「戦国BASARA」の上杉謙信、「シャーマンキング」の道蓮なども担当しています。

エドワード・エルリックの名セリフ・名シーン

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードには、主人公らしい苦悩に満ちたセリフや熱いセリフがあるので紹介していきます。

「人間なんだよ たった一人の女の子さえ助けてやれない ちっぽけな人間だ」

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

錬金術によって、合成獣となってしまったニーナを救うことができなかった時に漏らした言葉です。万能と思える錬金術でもできないこともある、そんな無力さを感じさせる言葉でもあります。

「お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

ウィンリーが両親の仇であるスカーに銃を構え、引き金を引くか悩んでいる時、エドワードが止めに入ります。

そして、このような言葉を掛けるのですが、ウィンリーもウィンリーの両親も人のために自らの技術を使い、幸せにしてきたので、その手を汚して欲しくなかったのでしょう。

「錬金術が無くてもみんながいるさ」

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードは、アルフォンスを取り戻すために、自らの真理の扉を差し出し、錬金術が使えなくなることを告げられますが、明るくこのように返しました。旅に出たことにより、多くの人間との絆を作ることができた結果だとも思えます。

「等価交換だ 俺の人生半分やるから おまえの人生半分くれ!」

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新たな旅に出る前に、ウィンリィに向かいこのようにプロポーズをしました。いかにも錬金術師らしい不器用なプロポーズに対して、ウィンリィも半分と言わず全部くれてやるわよと返します。

エドワードが緊張して話しているのに対して、あっさりと承諾するウィンリィの姿にもくすっとしてしまいます。

エドワード・エルリックは錬金術に固執しなかった!

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

エドワードは、母親を生き返らせるために興味本位で行ってしまった人体錬成により、人生が大きく狂ってしまうことになりました。しかし、そこからアルフォンスの身体を取り戻す旅に出たことで、多くの人間に出会い、自身を成長させることになったのです。

最後は、己の錬金術を代価として、アルフォンスの身体を取り戻すのですが、そこに後悔はありませんでした。錬金術など無くても生きていける!それがエドワードの出した答えだったのでしょう。