【鋼の錬金術師】ジャン・ハボックの名シーン・名言!実は優秀な部下!

今回は鋼の錬金術師に登場するジャン・ハボックについてご紹介します。

ハボックはくわえタバコがトレードマークでロイ・マスタングの部下です。

性格はのらりくらりとした性格ですが、軍人としての身体能力の高さ、公私の分別などがあり、「やるときはやる男」であることが言えます。

この記事ではそんなジャン・ハボックの作中の活躍や、名シーン、名言などについて解説していきたいと思います。

ジャン・ハボックの基本情報

フルネーム ジャン・ハボック
階級 准尉(士官学校卒業時)→少尉(ロイ・マスタング部下)
年齢 20代前半
親友 ハイマンス・ブレダ
声優 松本保典(2003年版)うえだゆうじ(FA版)
好きなもの たばこ、巨乳
初登場 原作2巻

ジャン・ハボックは2巻のはじめが初登場で、階級は少尉です。

年齢については明記されておらず、リザより年下であるだろうということから20代前半と考えられます。

親友はハイマンス・ブレダ(少尉)で士官学校から付き合いがあります。

ブレダはハボックのことをハボとあだ名で読んだり、負傷した際には上官であるマスタング大佐に医師の情報を与え、捜索の許可を願い出たりとハボックのことをとても大切な友と考えていることがわかります。

ハボックの声優は?

声優は2003年版のアニメでは松本保典さんが演じています。

他のキャラクターは国民的人気アニメの「サザエさん」の波野ノリスケ、ドラえもんの野比のび太の父親の野比のび助を演じています。

新アニメ版はうえだゆうじさんが演じており、「るろうに剣心」の相楽左之助や「ポケットモンスターシリーズ」のタケシを演じています。

ハボックはたばこと巨乳好き?

好きなものはたばこと巨乳でたばこはハイライトを吸っています。入院した際には一日一本と医者に許可をもらうなど愛煙家であることがわかります。ちなみに、2003年版のアニメではマスタング大佐にたばこを取り上げられそうになります。

ハボックの性格については前述したとおりのらりくらりとした性格のせいか、上官からの受けがあまり良くないです。

しかし、マスタング大佐には頼りにされています。

これは、ハボックの身体能力や真面目さから得られたものであります。ちなみに主人公のエドワード・エルリックに対し、「鋼の大将」とあだ名で呼んだり、年下や下官からは慕われている印象です。

また、女性に対してとても紳士です。

花束を用意したり、女性とデートする前にはたばこをやめるなど好印象です。ただ女性運が悪く、セントラルに移動になった為、別れてしまったことや、敵の色欲のホムンクルス・ラストに罠にはめられ、脊髄損傷の重症を負ってしまうなど女性運の悪さがうかがえます。

ラストはマスタング大佐の情報収集のために近づいてきますが、ハボックは情報を流さないなど公私の分別がしっかりしています。

怪我を機に軍からは退役し、実家の雑貨屋をするものの、「約束の日」には武器などを支援し陰から支えました。

最後の戦い以後にアニメ版では、ドクターマルコーの賢者の石によって完治しています。原作ではハボックがリハビリに取り組む写真が描かれており、完治した描写ではありません。

ジャン・ハボックの名シーン・名言

ハボックの名シーンや名言について振り返ります。

名シーン1:捨てていけよ!!置いて行けよ!!

捨てていけよ!!置いて行けよ!!
あんたこんな下っ端にかまってる暇あんのかよ!!
ヒューズ准将との約束があるんだろが!!
(鋼の錬金術師11巻44話「名前のない墓」より引用)

このシーンはハボックが負傷し、軍から退役する際に上官であるマスタング大佐に覚悟を決めさせた大事なシーンでもあります。

この後、マスタング大佐は「置いていくから、追いついてこい。私は先に行く」と言い残し、怪我が完治しないまま職務に復帰します。

上官であるマスタング大佐にハボックは強い口調を使ったことで、マスタング大佐の心を鼓舞しました。また、マスタング大佐の返答も素晴らしく、ハボックとの信頼関係があってこその名シーンです。

名シーン2:で?お支払いは?

(ハボック)
愛されて80年あなたの町のハボック雑貨店!
パンツのゴムから装甲車まで電話一本でいつでもどこでもお届け参上!
で?お支払いは?
(マスタング)
出世払いだ、ツケとけ。
(鋼の錬金術師22巻89話「戦士の帰還」より引用)

このシーンは戦線離脱していたハボックが久しぶりに出てきたシーンです。

仲間のピンチに自分ができることを考え、武器の支援などを行いました。ハボックのユーモアある言葉が彼のひととなりを表していて、ほっこりしてしまいます。

かなり巻数が空いての登場だったので驚かれた方も多かったのではないでしょうか?マスタング大佐の返答のも先ほど紹介した名シーン1の「先にいく」という言葉に通ずるものがあります。

見た目に騙されるな!!ジャン・ハボックはやる男!

ジャン・ハボックは途中で戦線離脱し出番は少なくなるものの、最後まであきらめず自分のできることに奔走します。

のらりくらりした性格でありながら、女性に紳士的な面と根は真面目でリハビリなどに真摯に取り組む姿はとてもかっこよく、魅力的なキャラクターです。

マスタング大佐との信頼関係、親友のブレダとの関わり方などに注目してみてみると、よりハボックの良さがわかるのではないでしょうか?