【ハイキュー!!】影山飛雄がかっこいい!声優や名言についても解説!

「ハイキュー!!」にて烏野高校のセッターを務める影山飛雄とは、一体どんな人物なのでしょうか?

「ハイキュー!!」のもう1人の主人公として活躍している影山飛雄のことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて影山飛雄の性格や人間関係、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。

影山飛雄の基本情報

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©古舘春一/集英社

影山飛雄の特徴

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影山飛雄はサラサラの髪に少しきつめな目つきが特徴です。アニメでは髪の色は真っ黒とされています。身長は高めの187.9cmで部内でも上位の身長を誇っています。学校ではよく飲むヨーグルトを自販機で買っており、お気に入りの様子です。好物はポークカレー温卵のせという男子高校せいらしいガッツリとしたメニューを好んでいます。合宿の際も日向翔陽と張り合って食べていたりするところを見ても食事の量も多めなようです。

最近の悩みは動物に嫌われている様な気がするという何とも可愛い悩みです。影山飛雄は目つきが鋭いため、動物も怖がってしまうのかもしれません。一見クールに見える影山飛雄ですが、動物のことを気にするなど根は優しい性格です。

影山飛雄の性格

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影山飛雄一言でいうのならば凄くストイックです。バレーに関しては、自分には勿論厳しいですが仲間にも厳しい一面もあります。何かこれは違うということがあれば先輩だろうと物怖じせずに言ってしまいます。しかし、それはチームを強くしたい、勝ち進みたいという気持ちの表れでもあるので、烏野高校のメンバーはそれぞれの受け止め方で影山飛雄の言葉を受け入れてくれています。

元々はバレーも自分1人で何でもやれればいいのにと自分勝手な考えを持っていた影山飛雄ですが、烏野高校に入学してからはチームメイトからの信頼や居心地が何かを変えたのか、自分から積極的にチームメイトに自分のトスはどうだったかなどコミュニケーションを取りにいくようになりました。

バレーに関してはサインもすぐ覚えられたり、セッターとして誰にどの位置でトスを上げるかなど頭の回転が速いですが、普通の学校のテストになると赤点になったりとバレー以外には興味がないのでしょう。せっかくの東京での合同合宿も補修になってしまい日向翔陽と共に補修を受けてから合宿に参加しています。

影山飛雄と日向翔陽

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日向翔陽とは中学校3年生の時の大会で対戦した時が初対面です。試合の際に見た日向翔陽のずば抜けた身体能力とセンス、勝利への執念に感動していました。恐らく影山飛雄がチームメイトに求めていたものだったのでしょう。しかし、そんな良い物を持っていながら環境故に生かしきれていないことに怒りを覚えてる様子でした。その後2人は烏野高校で再会しますが最初は凄く仲が悪く一緒に澤村大地に部から締め出されたりしていました。

日向翔陽と共に練習していくうちに、日向翔陽の純粋で素直な性格と、影山飛雄が感動も覚えた身体能力を自分のトスで生かそうと決め、後に強豪校からも警戒される変人速攻を生み出します。

最初は影山飛雄にとって日向翔陽は嫌な存在だったのですが、一緒に練習したり試合をしていくうちにいつの間にか、相棒のような存在になっていたのです。

影山飛雄の過去

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影山飛雄は小学校2年生の時からバレーを始めており、本人の努力と元々持ち合わせていただろう才能が開花しいつしか天才セッターと呼ばれるようになっていました。機械のように正確なトスと高い動体視力、そして勝利への執念によってブロックに捕まらないために早い攻撃を好むようになります。それを中学校時代のチームメイトにも自分についてくるよう強要し始めてしまい、チームメイトからつけられたコート上の王様という呼び名が広まっていきました。

他校からすればその技術故の異名なのだと思われていたのですが、実際は皮肉によってつけられたものだったのです。意味が違うということが他校にも知られたのは中学校最後の試合です。いつものように早さに囚われた影山飛雄はチームメイトが早さについてこれないことに怒りを覚えながらプレーをしていたのですが、ついに影山飛雄の上げたトスをチームメイトに無視され誰も影山飛雄についてこなくなりました。しまいにはベンチに下げられてしまいました。

この試合を見ていた他校の生徒もコート上の王様がどういう意味なのか理解しました。後に月島蛍にも嫌味として言われています。この出来事は影山飛雄にとってトラウマになり日向翔陽と出会ったことによって克服していきました。

影山飛雄の声優

影山飛雄の声は、石川界人さんです。プロ・フィットに所属し、東京都生まれの声優さんです。

代表作はアニメでは、2014年~2016年「テラフォーマーズ」のマルコス・エリングラッド・ガルシア、2016年~2020年「僕のヒーローアカデミア」の飯田天哉、2019年「ダンベル何キロ持てる?」の街雄鳴造があります。ゲーム作品では、「殺し屋とストロベリー」のイズナ、「ウインドボーイズ!」の辻玲音があります。他にも映画の吹き替えやラジオなど幅広く活躍しています。

影山飛雄の名セリフ・名シーン

ここでは、影山飛雄の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。

「スパイカーの前の壁を切り開く、その為のセッターだ」

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日向翔陽は高校入学当初、身長が低くまだ技術もなかったため、練習試合でブロックに止められてばかりでした。月島蛍に人には向き不向きがある、気持ちで身長差は埋まらないと言われたときに、日向翔陽の言動や身体能力を思い出し、ブロックを躱す方法に切り替えました。言葉通りどうしてもブロックに捕まりやすい日向翔陽の道を切り開いていきました。

「良いか日向、お前は最強の囮だ」

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後に日向翔陽が最強の囮として強豪校にもマークされるようにまでなり、日向翔陽も自分が最強の囮ということに誇りを持つようになります。

そのきっかけを作ってくれたのが、日向翔陽の相棒であり入学当初からぶつかりながらも一緒に戦ってきた影山飛雄なのです。身長に恵まれず技術も拙かった日向翔陽に、皆と同等もしくはそれ以上に活躍し身体能力を活かす戦い方を影山飛雄が無意識に導いたのでしょう。

「俺がいればお前は最強だ」

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日向翔陽の変人速攻は日向翔陽にとって唯一、自分より上手い人や背の高い人と同等に戦える武器。日向翔陽1人では敵わない相手がほとんどでしょうが、影山飛雄がいることで日向翔陽は強豪校からも恐れられる最強の囮になれるのです。まさに相棒といった感じですね。

「俺が何かに絶望するとしたらバレーができなくなった時だけだ」

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白鳥沢学園との試合後半、体力も限界に近い中での白鳥沢のデュースになった際に、天童覚からバテバテセッターくんには絶望のデュースかな?と煽られた際に言った台詞です。影山飛雄はこの試合までに敗北も仲間からの信頼を失う恐怖も乗り越えてきています。そんな影山飛雄にとってはまだ負ける可能性がある状況であれば絶望している暇もないくらい試合に夢中になれるのでしょう。

「このチームでもっと上へ行きたかったです」

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全国大会での鴎台高校との試合に負け、3年生は引退となりました。これからもっと先に進めると3年生からの言葉を聞いた影山飛雄が言った台詞です。

入学当初、全部1人でやれればいいのにと自分中心に考え中学校時代には、コート上の王様とまで呼ばれていた影山飛雄にとって、3年生がいたこの烏野というチームが自分を変えてくれた思い入れの深い大切なチームだったのでしょう。この言葉を聞いた同じセッターの菅原孝支は思わず涙していました。

影山飛雄は超ストイックな、烏野の天才セッター!

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もう影山飛雄のことを皮肉を込めてコート上の王様を呼ぶ者はいません。影山飛雄にとって烏野高校に入学したことが人生の転機だったのでしょう。

自分中心だった影山飛雄がチームメイトに打ち解けていき、試合に臨む姿は多くの読者の心に残ったのではないでしょうか。