『ヒロアカ』で、死柄木弔の前にオール・フォー・ワンの置き土産として突如現れたギガントマキアは一体どのような人物だったのでしょうか。
ここからはギガントマキアの過去や彼の正体について記述していきます。
ギガントマキアの基本情報
名前 | 不明 |
性別 | 男 |
敵名 | ギガントマキア |
個性 | 複数持っている |
所属 | オール・フォー・ワンの忠実な部下 |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第219話「ゴー!スライディンゴー!」 |
その他 |
ギガントマキアの特徴
岩のような大きな身体を持つ男で、顎がしゃくれておりゴツゴツとした石のようになっています。
死柄木たちの前に突如として現れた時には、オール・フォー・ワンという絶対的な主を失った悲しみと、目の前にいる死柄木がかつて自分が尊敬していたオール・フォー・ワンとは比べ物にならないくらいに弱い存在だと認識していたようで、常に涙を流していました。死柄木があまりにも弱すぎるという絶望からなのか、死柄木たちに容赦ない鉄拳を浴びせますが、これを”ドクター”がラジカセのような音声危機を通してオール・フォー・ワンの声を流すことで沈めています。このシーンだけでもどれほど彼がオール・フォー・ワンを慕っているかが読み取れます。
死柄木たちを常に攻撃し続けるギガントマキアですが、彼の敵はあくまでのオール・フォー・ワンの後継者として存在している死柄木でした。その他の連合の仲間たちが攻撃をしようが逃げようが彼には関係がなかったようです。また、48時間と44分間戦い続け3時間ほど睡眠をとれば回復するという驚異的で人間離れしている敵です。さらには新潟県から愛知県までの距離をあっという間に移動してしまうなど、かなりの身体能力の高さが伺えます。
オール・フォー・ワンが前線にいた頃に、彼が最も信頼している人間の1人がギガントマキアでした。さらに、肉体的な改造をすることなく複数の個性を持つことに適応しています。少し勝手が違いますがこれはデクと通じる部分があります。
ギガントマキアの性格
オール・フォー・ワンの声の流れたラジカセに対してすりよっていったり、死柄木を後継として認めてなかったりと自分が認めた人物に対しては忠誠を誓うようです。しかし、その忠誠心があまりにも強すぎるが故に死柄木の事を認められないという気持ちが彼にはあるようでした。
死柄木弔オリジン後は、自分の過去と記憶を乗り越えて力が増し、何もない更地のような場所に立つ死柄木を見て「後継……!」と言いながら涙を流しているシーンもあります。かつてオール・フォー・ワンの部下として支え続けたギガントマキアが死柄木の力を認め、後継であると認識した瞬間でした。
ギガントマキアの過去
オール・フォー・ワンに忠誠を誓っており、過去にはボディーガードとしてオール・フォー・ワンを支えていました。
また、第144話の切島が過去の回想をしている場面にもギガントマキアは登場します。一般の学生のヒーロー事務所を訪ねているところを切島は目撃していましたが、彼はギガントマキアの風貌が恐ろしく感じてしまい、助けに入ることができませんでした。切島の代わりに助けに入った芦戸はギガントマキアに対しヒーロー事務所の場所を即座に教えていました。この後一般人を襲うことなくまっすぐヒーロー事務所に向かっていたようなので(場所は芦戸の嘘でしたが)、この時のギガントマキアにはヒーロー事務所の場所を聞きたい以外に他意はなかったようです。
ギガントマキアの名言・名シーン
ここからはギガントマキアの名言や名シーンについてご紹介していきます。
「受け入れたいのに だめだAFO俺にはこいつ受け入れられない」
オール・フォー・ワンから自身の後継となるであろう死柄木の話はある程度聞いていたのでしょう。彼も彼なりに彼の中で死柄木という存在を受け入れて、かつでオール・フォー・ワンに仕えた頃のように忠誠を誓うつもりでいたのかもしれません。しかし、死柄木があまりにも弱すぎるために涙を流しながらこの言葉を口にしました。
「後継……!」
死柄木が過去の自分を乗り越えて潜んでいた力を発揮したその時、それを目撃したギガントマキアは紛れもなく彼がオール・フォー・ワンの後継であることを認識します。ここでも彼は涙を流しながら今度は死柄木への忠誠をこの場で誓っていたのでしょう。
忠誠心が強すぎる大男!
ギガントマキアの忠誠心というのは見た目だけでは計り知れないほどのものでした。彼が忠誠を誓い、その力を上手く利用することができれば死柄木が本当にオール・フォー・ワンの代わりとして敵のトップに立つことは間違いないでしょう。
ギガントマキアは狂信ともいえるほどにオール・フォー・ワンを慕っています。彼が何故オール・フォー・ワンの信頼できる部下としての立場を得たのかそれは明かされてはいませんが、それほどまでに尊敬するに値するオール・フォー・ワンはやはりすごい人物なのだと再確認させてくれました。