【北斗の拳】リュウガは北斗に匹敵する強さ?性格や能力などを紹介!

「北斗の拳」に登場するリュウガは、ラオウから絶大な信頼を受けている部下で、強さもケンシロウに引けを取りません。

リュウガは、登場してから死ぬまでの間が僅かなため、謎めいているところが多いです。そんなリュウガの性格や強さ、名場面や名シーンをまとめて紹介していきたいと思います。

リュウガの基本情報

【北斗の拳】リュウガは北斗に匹敵する強さ?性格や能力などを紹介!

リュウガの特徴

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リュウガは、拳王軍の将軍として、ラオウのために貢献しています。それは、天狼星の宿命として、時代の覇者となる者に相応しい人物かを見抜くためでもありました。ラオウ直属の部下だけあって、強さも飛び抜けています。

実の妹はユリアで、異母兄弟がジュウザなので、南斗聖拳を使うのかと思われますが、泰山天狼拳という独自の拳法を使います。拳の速さと鋭さに、受けた相手は、死にながら冷たさを感じてしまうほどです。

北斗神拳伝承者である、ケンシロウとの手合わせをラオウに強く懇願するのですが、時代の覇者はラオウかケンシロウなのかと見極めるためでもありました。

リュウガの性格

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リュウガは、自らの宿命を守り通すことを絶対としている真面目な性格です。ラオウが覇者に相応しいかを見極めるために、部下としてもしっかりと勤めを果たしていました。そのためには、力の無い人間を殺すことになっても、顔色ひとつ変えません。

しかし、本当はやさしい性格の持ち主でもあるので、自分が行ってきた行為を悔いている部分もあります。時折見せる寂しそうな表情は、そんなリュウガの気持ちを現しているかのようです。

リュウガの能力

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リュウガの使う拳法は、泰山天狼拳と言って北斗でも南斗でもありません。そのため師匠や兄弟子などは存在せず、孤独な拳士としてひとりで強さを極めていきました。泰山天狼拳は、硬く鋭い指先を使い相手の肉を削ぎ落してしまいます。

あまりもの速さゆえに、傷口からは血が出ることはなく、冷気を感じてしまうほどです。そのため、技を受けた相手は「寒い」「つべたい」と口にしています。

リュウガの弱点

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リュウガの弱点は、完全に悪になりきれないというところです。どんなに非情に振る舞おうとしても、ぎりぎりのところで踏みとどまります。そのため、ラオウのように覇者となる器ではないことも自分で悟っているようです。

リュウガの家族

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リュウガの家族には、妹のユリアがいます。そして、雲のジュウザとは異母兄弟です。南斗の正統血統ではないので、泰山天狼拳はひとりで作り上げた拳法となります。

リュウガとケンシロウ

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リュウガとケンシロウは、宿命ゆえに戦うことになります。リュウガはラオウの部下でしたが、時代の覇者となるのは、ラオウかケンシロウかを見極める必要があったのです。

ケンシロウは、ユリアの兄ということは知らずに本気で拳を振るいました。そして、リュウガの泰山天狼拳はケンシロウに通用せず、北斗神拳によって倒されることになります。しかし、リュウガはケンシロウとの戦いの前に、自らの腹を切っていたのです。

自らの役目が終わったということを戦う前に悟っての行動であり、ケンシロウに全てを託す覚悟がそこにはありました。

リュウガの最後

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リュウガは、天狼としての宿命を全うしてケンシロウに想いを託すと、安心したかのように力尽きました。その時ケンシロウは、リュウガがユリアの兄だということを初めて知り、驚きを隠せません。

そして、リュウガの想いや宿命を知っているトキは、ケンシロウに諭すように語りました。そこから、自らの最後が迫っていることを悟ると、リュウガを抱きかかえて一緒に力尽きました。それを見たケンシロウは、リュウガとトキの生き様を心で感じ、ラオウと戦う決意を一層強くしていきます。

リュウガの声優

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リュウガの声優を担当したのは、堀秀行さんです。父親は俳優で、母親は宝塚出身という芸能一家で、そんな両親に反発するかのように家出をすると、板前を目指します。しかし、これは天職はないと感じ劇団に所属すると、青二プロダクションの関係者の出会い、声優の仕事を始めることになりました。

リュウガ以外の代表作は、「キン肉マン」のウォーズマン、「聖闘士星矢」のフェニックス一輝、「魁!男塾」の剣桃太郎、「DRAGON QUEST ダイの大冒険」のヒュンケル、「ドラゴンボールZ」のギニューなどがあります。

リュウガの名台詞

リュウガには、武人としての生き様を象徴するような名台詞があるので紹介していきます。

「もし許されるなら ケンシロウとの戦いを!」

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ラオウがリュウガの功績を称えて、褒美はないか?ということに対しての返答です。この言葉は、天狼の星の宿命としての生き様を現しています。ケンシロウと真剣勝負をすることで、覇者としてラオウとケンシロウのどちらが相応しいのか、を命がけで見極めようとしているのです。

「お前を選んだ わが妹 ユリアの目に 狂いはなかった!」

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死に際に語る言葉には、どこかやさしい雰囲気が漂います。ユリアの名前を出すことで、ケンシロウとの距離が一気に縮まり、思い残すことは何も無いというう様子が男らしいです。この男ならたくさんの人間を救ってくれる!そういうリュウガの想いもこの言葉に詰まっています。

リュウガは妹想いの心優しい戦士!

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リュウガは、天狼の星としての宿命を全うするために、その身を捧げてラオウとケンシロウのどちらが世紀末の覇者になるのかを見届けました。そのために、本来のやさしい性格を曲げてまで、あえて非情に振る舞っていたのです。

ケンシロウと出会うことで、荒廃した世界を変えてくれる人物だと確信し、命を落とすことになりますが、最後も印象深いものになりました。