【ワンピース】マキノの謎にせまる！赤ちゃんの父親は誰？特徴・声優も紹介！

国民的人気漫画「ONE PIECE（ワンピース）」も連載20年を超え、そのストーリーもますます勢い付いてきました。長期連載の中で第1話から登場しているキャラクターといえばあまり多くはありません。

マキノは主要人物とまでは呼べないまでも、存在感を放ち続けるキャラクターの一人です。登場話数は10話にも満たず本編では長らく活躍を見せていませんが、物語が進むにつれて重要なキーパーソンとなりつつあることをご存じでしょうか。

今回はマキノの基本情報と合わせて、今後のストーリー展開にも関わりうる謎をご紹介したいと思います。

マキノの基本情報

マキノの特徴

黒髪のショートヘアにバンダナを巻き、大きな黒い瞳が特徴的な女性です。ロングスカートですが足元はスニーカーが定番で、酒場で仕事のしやすい服装をしています。かわいらしい容姿に加えて、明るい表情も彼女の魅力のひとつですね。

強烈なキャラクターたちが登場するワンピースにおいてはあまり特徴がないとも言えますが、親近感のある雰囲気は読者に一定の人気があるようです。

マキノの性格

外見通り明るく面倒見のよい性格をしています。幼少期のルフィたちに礼儀作法や常識を教えるなど、お姉さん気質で世話好きな様子が伺えます。一方で、港町の酒場の女店主として、時には荒くれ者にもはっきりと物を言える度胸も持っています。第１話ではシャンクスのことを「船長さん」と親しげに呼ぶなど、海賊だからといって差別することのない朗らかな心の持ち主です。

マキノの登場シーン

第１話から登場しています。ルフィの故郷フーシャ村の住人ということもあって、シャンクスを始めエース、ガープ達主要人物に深く関わっているキャラクターの一人です。その後は特に出番はなく、ルフィの幼少期の回想シーンでまとまった登場を見せるものの、お姉さん的存在以上の役割はありませんでした。ところが、６１４話の扉絵で幼い赤ちゃんを抱いている姿で再登場し大きな反響を呼びました。

マキノの家族

読者の間では「赤ちゃんの父親は誰だ」「マキノの旦那はあの人に違いない」と様々な憶測が飛び交っています。読者からの質問コーナーSBSで、尾田栄一郎先生ご本人が「マキノさんも母親になった」と答えておりますので実の子であることは間違いありません。父親については「やはり、あの人かなー。あの人だろうなー。」と意味深なコメントを残しており、その口ぶりから重要人物に違いないと話題になりました。

読者の間では、シャンクス、エース、サボが有力候補として推測されているようです。

シャンクスに関しては、カラー版漫画で赤ちゃんの髪が赤い色に見えることから最有力候補と噂されました。しかしながらマキノが出産したであろう時期の前後、シャンクスは新世界におりフーシャ村まで危険を冒してやってくる可能性は少ないとの指摘もあります。赤ちゃんの髪の色はアニメ版ではマキノと同じ黒色になっており、決定的な証拠はまだ示されていません。

エースの場合はその行動に一定の空白期間があることから候補にあがっているようです。それでもやはり黒ひげ捜索の最中にマキノに会いに来ることは考えにくく、また海賊王の血を引く子供をこのように大っぴらに育てることは難しいのではと言われています。

一方でサボは、マキノと親しい関係でありつつ時期的・距離的にもフーシャ村へ訪れることが出来たキャラクターとして有力候補と見なされています。また子供の髪質や雰囲気がサボに似ているとの意見もあります。

マキノの声優

マキノの声優は大本 眞基子さんです。岡山県出身で、事務所はアトミックモンキーに所属しており、デビューから２０年以上の経歴を持つベテラン女性声優です。代表作に「星のカービィ」のカービィ、「コレクター・ユイ」の春日結があります。高い演技力で幅広い役柄をこなす実力は、マキノ役でも存分に発揮されています。

マキノの名台詞・名シーン

では次に、マキノの名台詞・名シーンをご紹介します。

「そうかしら　私はあんな事されても　平気で笑ってられる方がかっこいいと思うわ」

第１話で、山賊に水を掛けられても一切抵抗しなかったシャンクス達に対し、そのふがいなさを嘆くルフィに向けて答えたシーンです。この時点では19歳の少女であるマキノですが、当時から人の本質を見抜く聡明な女性であったことを読者に印象付けました。

「ふ～ん」

正確には台詞ではありませんが、かわいい表情が読者に人気のシーンです。「ルフィを助けてくれたシャンクスに挨拶に行くので、言い方を教えてほしい」という幼いエースにいたずらっぽくほほ笑む姿は、他のシーンとは違った彼女の一面を見せてくれました。

「手の届く距離で二人を救えなかったガープさんが………！！一番辛いに決まってるじゃない！！！」

マキノの名台詞として代表的な場面です。エースの死後フーシャ村を訪れたガープを「同じ場所にいて何故見殺しにした」と責め立てたダダンに向けた言葉です。すべての人の気持ちを思いやる優しい心がよく表れたシーンでしょう。この後、ルフィの気持ちに思いを馳せ涙してしまうシーンも印象的でした。

マキノは強く優しい女性。キーパーソンとしての活躍にも期待！

ルフィの大切な人の一人として人柄だけでも人気を集めていた彼女ですが、例の扉絵が発表されて以降はキーパーソンとしても期待されています。まだ決定的な情報が発表されていないだけに、かえって読者の話題をさらっているようです。

真相はあくまで尾田先生のみが知るところではありますが、こうしてストーリー展開を予想するのも作品の楽しみ方のひとつです。本編の登場は少ない彼女ですが、今後の再登場を期待して注目すべき人物であるのは間違いないでしょう。