【ジョジョ】グイード・ミスタの名言が刺さる！ワキガ疑惑や髪型の謎も！

「ジョジョの奇妙な冒険　第5部～黄金の風～」にて、ブチャラティ率いるギャングチームの一員であるグイード・ミスタ。「単純に生きる」ことをモットーとしていた明るい少年は、人助けをしたにも関わらずゴロツキの犯罪に巻き込まれ、人生を棒に振るところをブチャラティに救われました。物怖じせず楽天家、自分の思ったことを真っ直ぐに実行できるミスタは、ナランチャと並ぶチームのムードメーカーで、実は頼りになる男らしい存在です。

グイード・ミスタとセックス・ピストルズの基本情報

グイード・ミスタの特徴

どんな態勢からもピストルを打ち込めるしなやかなボディの持ち主。斜めにラインが入った青セーターは胸あたりまでの丈でヘソ出し、赤いトラ柄パンツにブーツという独特のスタイルで、頭にはヘルメットのような形状の帽子を被っています。この帽子は作中では一度も脱がれることがないので髪型は謎ですが、少年時代の姿から考察するに、おそらくかなり短髪なのではないでしょうか。この帽子には銃弾を入れておくことができるらしく、頭を振ればいつでも銃弾が出てきます。もしかしてスキンヘッドか？

また、チーム内一の黒目がちな目を持ち、何を考えているか分からないような印象がありますが、反面、意志の強さも感じます。ミスタのその目と、愛用のリボルバーで狙われると、もう逃げられそうにありません。

グイード・ミスタの性格

喜怒哀楽を惜しみなく表現し、自分の直感を信じて行動するミスタ。享楽的に生きているかと思えば、いざという時に見せる覚悟や、ピストルズらへの配慮、面倒見の良さが微笑ましかったり、ミスタの魅力はたくさんあります。新入りだったジョルノにも分け隔てなく接し、ジョルノの提案にもあっさりと乗って作戦を成功させてしまうシンプルな性格の持ち主です。見ていて気持ちのいい人物でしょう。

しかし、単純でありながらも物事の核心を捉え、舌戦を交えた戦いや、ピストルズへの的確な指示、そして仲間との絶妙な連携ができるのもミスタの魅力ある性格の醍醐味です。ミスタの「えっ？」と思わせる言動により、チーム内の雰囲気が変わるシーンも多々あります。実直なブチャラティやジョルノは、ミスタのオープンな性格に幾度も救われたのではないでしょうか。

セックス・ピストルズの特徴

グイード・ミスタのスタンドであるセックス・ピストルズは、6人からなるチーム編成のスタンドで、拳銃の中に住み、発射される弾丸を操作します。小人らには番号があり、各人に特徴ある性格と表情が備わっていて、1番は頼れるリーダー、2番はお調子者、3番は短気ないじめっ子、5番は泣き虫ないじめられっ子、6番は冷静沈着だけど実は熱い、7番はしっかりした副リーダーです。なお、4番はいません。後述しますが、ミスタは4を忌み嫌っており、4という数字が絡んでくると、いきなり弱気になってしまいます。

ピストルズはチームワーク能力を得意とし、意志ある発言でミスタや仲間に情報や助言を与えてくれます。お腹が空いたらわめく、腹が立ったら汚い言葉を吐く、いじめられたら泣いたりもする、そして「ペット」と言われたら気を悪くする…楽しくて頼れる存在です。

セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の名前の由来は、イングランド出身で反体制派のスタイルのパンク・ロックバンドです。後世のバンドやアート界にも多大な影響を与え、2006年にはロックの殿堂入りも果たしています。

グイード・ミスタは、４という数字が嫌い！

ミスタは、幼少期のときに聞いた4にまつわる不吉な話と、自身の悪い体験から、4をとにかく避けることをジンクスとしています。ケーキが4切になっていることに抗議したり、残弾が4発であること嘆いたり、手に持った銃弾4発を誰かに取らせようとしたり、戦いの中でも見せるそのうろたえようは病的なほどです。

ただ、ミスタは4を嫌っていますが、4という数字からは好かれているようで、ゴロツキに絡まれ時に自己防衛のために撃った弾丸が4発でいずれも命中していたり、ギアッチョ戦で小指が凍り4本指になったり、ノトーリアスB・I・G戦でピストルズが4体喰われそうになったりしています。4に絡まれるたびに苦悩するミスタがあまりにも人間らしくて、少し笑ってしまいます。

グイード・ミスタのワキガ疑惑！色っぽい仕草がサマになる？

ボスとの戦いの終盤、トリッシュの精神と入れ替わってしまい、見た目トリッシュ・精神はミスタという現象が起こります。その際トリッシュに、 「なによこの顔この体ーーッ!!　くっ、くさいッ!あたしすごくワキガ臭いわあーッ!!」と言われてしまい、ミスタワキガ疑惑が浮上しました。 ミスタが本当にワキガかどうかは疑惑のままですが、トリッシュは綺麗好きであることや、戦いの中ではシャワーや着替えは難しかったことなど、情状酌量ではないでしょうか。

入れ替わった２人は、トリッシュがリボルバーをぶっ放した（ように見えた）り、ミスタがしっとり色っぽくなった（ように見えた）りと、クライマックスで息を呑む戦いの中でも、またまたくすっと笑わせてくれます。ミスタはいつでも明るいアイコンなのです。

グイード・ミスタの声優について

アニメ版でのミスタの声優は、鳥海浩輔さんです。アーツビジョン所属。他にも、「黒子のバスケ」の若松孝輔役、「弱虫ペダル」の今泉俊輔役をされています。過去には、声優ユニット「P・K・O」を結成しCDの発売やライブ活動などを行ったり、書籍を発行したり、YouTubeチャンネルを開設したり、かなり活動的な声優さんです。

グイード・ミスタの名シーン・名言

ここでは、グイード・ミスタの名シーン・名言の紹介をしていきます。

「このまま地面にたたきつければブチ砕くことができるぜぇーーーッ　ちくしょおおおお　逃がすかああああああああああ」

ここでは、あえて、戦いの中からではなくスピンオフの話での名言を紹介したいと思います。ミスタそして仲間たちがブチャラティをどのように慕っていたか…もはや崇拝に近い敬慕とチームの仲間との絆が描かれた、いかにもギャングの青年らしいこの話は、ボスを倒した後の挿入話となっています。

スコリッピというスタンド使いは、死すべき運命にある者を石の形にして掘り出す能力を持っており、ミスタの前にブチャラティの石が現れる。その運命を知ったミスタは激しく動揺し、ピストルズと共にその石を破壊するよう奮闘します。最後には、ミスタ自らその石を抱えマンションの７階から落下し、石を粉々に割ることに成功しました。しかし、いくらスタンド使いで屈強な男でも、7階から落ちれば死は免れないかもしれない…スコリッピも驚いた、ミスタの必死さが伝わるシーンです。

ブチャラティを知れば知るほど、彼のその人格・包容力に惹かれ、彼の役に立ちたいと思うミスタとメンバーたちの思いが詰まったこの挿入話。心にすとんと落ちます。

天真爛漫さで数々のピンチを乗り越えるミスタ！ジョルノのナンバー２にふさわしい！

ミスタは喜怒哀楽がこぼれ落ちるようなあっけらかんとしたキャラクターで、チームの雰囲気を変えてしまうほどのムードメーカーでした。
また、セックス・ピストルズと共に数々の戦いを経験しますが、その中でのミスタはまた違った表情を見せてくれます。特に、覚悟を決めた時のカッコよさ、潔さには惚れ惚れします。

ミスタは、ジョルノが最初に連携を組んで戦ったメンバーであり、ミスタとジョルノが連携して戦うシーンが多い中、お互いに信頼関係を築いてきました。ミスタの覚悟を称賛し、ジョルノが正しい道に導く。この２人の相性は最強なのではないでしょうか。

ボスとの戦いは壮絶を極め、生き残ったのはジョルノとミスタだけでした。その後、ジョルノがブチャラティらの意思を心に新生パッショーネのトップとなった際も、ミスタは彼らしさを全開。周囲から、ミスタは事実上のナンバー２とみなされつつも、「2だと数字を掛け合わせたときに4になってしまう」という理由から、ナンバー２をポルナレフに譲ったようです。格上であるポルナレフへの配慮と、階級にこだわらない彼の性格をあらわしていますね。