【ジョジョ】空条承太郎がかっこいい！スタンドの能力は？名言や声優を紹介

ジョジョの第3部の主人公の空条承太郎。最強とも言えるスタンド「スタープラチナ」で敵のスタンド使いを倒しながらエジプトへ向かいます。そんな空条承太郎と「スタープラチナ」のスタンド能力や名台詞と名シーンにについてまとめていきます。

空条承太郎の基本情報

空条承太郎の特徴

「ジョジョ」シリーズの中でも特に人気で知名度のある主人公です。第2部「戦闘潮流」ジョセフ・ジョースターと妻のスージーQの孫で、父はジャズミュージシャンの空条貞夫とホリィの子供です。

モデルは実はクリント・イーストウッドです。好きな歌手は久保田利伸で、好きな映画は「ネバー・クライ・ウルフ」で、透明感のある色が好きです。好きな女の子のタイプは日本的な女性が好きで、うるさい女性は嫌いだったようです。

不良の空条承太郎

未成年でありますが、すでに飲酒と喫煙をしています。気性の荒さから頻繁に暴力事件を起こし、周囲からは不良と認識されています。その為、承太郎の通う高校の不良達から一目置かれる存在であり、顔の良さもあるのか女生徒の人気も高く、取り巻きのような女の子が登下校の際について来る程です。

空条承太郎の名前の由来

英表記は「Jotaro Kujo」の承太郎は、「ジョジョ」シリーズの主人公とだけあって、愛称がジョジョとなるように名付けられました。よって、真っ先に「条」「承」と、2つの「じょう」の音を繋げることを決めており、後の名前については漢和辞典を見て気に入ったものをくっつけたそうです。

ジョジョという呼び名は物語の序盤では何度か呼ばれていたようですが、徐々に下の名前である承太郎とだけ呼ばれるようになります。

空条承太郎の帽子

承太郎の被っている帽子はトレードマークであるが如く、登場した第3部から第6部の中でも僅かに3回しか脱ぐ場面がありません。原作者の荒木飛呂彦先生によると、実際に頭と一体化しているように描いてるそうです。理由としては、帽子を脱がないので後ろから見ても必ずその姿が承太郎であると分かる為にしたとのことです。原作者の思う通り、帽子は承太郎のモチーフとなりました。

空条承太郎の性格

頭脳明晰であり、常に寡黙で冷静沈着で「やれやれだぜ」という口癖をよく口にします。その反面で1度怒ると止まらず、子供などスタンドに関係ない一般人を手にかけたり利用したりするスタンド使いに激昴します。

特にラバーソールや鋼入りのダンのような卑劣な行動をとった敵からの屈辱を忘れることはなく、その仕返しをきっちりと「スタープラチナ」でやり返しました。必要であれば手段を選ばずに実行することのできる「やる時はやる」性格です。

花京院典明との対決

「スタープラチナ」のスタンド能力を発現してまもなく、敵のスタンド使いと対戦をしました。学校の女子にチヤホヤされながらも下校する承太郎は、突然に突き飛ばされて初めて「ハイエロファントグリーン」のスタンドの攻撃を受けます。承太郎に挑戦を提示して、保健室の女医さんを操るなどして承太郎を翻弄しようとしましたが、呆気なく「スタープラチナ」のオラオララッシュで倒してしまいます。これが承太郎の初勝利でした。

空条承太郎の戦歴

第1部主人公のジョナサンや第2部主人公のジョセフでさえ、劇中で敵に負けることがありましたが、承太郎はなんと第3部では一度たりとも負けませんでした。花京院典明を初めとして飛行機では「タワーオブグレー」、船では「ストレングス」、エジプトに上陸後はエジプト9栄神の「セト神」「アヌビス神」「アトゥム神」などを倒しました。そして、ようやく敗北したのは第4部以降になってからでした。

第3部の空条承太郎

高校3年生の承太郎は、謎の「悪霊」に取り憑かれたことに気づき、その危険性から留置場に自ら入ったが、それがDIOの復活による「スタンド」だとジョセフから知らされます。そこで助っ人としてやってきたスタンド使いのアブドゥルの「マジシャンズレッド」の力を見て、自分の傍にいる悪霊以外の悪霊、つまりスタンドの存在を認知し、留置所から出ます。その後、スタンド発現で重体になった母のホリィを助ける為、打倒DIOを目的にエジプトを目指します。

第4部の空条承太郎

ジョセフの代わりに叔父として、ジョセフの隠し子であると判明した東方仗助に会う為に杜王町に訪れます。ただし、目的はそれだけではなく、ジョセフの念写で分かっていた殺人鬼のアンジェロの存在と、何人ものスタンド使いを生み出した「弓と矢」があると知って、その調査をする為でもありました。物語終盤まで登場し、28歳となって海洋学者となってヒトデに関する論文で博士号を取得し、アメリカ人女性と結婚しています。服装は第3部が黒だったのに対して、白に一新されています。

第5部での空条承太郎

30歳になった承太郎は、広瀬康一にDIOの息子だと判明したジョルノ・ジョバァーナについての調査依頼を出します。イタリアに到達した康一との電話シーンのみの登場であり、これ以外には一切現れず、物語にも関与することはありませんでした。ちなみに、一人称は第5部以降からは「俺」ではなく「わたし」に変わっています。

第6部の空条承太郎

41歳になり、服装が紫色になっていた承太郎には、離婚した妻との子供の徐倫(ジョリーン)という娘がいました。投獄されてしまった徐倫を助けようとした時に、承太郎の記憶とスタンドの両方のDISCを奪われたことで仮死状態に陥ってしまいます。承太郎の肉体はスピードワゴン財団に保護されましたが、父親を救う為に徐倫はDISCを奪い返そうとして始まります。スピードワゴン財団から博士と呼ばれ仕事を優先していたとして徐倫に恨まれていたが、実は妻や徐倫を戦いに巻き込まない為で、それを知った徐倫と和解しました。

空条承太郎の死

第6部の物語終盤で復活し、ケープ・カナベラルでの決戦でエンリコプッチ神父を迎え撃ちました。しかし、ディオを倣ったプッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」のナイフの攻撃から徐倫を守ろうとして代わりに頭部を切り裂かれて、死亡してしまいます。承太郎の精神は、徐倫達の精神と共にエンポリオへと受け継がれていくことになります。

スタンド「スタープラチナ」

タロットカード大アルカナの17番目「星」の暗示を持ち、他のスタンドを圧倒する強さとスピードを兼ね備えた最強のスタンドです。「スタープラチナ」という名前の名付け親はモハメドアブドゥルです。パワーは鉄の檻を曲げる、殴り飛ばした敵ごと後ろの壁を破壊するといった機械並みのパワーを持ちます。ただし、射程距離は2mしかないので近距離パワー型です。

ただの力押しなスタンドではなく、「スタープラチナ」の動体視力はハイスピードカメラにも劣らず、こめかみから数cmの距離を掠める拳銃の弾を指先で摘まみ取れます。また、その動体視力で見た対象物のスケッチを細部に及ぶまで細かく描写するなど、精密動作にも優れています。花京院やポルナレフに植え付けられたディオの肉の芽でさえ「スタープラチナ」が除去しました。

「スタープラチナ」の必殺技

必殺技は「オラオラオラオラオラァ！」という掛け声で無数の拳の連打を相手に浴びせさせる通称「オラオララッシュ」です。繰り出すタイミングとしては「スタープラチナ」が敵のスタンドを追い詰めて、最後に再起不能にさせるというところで容赦なく繰り出して、敵をぶちのめします。他には、人差し指と中指に力をためて伸ばし、敵を切り裂く「流星指刺(スターフィンガー)」もあります。

「スタープラチナ・ザ・ワールド」

第4部以降になるとDIOのスタンド「ザ・ワールド」の時を止める能力と同じものを発現している為か、「スタープラチナ・ザ・ワールド」という呼び名に変わっています。早々にこの能力を使うことはありませんが、第4部で使用した際には0.5秒、第6部では2秒、最終的には5秒まで伸ばして、世界を停止させています。

空条承太郎の声優

OVAでは小杉十郎太さん、テレビアニメでは全ての部の登場において小野大輔さんが担当しました。代表作は「黒執事」のセバスチャン・ミカエリス、「進撃の巨人」のエルヴィン・スミスです。

空条承太郎の名セリフ・名シーン

「「悪」とは、てめー自身のためだけに弱者を利用し、ふみつけるやつのことだ！！」

DIOの肉の芽を植え付けられた花京院が敗者が悪であると言ったことに対して返した承太郎の台詞です。

「やれやれ……もうすでにてめーのペースにはまっている……か……たしかに……しかしオレをはめたことを後悔しねーようにな……ダービー」

承太郎のよく言う口癖がつい出てしまうほど飽きれている様子です。ギャンブルで勝負するダービーは承太郎のとこ侮っていたが為に、承太郎にも勝つ隙がありました。

「てめーの敗因は、たったひとつだぜ……DIO。たったひとつの単純な答えだ……てめーはおれを怒らせた」

DIOとの最終決戦での名台詞です。無関係の人間を殺したり、祖父のジョセフの血を啜ったりと数々の悪行を重ねてきたDIOに対して、憤りを覚えていた承太郎はDIOをついに打ち破って言い放ちました。

最強な空条承太郎

「スタープラチナ」は最強に近い能力を持つ「ザ・ワールド」の能力さえ発現させてしまい、最終的には向かうところ敵無しと状態となりました。やはり、承太郎こそが「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの中心人物でした。強くかっこよく、多くの活躍シーンを見せた空条承太郎に憧れた人もいるのではないでしょ