始皇7年に嬴政と向の間に生まれた娘扶蘇の異母姉妹です。
秦国統一編では樊琉期に命を狙われますが、飛信隊に救われます。
麗は史実に存在したか?
人望も厚く、人格者である秦の大王である嬴政(えいせい)ですが宮女である向との間に子供を授かります。
政と向は夜伽(よとぎ)を通して出会います。
国王の枷というのは宮女が寝室を尋ねて、相手を務めるというのですが政は枷の時間の意書物を読んだりと長い間、向にてをつけませんでした。
政が毎晩の枷に向を指名する理由は向が傍にいることに安心感と心地よさを感じたからでしょう。
そこから2人の信頼関係が出来上がり麗の誕生に至りました。
2人の関係は深く見ていていい夫婦像を気付きあげています。
実はこの麗ですが史実では登場することはないです。
史実には始皇帝の子供で記録に残っているものは扶蘇(ふそ)と胡亥(こがい)という2人しかでてきません。
そんな中、あえて麗という架空の登場人物を出してきています。
ちなみに、向という妻もオリジンなるキャラクターです。
記録として政の妃の名前半歩越されていません。
妾である宮女が2000~3000人ほどいたといいます。
しかし、政の子供については先ほど書いたように史実には扶蘇(ふそ)と胡亥(こがい)しか記録にないです。
そのほかの子供は20数人いたとされていますが物語の中に登場する子供の記録はないです。
麗の来歴
キングダムコミック358巻までに登場している政の子はやや低めな宮女・向が産んだ麗のみです。
キャプションでは「もう1人先に誕生している」ということですが顔が描かれているのは1歳の麗だけです。
秦の始皇帝は38歳頃に中華統一を果たし、そこから亡くなる49歳までの11年間にわたり君臨します。
万里の長城の建設をはじめ、多くの巨大なプロジェクトを起こし、民に多大な犠牲を払います。
歴史上では「暴君」としての扱いが目立ちます。
キングダム43巻の中で政(せい)の子供は身分がやや低めの宮女・向(こう)の生んだ「麗(れい)」のみです。
説明文では「もう1人先に誕生している」ということですが顔が描かれているのは1歳の麗だけです。
麗は政にとって第二子。信曰く、気の強いところも顔も政ににているらしいです。
性格も政に似ているとすれば為政者として活躍するでしょう。
麗よりも先に生まれているということで長男になります。
政は向より先に別の宮女を妊娠させていました。
この宮女から生まれた子供が扶蘇です。
秦王の長男であるにもかかわらず、まったく描かれていない扶蘇という人物。
今後の物語に大きくかかえわってくるでしょう。
扶蘇と胡亥という重要人物を差し置いて表舞台に出た麗。
彼女は今後どう秦を統一していくことにどうかかわっていくのでしょぅか?
麗が生まれたのは紀元前239年です。
仮に、キングダムが中華統一を果たしたのが紀元前221年でそこまで話が続くでしょう。
統一時の麗の年齢は18歳。
今の日本では結婚できる年齢です。
18ということを考えれば、だれか重要なキャラクター(たとえば信など)の将来の妻となる可能性も十分にあります。
もしくは、王騎軍と関係のあった六大将軍の摎(きょう)のように最終決戦で戦場を駆け抜ける軍人になる可能性もあります。
いずれにせよ、情報が一切ない中、オリジナルキャラクターとして生まれた麗という子供の存在です。
今後何かしらの形で物事を彩ってくれそうですね。
麗の名シーン・名場面
・政の妻子(向と麗)を狙って毐国軍が攻めてきます。
自分が足止めをするから逃げろという陽に向は一緒に逃げようとすがります。
陽は王の娘の母としての責任を説き叱責します。
2人を無事に逃がすために陽は命を捨てて騎馬の前に身を投げ出し、敵兵の足を止めを考えます。
陽が飛び出したその瞬間、助けにきた信が割って入ります。
陽をかばった信の姿が頼もしいです!
信もおおきくなりましたね。
・毐国軍を駆逐した信は政の娘・麗に初めて対面します。
政を主君と出なく1人の人間として支えようとする秦の友情が伝わりますね。
そういうところが信のいいところですね。
・向が麗を抱きながら、嬴政に向かって、太后としては初孫だから会わせたいと少しの希望を述べる
たしかに太后にとっては初孫ですよね。
この時代では後継ぎが必要ですからとても喜びそうですよね。
麗のまとめ
向と政はお似合いの夫婦ですね。
まだ麗は生まれておらず、おなかの中にいた頃の話です。
そして、第31代秦王嬴政として、みとめられました。
子供が産まれたことで、王としての自覚がでてきたのでしょうね。
また、政のもう1人のこどもはどうなるのでしょう?
明らかに、漫画でも向と麗が優遇されています。。
それも争いになるのでしょうか?
もう1人の子は顔すら出てきていないです。
やはり、32代目の秦国王は麗になるのでしょうか?
そこもきになりますね。
麗はまだ次の国王として幼いですが成長するにつれてこれからもでる機会も多くなると思います。
これからの麗たちや国王の出方に動きに要注目ですね。
とても楽しみです。