【NARUTO】幻幽丸の強さと大蛇丸の関係は?誕生日や声優を紹介!

幻幽丸という名前に聞き覚えはありますでしょうか。登場キャラクターが多い「NARUTO」の中でも、大蛇丸に関わった忍の1人になります。今回は幻幽丸について、何故大蛇丸の器となったのかや、幻幽丸のプロフィール、そして名台詞・名シーンなどをまとめていきたいと思います。

幻幽丸の基本情報

幻幽丸の強さ

幻幽丸は、大蛇丸の魂を転生させる肉体の候補者として生き残った忍です。大蛇丸が次の身体として最も強くふさわしい器を決めるために多くの忍が残酷な殺し合いを行い、その中でも他の忍を全て殺してただ1人生還しました。だが、大勢いる野蛮で残忍な忍もいる中で勝ち残ることができる程の卓越した戦闘能力を持ち合わせていました。

幻幽丸の一族

幻幽丸と同じ一族の者は、大蛇丸のいくつもある実験体の内の1つであったようです。他の実験体てあった香燐が並外れた治癒能力を持っていたり、重吾が自然のチャクラを体内に取り入れて呪印の力として使えたりしたことから、幻幽丸の一族も何かしらの特殊な力を持っていたことが伺えます。そこから、幻幽丸自身にも劇中では明かされなかったの力の秘密があるかと思われます。

幻幽丸の特徴

淡いと緑の中間色のような短髪で、他の登場人物たちと似たような瞳の形をしていました。大蛇丸に体を奪われてからは、大蛇丸の黄色く蛇のような瞳になっています。それ以外の点は大蛇丸と言うよりは、幻幽丸のものがまだ残っていましたが、大蛇丸は包帯をしていたので見えてない部分に関しては不明です。

選ばれた器

木の葉崩しの際に3代目火影のヒルゼンの屍鬼封尽の呪いを受け、身体が限界に達していました。大蛇丸は当初はサスケに乗り換えようとしていましたが、それまでに身体が持たないと判断され、大蛇丸の器を決める殺し合いが行われました。

幻幽丸はみごとに勝ち抜いて選ばれましたが、大蛇丸から発せられる強烈で恐ろしい殺気を前に、本物の蛇に睨まれたような感覚を覚えると共に自分の死を悟さられました。勝ち目のない大蛇丸に潔く自らが器になることと引き換えとして、大蛇丸の実験材料に使われている自分と同じく一族の解放を願いました。そのまま大蛇丸に転生されたことで幻幽丸は死亡しました。

その後の幻幽丸

大蛇丸に身体を乗っ取られた幻幽丸の思念は、厳密に言うと精神世界で覚めない眠りにつかされていました。しかし、アニメオリジナルストーリーではナルトとサクラ共に兄を探す妹が、大蛇丸のアジトにまでやってきてしまいます。そこで一時的に意識を表層に現して意思表示をすることができました。

その後は、大蛇丸が肉体と精神との拒絶反応で苦しみ弱っている間に、逆にサスケに大蛇丸の身体ごと乗っ取られてしまいます。

幻幽丸のとある説

最終的に幻幽丸が表に現れることはありませんでしたが、大蛇丸については紆余曲折あって第4次忍界大戦後も生き残っており、生活しています。そこでミツキという名前のクローンを大蛇丸が作り出しました。ミツキの髪型や顔がとても幻幽丸に似ていることから、大蛇丸の取り込んだ中に体はまだ残っていたのではないかという仮説があります。

幻幽丸の声優

幻幽丸の声を担当したのは、三戸貴史さんになります。代表作には、2006年「ときめきメモリアル Only Love」の松岡純也、「スパイダーライダーズ 〜オラクルの勇者たち〜」のコマンダー、2007年「ヒロイック・エイジ」のアレクトラなどがあります。

幻幽丸の名台詞・名シーン

「なんだァ!?もう1匹いたのかよ……」

互いが互いを潰し合う戦いの中で、幻幽丸はしぶとく生き残っていました。辺りには死体となったであろう人間がごろごろと転がり、あとは自分しか生き残っていないと思っていました。しかし、まだ生き残りがいたことを知って、まだ自分はやれる、戦って勝てると確信しながら戦いに挑んでいきました。

「……お前の実験の為に捕らえられたオレの一族を解放してくれ……」

生き残りをかけた忍達のバトルロワイヤルを制した幻幽丸でしたが、大蛇丸に身体を明け渡すことを余儀なくされ、受け入れました。自分の身を捧げる代償として、せめて同じく一族で囚われている者達の自由を望むという心だけは最後まで残していました。少し前までは残忍な様子の幻幽丸にとっても、家族や一族は欠けがえのない大切な存在だったようです。

大蛇丸と共になった幻幽丸

恐らく幻幽丸は一族共々に大蛇丸の観察対象であったと思われますが、その強さ故に大蛇丸と一体にまでなってしまいました。それ以降、幻幽丸の存在に関しては一切語られませんでした。

しかし、大蛇丸の子供であるミツキに幻幽丸の面影があることから、幻幽丸という存在がなくなっても、大蛇丸が次の身体に乗り換えるまでは大蛇丸としてそこにあり続けることは分かっています。