パクラとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。初登場時には既に死亡しているパクラですが、今回はそんな彼女についてご紹介していきたいと思います。
パクラの特徴やなぜ死亡していたのか、どんな能力があって死亡後に登場することになったかの等を詳しく記載していきます。
パクラの基本情報
名前 | パクラ |
性別 | 女性 |
所属 | 砂隠れの里 |
階級 | 上忍?? |
使用する技・術 | 血継限界・灼遁 |
年齢/誕生日 | 享年不明/4月9日 |
身長/体重 | 166.3cm/43.2kg |
声優 | 織部ゆかり |
初登場 | 55巻516話”我愛羅の演説” |
その他 | 弟子:マキ |
パクラの特徴
パクラの髪色は全体が緑色で顔サイドの髪の毛だけがオレンジ色という特徴的なもので、頭頂部で髪をお団子にしてまとめるというヘアスタイルをしています。
女性としては高身長でかなりの巨乳の持ち主です。砂隠れの里の忍であったため、額には砂隠れの里の額当てを装着しており、ノースリーブ・タートルネックの衣服を着用しています。
元の性格は勤勉な性格のようですが、ある理由から自里をかなり憎んだ状態で死亡しています。原作ではあまり描写はないですが、アニメオリジナルストーリーで語られている部分があります。
パクラの能力
パクラは血継限界である灼遁を使用することが出来る稀少なくノ一でした。灼遁とは火遁と風遁を掛け合わせたもので、火遁よりも持続時間が長くかなりの高温を発する非常に強力な術です。
原作では、第四次忍界大戦で薬師カブトが穢土転生により復活。その中で『灼遁・過蒸殺』という技を使っています。
対象となった人物はあまりの高温により人体の水分が蒸発し、瞬時にミイラ化しています。アニメでは弟子のマキとの戦闘シーンで、水遁との相性が悪いことから水遁を駆使して交戦されていました。
この血継限界・灼遁の使い手であるパクラは、生前砂の女傑として大いに活躍したとされていますが、非業の最期を遂げています。
非業の最後
パクラは生前大いに活躍した女傑でありながら何故非業の死を遂げたのか。それは、当時の砂隠れの里・上層部による策謀だったのです。
パクラは強力な血継限界・灼遁の使い手であることが災いし、霧隠れの里との交渉材料として利用され、何の非もないパクラは死亡。里、そして忍を激しく憎んで死んでいったのです。
この事実は里の上層部しか知らない事実であるため、その他の里の人間は岩隠れの里との戦闘により殉職したことにされており、英雄扱いされているようです。
パクラの声優
パクラの声を担当しているのは織部ゆかりさんという声優です。出演作品はアニメよりも主に吹き替えのものが多く、有名作品の出演も多数あります。
主な出演作品は『おさるのジョージ』のレベッカ役や、『トランスフォーマー/最後の騎士王』、
『スーサイドスクワット』などです。
ちなみに、『NARUTO』ではパクラ以外にも我愛羅の母親である加瑠羅の他、美瑠などの声も担当しています。
パクラの登場シーン
初登場時点では既に死亡しており、穢土転生体としての登場であるパクラの希少な登場シーンをご紹介したいと思います。
瞬時に人をミイラ化!!灼遁・過蒸殺!!
薬師カブトの穢土転生により第四次忍界大戦で復活を遂げたパクラ。何も知らない忍達からすれば、突然の高温で何も分からないまま死亡するという恐ろしい技だったことでしょう。
灼遁の使い手・パクラ!!
薬師カブトにより、あの桃地再不斬や白とともに穢土転生したパクラ。里の人間からうけた仕打ちは、死して尚彼女の胸に刻まれており、忍連合の忍達に襲い掛かってきました。
その死を利用された女傑
パクラの無念の死は味方であるはずの自里の人間に利用された結果という悲しいものでした。しかも、穢土転生により死して尚、その能力を利用される。
里の英雄として扱われていますが、それ自体も事実を捻じ曲げられたからであって、本人が望んだものではありません。
優れた能力を持った人間が利用されたり迫害されることが多々ある忍の世界ですが、主人公であるナルト達の代でそれは大きく変わると思われます。
また、灼遁はあまり出てきていないものであるため、今後次作【BORUTO】で灼遁使いなど出てくる可能性もあるかもしれません。