【NARUTO】白(ハク)は女でかわいい？声優や名言、かわいそうな名シーンを紹介！

ナルトら第7班が木の葉の里を出ての最初の任務で強大な敵として立ち塞がった白には、再不斬と行動する理由や、再不斬と出会うまでの壮絶な過去がありました。そんな白の名台詞や名シーン、使う術などについてまとめていきたいと思います。

白の基本情報

白の特徴

出身は霧の国であり、母は血継限界の雪一族の1人です。素顔はまるで女性のような端麗で大きな瞳にくっきりとした二重、通った鼻筋の顔つきをしています。ナルトから「サクラちゃんより可愛い」と言われるように、女装した姿は女性そのものですが、実際の性別は男性です。

当初は霧隠れの里の追い忍の衣装であるお面を付けて現れました。素性や本性を一切見せない演技力があります。

白の性格

白の性格は温厚、素直、一途です。自分を救ってくれた再不斬に恩を感じて返すだけではなく、敵と知りながら素顔で出会ってしまったナルトにもとても優しいです。

白の実力

白は水と風の2つのチャクラ性質変化を組み合わせて氷を作り出す血継限界の氷遁を使います。得意な技である千殺水晶・魔鏡氷晶では、氷の壁で敵を覆い囲み、氷から氷へと目では捕らえらない速さで移動する間に攻撃して翻弄します。

波の国ではまだ下忍だったサスケとナルトを相手に常時有利な立場にいて、ナルトを庇ったサスケに対しても急所に当てる攻撃はせずに手加減できる実力がありました。そこから数年経って実力をつけてきた相手にも対等に渡り合うことができていました。白があのまま修行や戦闘を重ねていたら更に強い忍に成長していたことは間違いないでしょう。

第1部での活躍

白は第1部の波の国で初登場します。タズナの護衛任務にあたるカカシ率いる第7班と戦い、カカシに追い詰められた再不斬を寸前で抜け忍狩りを装うことで、抹殺したように見せ救出しました。

大橋での戦いではナルトとサスケを相手に切り札の魔鏡氷晶による高速攻撃で2人を追い詰めました。気絶したナルトを庇うサスケを瀕死にさせるものの九尾チャクラを纏ったナルトに逆に追い詰められてしまいます。

白の死

戦闘の最中、ナルトに自身を殺させようとしましたが、危機を感じとった再不斬の元へ向かいます。最期はカカシの雷切から再不斬を庇う形となって攻撃を腹部に受けて死にます。白の体はガトーを討ち取り瀕死寸前の再不斬に見守られ、その後あえなく死亡した再不斬と2人で波の国に葬られました。

再不斬との絆

白は雪一族と呼ばれる血継限界に生まれたことで迫害の対象となったことで、父が母を殺してしまい、白も殺されそうになるものの逆に父を殺してしまういます。自身が必要とされない存在であると思い込んで放浪を続けていた所を再不斬に拾われました。自身の出生を知りながらも傍に置いてくれる再不斬には、自分が駒として使われることさえも厭わないと考えています。

再不斬と行動し始めてからは、霧隠れの里では里から任務外で抜け出た抜け忍を始末する霧隠れの暗部の追い忍・特殊部隊に所属していました。その際には戦闘術も教わっていました。再不斬の里抜けの時には共に里から出て、抜け忍となります。

第4次忍界大戦

第4次忍界大戦ではカブトの穢土転生で再不斬との再会を果たしてしまいます。白と同じく蘇生されてたことから、波の国の戦いで再不斬を守りきれなかったことを悟りました。後悔に苛まれた白に、カカシから再不斬の本当の想い知り、涙します。

まもなく術者のカブトに意識を奪われら、波の国の戦い同様、カカシの雷切の盾とされかけました。しかし、前回とは異なり再不斬の攻撃の機会にはならず布縛りの術で拘束された上に封印されてました。

白の声優

白の声を担当したのは、浅野まゆみさんです。代表作は「ワイルドアームズトワイライトヴェノム」のシャイアン・レインストリーム、「ブギーポップは笑わない Booviepop Phantom」の百合原美奈子 / ブギーポップ・ファントム、「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」の洞院リナなどがあります。

白の名台詞・名シーン

「君には大切な人はいますか？人は……大切な何かを守りたいと思った時に、本当に強くなれるものなんです」

里中から九尾を宿す人柱力として嫌われて両親をも知らずに生きてきたナルトにとっては、白の言葉は今後のナルトの人生に深く影響しました。白にとってどれほど再不斬が大切な代わりのない存在であったのか分かる、心に染みる名台詞でした。

「ボクは大切な人を護りたい……その人の為に働き、その人の為に戦い、その人の夢を叶えたい……それがボクの夢。その為ならボクは忍になりきる。あなた達を殺します」

これまで戦闘に突入してもナルト達を本当に殺そうとはしていませんでした。しかし、再不斬を護り再不斬の夢を叶える為に、自分の本来の心を曲げてまでナルト達を殺しにかかるということを決意しました。

白のまとめ

白はわずか15歳という若さで死亡してしまいます。命を賭してまで再不斬に尽くし、最後まで再不斬の夢を叶えようと懸命に生きました。