【NARUTO】闇の世界の帝王と呼ばれるガトーの悪行とは!?

「NARUTO」において、ナルト達の第7班が最初に木の葉の里のある火の国を離れての任務で、ガトーに出会います。そこでガトーは悪事を働いていました。ガトーの行った悪行を踏まえ、ガトーという人物について詳しく見ていきます。

ガトーの基本情報

【NARUTO】闇の世界の帝王と呼ばれるガトーの悪行とは!?
『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ガトーの特徴

ガトーは波の国にある海運会社のガトーカンパニーを経営しています。大富豪であり、金に物を言わせて部下を大勢従わせます。秘密裏にギャングや忍まで使わせていました。
ガトーはいかにもマフィアやギャングのボスのような装いをしています。ワイシャツにネクタイを結び、黒いスーツを着ており、丸い縁のしたサングラスをかけています。

ガトーの悪行

麻薬や禁制品の販売、企業や国の乗っ取りといった不正や悪行の数々まで行っていました。ガトーカンパニーの経営のみならず、悪徳組織の長でもありました。波の国を乗っ取って物流を遮断させて、富の独占をすることで自分だけが儲かる仕組みにして波の国を貧困に追い込んだ。
また、以前にはイナリの義父であったカイザの両腕を切り落とした上での公開処刑を行っいます。危険を恐れずにイナリや仲間達を救って英雄と呼ばれたことで目立ってしまい、そこをガトーに目をつけられました。波の国を支配しようとしていたガトーには、カイザのような指導者となりうる人物は邪魔でしかなかったようです。

波の国編

第1部では抜け忍である桃地再不斬(ザムザ)と共に行動する(ハク)を雇い、波の国と他国を結ぶ橋の建設を食い止めようとします。理由が橋ができてしまうことで新たな物流を生んで、波の国が豊かになってしまい、自分のビジネスが立ち行かなくなるからです。そこで橋を建設を進めるタズナを暗殺しようとします。事態に気づいたタズナは自身の身を守る為に、木の葉の里に依頼を出してナルト達に自分の護衛を頼みます。 波の国に入るまでにはタズナを殺すことができず、橋の建設も少しずつ進んでしまい、タズナの暗殺には最後まで失敗し続けています。

ガトーの性格

タズナの暗殺を目的として雇った再不斬のことを最終的に裏切る腹積もりを持ち合わせていたというずる賢さがあります。また正規の忍びを使うことはやたらと金がかかるということを理由にして抜け忍やならず者のみしか雇わないという発言をしています。ケチな性格である事が分かる。
カカシとの戦闘の際に重傷を負ってしまった再不斬の元に、ならず者達を引き連れて現れました。そこで再不斬に裏切りを宣言するという手段の為なら、容赦なく人を切り捨てることをします。

ガトーの部下

社長であるガトーには、ボディーガードの侍が2人います。名前はゾウリとワラジです。2人はガトーの手足となってガトーの命令に従いました。波の国の英雄カイザの処刑を行い、人質としてツナミを連れていこうとしたりイナリを切り捨てようとしたりしました。しかし、ナルトの影分身によって倒されてしまいます。

ガトーの最期

ガトーは白を貶した挙句に、白の死体を軽率にも足で蹴飛ばします。それが再不斬の逆鱗に触れてしまい、既に両腕の機能しない身体に捨て身の特攻によって、漫画では刀で首を刎ねられしまいます。アニメでは死に方が異なり、首ではなく心臓を突き刺された後に、海に落とされてそのまま死亡しました。

ガトーの声優

ガトーの声優を行ったのは、坂東尚輝さんです。代表作は吹き替えでは「スタートレック」シリーズのヒカル・カトウ、「プーと大人になった僕」のジャイルズがあります。アニメ「妖怪ウォッチ」では、じんめん犬、グレるりん、ロボニャンなどの複数のキャラクターを演じ分け、同作の映画にも出演しました。

ガトーの名台詞・名シーン

「少々作戦が変わってねぇ……と言うよりは初めからこうするつもりだったんだが……」
【NARUTO】闇の世界の帝王と呼ばれるガトーの悪行とは!?
『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
カカシ達と戦う再不斬の元に大勢の手下を連れだって、ことの全ての黒幕であるガトーが姿を表します。そして再不斬の依頼主でもあるはずのガトーは、最初から再不斬のことを切り捨てるつもりであったことを口にします。
「おらあぁ!!ふんっ……死んじゃってるよ、こいつ」
再不斬を雇っておきながら裏切ったガトーは、死んでしまった白の遺体を無造作に蹴ります。白のことを道具と言いながらも大切に思っていた再不斬は、カカシの雷切から自分を庇って死んでしまった白を蔑ろにされたことに怒りを覚えました。しかし、そんなことを全く知らないガトーは白のこともただ駒の1つでしかなく、死んで使い物にならなくなったという程度にしか考えていなかったようです。

悪逆非道の男

【NARUTO】闇の世界の帝王と呼ばれるガトーの悪行とは!?
『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
ガトーは忍びではなく一般人ですが、波の国を我がモノとしようとした悪逆非道の男で典型的な悪者でした。金で全て操ろうとし、甘い汁ばかり啜るような男でしたが、最後にはその報いを受けました。白を思う再不斬に殺されてしまいました。