第4次忍界大戦時に復活した林檎雨由利は、忍連合の敵として立ち塞がります。そんな林檎雨由利とはどんな人物であったのか、どんな闘い方をするのでしょうか。プロフィールや名台詞・名シーンも含めてご紹介していきます。
林檎雨由利の基本情報
名前 | 林檎雨由利(りんごあめゆり) |
身長 | 143cm |
体重 | 45kg |
誕生日 | 6月7日 |
性別 | 女性 |
声優 | 田村聖子 |
林檎雨由利の特徴
林檎雨由利は、霧隠れの里に伝わる忍刀の1つ雷刀・牙の使い手であった上忍のくノ一です。実は原作ではほとんど登場しなかった為、その性別さえも定かではなかったのですが、アニメにて正式に明かされます。
霧隠れの里の額当てをしており、歯は鬼灯水月や満月のようなギザギザとしています。赤みのある茶色の髪は長く、やや特殊な髪型で両耳に結び目があります。
「あたしのハートをビリビリさせてくれる人」を好んで探していて、自分に果敢に挑戦しに来る相手よりも自らを恐れて逃げる相手を先に殲滅することを優先させるという意地の悪い性格であり、本人に言わせると「好きな方は最後に残すタイプ」 だそうです。
生前の林檎雨由利
アニメ「疾風伝」で明かされた情報によれば、生前は雷遁使いの天才と呼ばれいたそうです。常に刺激を求める性格の持ち主で、自分を痺れさせてくれる男性をとても好み、決して狙った獲物は絶対に逃がすことはなかったようです。
林檎雨由利の死
林檎雨由利は設定によると不治の病によって、若くして死んだということになっています。具体的にどの病かは分かりませんが、医療忍術でも治療することができなかった特殊な病であったのではないでしょうか。
林檎雨由利の実力
復活した姿を見た鬼灯水月には、「雷を帯びた切れ味最高の一本」と評価されています。うちはサスケの千鳥のような術を使わずとも、電気を帯びることができる2つの牙という刀を自由に扱うことができます。
忍刀を持つに値する実力は忍連合軍側にも認められており、戦っても勝ち目がないと退却を選ぶグループがありました。また、林檎雨由利による広範囲に渡る雷遁の威力を見たマイト・ガイは、「中忍クラスが100人いても足りない」と、その恐ろしさを語りました。
第4次忍界大戦
第4次忍界大戦においては薬師カブトの穢土転生の術によって蘇生されます。忍連合の忍達を雷遁によって凌駕し、適わないと判断して撤退をするオモイのいる小隊を執拗に追いかけました。
しかし、逃げることを嫌がって正面から戦いに戻ったオモイの事を気に入り、オモイの策で追い込まれた底なし沼にそのまますんなりと沈むことを受け入れました。沈みきる前には餞別としてオモイがよく舐めている飴を受け取ると共に、引き換えとして自らの雷刀・牙をオモイに託していきました。
林檎雨由利の声優
林檎雨由利の声を担当したのは、田村聖子さんになります。代表作はアニメでは2009年の世界名作劇場の26作目に当たる「こんにちはアン~Before Green Gables」のジョアンナ・トーマス、2016年「ユーリ!!! on ICE」のリリア・バラノフスカヤです。吹き替えでは「gifted/ギフテッド」のロバータ・テイラー、「ウェイバリー通りのウィザードたち ザ・ムービー」のテレサ・ルッソなどがあります。
第4次忍界大戦の戦闘中の林檎雨由利が発した名台詞や名シーンについてまとめていきます。あなたの好きな林檎雨由利を見つけてみて下さい。
林檎雨由利の名台詞・名シーン
「つまんないの、誰もあたしをビビッとさせてくれない。そうだった……まだ向こうに2、3匹残ってたっけ、あたしのタイプいないかな」
蘇った林檎雨由利はそこら辺にいる並大抵の忍では対処することさえ叶わないかなりの実力を持っていて、なおかつ近くに互角に戦える相手がいなかったので、戦闘に満足していなかったようです。また、戦った相手の中に好みのタイプがいなかったので、改めて探そうともしていました。
「あたしから逃げようったって無理なんだから」
オモイのいる小隊は、林檎雨由利と戦うことを選ばずに退却することを選択しました。しかし、そんなことさえも分かっていた林檎雨由利はその後を追いかけて行きました。生前からの性格は変わらなかったようです。
「あの世で待ってるから……」
一緒に沈むと思っていたオモイが引き揚げらていく中で、オモイの名を知りつつ忍刀の牙を渡して林檎雨由利は沈んでいきました。敵であったオモイに敬意を示すと共に、沼に沈む最後までオモイに好意を寄せていたようでした。
林檎雨由利は忍連合を翻弄した雷遁使い
好戦的で次々と広範囲への攻撃の雷遁を使う林檎雨由利に、忍連合の小隊程度では簡単に手出しすることさえ難しい相手でした。ただし、そんな林檎雨由利にも人の心を持ち合わせていました。仲間を傷つけられても、なお自身に向かってくるオモイに対しては、真摯に向き合いました。更には気に入ったと言って戦い、来世での再会さえ望みました。