【NARUTO】水月の特殊な能力や首切り包丁を使う!声優や強さを紹介!

第2部から登場した鬼灯水月には一筋縄ではいかないサスケさえも認めた特殊な能力があります。では、その能力とは一体なんのか、水月とはどんな人物であるのかなどについてじっくりとまとめていきます。

水月の基本情報

【NARUTO】水月の特殊な能力や首切り包丁を使う!声優や強さを紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

水月の特徴

い髪にギザギザした歯が特徴的で、瞳は紫色です。体を液体状にすることができ、香燐の封印術を受けた時には液体の塊となって伸びていました。

水月は霧隠れ出身の年で、忍刀七人衆の1人であった鬼灯満月の弟であり、鬼人・再不斬の再来と言われた神童でした。目標は、「霧の忍刀七人衆」の刀を全て集めて、新しい七人衆を結成し、リーダーとなることです。また、戦った相手の刀にも興味を持っているようです。

好きな食べ物はヨーグルトと飲むタイプのゼリー、嫌いな食べ物はスルメで正しく軟体という言葉が適したような好みをしています。

水月の性格

水月は自由気ままでややマイペースな面があり、目的に行く途中で喉が乾いたといったは休憩をし、その度に香燐に怒られています。香燐の怒りを勝ってしまい、何度も殴られることがあり、犬猿の仲です。

サスケに関しては優しいすぎるとして愚痴をこぼしつつも従いましたが、サスケの写輪眼の力が強まっていくと水月のしたい事をサスケに制限されます。基本的には自分が仕えると決めたサスケや大蛇丸に対して逆らいません。

一方で水月は非常に好戦的で、時にはサディストでもあります。角都の部下など脅すことで水を得た魚のように生々とする瞬間もありましたが、キラービーの居場所を言わせる為に部下を脅した時には、あまりに非道になりつつあったのかサスケに止められてしまっています。

水月の能力

水月は主に鬼灯一族に伝わる秘伝忍術の水遁忍術・水化の術を使います。体を流体に変化させるこの術を咄嗟の場で使うことで、怒り狂った香燐のパンチや敵からの攻撃を無効化し、水分身を容易に使うことができます。

また、水化の術は応用の幅広い術でもあり、腕に水分を集めることで筋力アップする水遁・豪水腕の術や体を軟体生物の体のように変化させた上で広げて攻撃を防げる水遁・盾烏帽子を使います。そして鬼灯一族の固有術の一つであり、かつての水影も使った指の先から水の弾丸を放つ水鉄砲の術も使えます。その判明、水化の術と応用を使うにはかなりの水分が必要なようで、ことあるこどに水分補給を行っています。また、自身が水になってしまうので雷遁の攻撃は苦手です。

戦闘では、忍刀の首切り包丁を巧みに扱い、水化の術と組み合わせて戦います。刀捌きはなかなかのものであり、水月の異名は同じく忍刀七人衆の内の1つの刀を持つ暁の干柿鬼鮫にも知られていました。しかし、水月の首切り包丁の扱いにはパワーやテクニックといった点においては一本調子で、かつての首切り包丁の持ち主であった再不斬には勝らないという評価を受けてしまっています。

行動開始

水月は第2部より、大蛇丸を倒した後に共に行動する仲間の1人としてサスケに選ばれて解放され、自由を取り戻します。最初はサスケと行くことを拒みますが、波の国に残された再不斬の墓から断刀・首切り包丁を手に入れることに満足し、それに協力したサスケのことを認め、正式に仲間となりました。

サスケの一存で暁のメンバーとなり、キラービーとの戦闘では自身の特殊体質を活かして仲間を救おうとしました。しかし、尾獣化したキラービーの攻撃で戦闘不能にまで追い込まれてしまい、サスケと重吾に救われています。

第4次忍界大戦

水月は五影会談に潜入したものの重吾と共にサスケに放置され、侍によって牢に閉じ込められていました。第4次忍界大戦が始まった頃くらいに重吾と脱出し、サスケとの合流を図りました。その道中、大蛇丸のアジトで戦争の行く末を決めかねないと思われる重要な資料を見つけてしまいます。合流したサスケに資料のことを知らせ、間接的に大蛇丸を復活させることになりました。

穢土転生された火影達や大蛇丸の存在に恐怖し、1度は1人でその場から逃げようとしたものの、サスケのチャクラを感知して合流した香燐によって、結局はお馴染みのメンバーと共に忍界大戦の戦場へと赴きます。オビトと戦った時には水鉄砲の術を両手で放ち、体を打ち砕くことに成功しています。

水月の過去

サスケと行動する以前には、大蛇丸の実験体の1人として東アジトにいたようです。水槽にいた頃に香燐が水月に実験をすることがあり、それに必要な薬を水月の様子見たさにサスケがわざわざ届けています。

この時、サスケの差し金で1度逃げ出しますが結局また捕らえられてしまい、サスケが大蛇丸を倒すまでそのままだったようです。更に過去のことは不明です。

戦後と「BORUTO」での水月

【NARUTO】水月の特殊な能力や首切り包丁を使う!声優や強さを紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第4次忍界大戦後には、里に戻ったサスケとは別れ、香燐と重吾とかつて従っていた大蛇丸の元へ戻りました。大蛇丸と同じアジトで生活していて、相変わらず香燐とは仲が良くないようです。自分の出生に悩んだ末にアジトに来たサラダから、香燐とサラダ自身のDNA検査を依頼されます。

こっそりと香燐の机の中に仕舞われた臍の緒を使って検査してしまい、大きな誤解を生じさせてしまうというドジを犯します。そのことから香燐からはサラダにプレゼントとして新しいメガネを渡すように言われてしまいます。

その後は、大蛇丸の作った子供のミツキの手助けを陰ながらしつつ、大蛇丸の秘密が漏れないように口止めも促しています。故郷だった霧隠れの里が新たな忍刀七人衆を結成したことを雑魚と言い、低く評価していました。

水月の声優

鬼灯水月の声優を担当したのは、近藤隆さんです。代表作は「家庭教師ヒットマンREBORN!」の雲雀恭弥、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の 葉山隼人、「DIABOLIC LOVERS」の逆巻スバルなどがあります。上記の役柄に関連したゲーム、ラジオ、映像作品にも数多く出演されている人気のある方です。

「NARUTO」では水月を演じる以前には侍、兵士頭、料理忍者の声も当てており、「NARUTO 疾風伝」では、他に初代土影のイシカワ、インドラ、霜の国の大名を担当しました。

水月の名台詞・名シーン

「サスケ、助けてくんない?こんな場所うんざりだ」

【NARUTO】水月の特殊な能力や首切り包丁を使う!声優や強さを紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

大蛇丸の実験の材料として水月は人知れず自分からは出られない水槽の檻に閉じ込められていました。自由の効かない暮らしに飽き飽きしていた水月は、たまたま訪れたサスケに助けを求めます。その場では良しとしなかったサスケは、水月の能力を買って自分の目的の為の仲間に引き入れることを決め、後々の「蛇」の結成へと至ります。

「全てのものをぶった切って二つにしたい衝動にかられるんだよね……ボクって!!」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

水月達はバラバラに分かれてしまいましたが、香燐とサスケは2人でいると思っていました。しかし、2人がくっつきそうにいる所だけではなくあらゆるものを切り裂きたいというサディスティックな面も見せます。重吾にはこの発言からろくでもない奴だと言われてしまいます。

水も滴る水月

【NARUTO】水月の特殊な能力や首切り包丁を使う!声優や強さを紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

木の葉の里を抜け、全ての絆を断ち切るといったサスケと新たに仲間になった水月は、香燐や重吾と共にサスケに尽力しました。時に気ままで時に好戦的であり、水のように掴み所のない存在でしたが、人に対して優しくすることもできる人物でした。