【ワンピース】ボルサリーノ(黄猿)の技や強さ能力も解説!モデルは誰?声優もご紹介!

ボルサリーノ(黄猿)は海軍本部の最高戦力である大将であり、頂上戦争後も唯一大将として活躍している人物です。

「ピカピカの実」の能力者であるボルサリーノの能力や強さなど、名言も交えてご紹介していきます。

ボルサリーノ(黄猿)の基本情報

ボルサリーノの特徴

ボルサリーノは黄色のストライプ柄をしたスーツを着用し、ヒアドロップ型のサングラスをしています。顎鬚がありパンチパーマの中年男性です。

モデルとされた人物は、「田中邦衛」さんであり、代表作である「北の国から」の黒板五郎がモデルとされ、「トラック野郎・暴走一番星」のボルサリーノ2は服装と名前が由来といわれています。

ボルサリーノの性格

ボルサリーノは間延びした喋り方に少し抜けたような振る舞いをするため、掴みどころがない人物ですが、それにより腹の底を読ませないなど、感情を表に出さない性格です。

掲げる正義も、クザン(青雉)が「だらけきった正義」であり、それとは反対にサカズキ赤犬)は「徹底的な正義」を掲げていますが、ボルサリーノは間をとるように「どっちつかずの正義」を掲げています。

そのため職務においては、過去に仲間であった者であっても敵となれば容赦なく倒す非情であり、確実的実行力を持っています。

ボルサリーノの初登場

ボルサリーノは52巻、504話「海賊前線移動中!!」にて初登場しました。

シャボンディ諸島にてルフィが天竜人を殴ったことが、当時海軍本部元帥であるセンゴクに即座に伝わり、エニエス・ロビーの一件もあり問題ばかり起こすルフィに頭を抱えていました。

そこで同室に居合わせた、海軍本部大将の「黄猿(ボルサリーノ)」が登場し、世界貴族に手を出されて動かないわけにはいかないと、自らシャボンディ諸島に向かうことを伝えるシーンでボルサリーノは初登場しました。

ボルサリーノの能力

ボルサリーノの能力は「ピカピカの実」の能力で、体を光に変化させて光速で移動することができ、レーザービームを放つことが出来る「光人間」の能力です。

光速で繰り出されるレーザーや蹴りの威力は相当なものであり、一瞬にして黒焦げにします。剣や弾丸などに光を実体化することも可能であり、余程の見聞色の使い手でない限りは彼の攻撃を見切るのは至難の業です。

また自然系(ロギア)の能力のため武装色の攻撃以外は無効化され、さらには光であるため攻撃も貫通してしまうためダメージを与えるのも難しい能力であり、全身がバラバラになったとしても、パーツを光の粒子に変え集約し、再構成することで復活します。

ボルサリーノの技

ボルサリーノが頻繁に使用するレザー攻撃や光速の蹴りの技名は確認されていませんが、その中でも名前のある技を紹介していきます。

・八咫鏡(やたのかがみ)

光を発生させ、その光の辿り光速で移動する技です。

反射を利用し軌道を変化し、どこにでも一瞬にして移動できます。この時に発生した光は攻撃力はありません。

・天叢雲剣(あまのむらくも)

巨大な光の剣を作り出します。

・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

指で円を作り、その中から無数の光の弾丸を放つ技です。

ちなみにボルサリーノの技名は、日本神話に登場する三種の神器が由来とされています。

ボルサリーノの声優

ボルサリーノの声を担当された石塚運昇(いしづか うんしょう)さんは、1951年5月16日生まれ福井県出身の声優で、青二プロダクションに所属していました。2018年に食堂癌を患い67歳で亡くなりました。

大人気アニメ「ドラゴンボールZ」のミスター・サタンの声や「ポケットモンスター」のオーキド博士の声を担当していました。

現在ボルサリーノの声を担当しているのは、置鮎龍太郎さんで1969年11月17日生まれ福岡県出身の声優で青二プロダクションに所属しています。

多くのアニメで活躍し、大人気アニメ「SLAM DUNK」の三井寿の声や、「BLEACH」の朽木白哉の声も担当していました。

ボルサリーノ(黄猿)の名言・名シーン

ここではボルサリーノの名言や名シーンをご紹介していきます。

「速度は…“重さ” “光”の速度で蹴られた事はあるかい」

シャボンディ諸島にて、「超新星」である船長たちと出くわし、ボルサリーノは戦闘前に放った言葉です。

この言葉は、ボルサリーノの初めての戦闘シーンでの言葉であるため、注目度も高く覚えている人も多いのではないでしょうか。

「海賊の罪は消えんでしょう…!!」

この言葉はシャボンディ諸島にてレイリーと戦闘中に放たれた言葉です。レイリーはボルサリーノに対し「キミ達が手配書をはきしてくれるのなら私ものびやかに隠居できるんだがな」と言った言葉に対し答えた台詞です。

並みの海賊ならまだしも、海賊王が船長を務めた「ロジャー海賊団」の副船長を務めていたため、海軍として見過ごすことの出来ない人物であることから、罪の重さが伺える言葉であり、大将らしさのある名言です。

ボルサリーノ(黄猿)のまとめ

ボルサリーノは掴みどころがない性格ではありますが、海軍本部大将として職務に忠実である姿も伺える人物です。

サカヅキとクザンは元帥の座をかけて戦いましたが、ボルサリーノはなぜ元帥の座を目指さなかったのか、まだまだ気になる点も多い人物です。

新に大将になった「藤虎」や「緑牛」とのやり取りが描かれるなど、今後のボルサリーノの登場にも期待です。