【ワンピース】ムースの声優は誰!?特徴や名シーンもご紹介!

空島編ジャヤ島の400年前の話である、カルガラとモンブラン・ノーランドとの話で登場します。カルガラの娘として登場するムースですが、一体どんな人物なのか、400年前のジャヤ島とはどういった島なのかご紹介していきます。

ムースの基本情報

【ワンピース】ムースの声優は誰!?特徴や名シーンもご紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ムースの特徴

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ムースは髪が長く黒髪で顔周りの毛だけ赤い髪飾りで束ねており、触角のようになっています。

服装はタイトめなワンピースをきていて上の部分と下の部分だけボーダーの柄があり肩あたりに小さな羽根が生えています。青と白のチェック柄の四角い形の帽子を被っています。

登場時は神への生贄として登場するため服装はオレンジ色の羽織り物で全身を覆っています。

ムースの初登場

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ムースは31巻、287話「神殺し」にて初登場します。

ジャヤ島の先住民であり、かつて400年前ジャヤ島には「黄金都市シャンドラ」が存在しそれを守る戦士、「シャンディア」がいました。その戦闘隊長を務める「カルガラ」の娘がムースです。

当時ジャヤの住人は謎の疫病に侵されていて、村を守るために神に若い娘の生贄を捧げなければならないとされていて、その生贄として島で一番美しい娘であるムースが選ばれ初登場しました。

ムースの声優

ムースの声を担当された皆口裕子さんは1966年6月26日生まれの東京都出身で声優で青二プロダクションに所属しています。

1985年に「GREED」という冒険ファンタジーのOVA作品でデビューしヒロインであるキィ・ミの声を担当されました。

他にも大人気アニメや映画、ゲーム、アプリなどで幅広く活躍されています。

皆口裕子さんは大人気アニメ、ドラゴンボールZで「ビーデル」と「パン」の声を担当されていました。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ONE PIECEではムースの他、ルフィの義兄、エースの母である「ポートガス・D・ルージュ」や「シスター」の声も担当されています。

ムースの住んでいたジャヤ島とは

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

400年前に地上に存在していた島「ジャヤ島」の半分が突き上げる海流(ノックアップストリーム)によって空へと飛ばされてしまい巨大なツタの塔に突き刺さったことにより出来た島のことで、現在はアッパーヤードと呼ばれています。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

かつてこの島には「黄金都市シャンドラ」と呼ばれる黄金の遺跡が存在し、その遺跡を守り続けてきた戦士を「シャンディア」と呼んでいました。ですがシャンドラは空島であるスカイピアに飛ばされてしまい、当時の空島の住人は見たこともない大地(ヴァース)の存在を神からの贈り物だとしますが、シャンディアの戦士たちは自分たちの島を守るため400年前からシャンディアの戦士とスカイピア人の長い戦いが始まることとなります。

結果そのシャンディアの戦士たちは戦いに負け島を追い出されジャヤ島は「聖地アッパーヤード」と呼ばれ神の住む島とされ、シャンディアたちは「雲隠れの島」と呼ばれる島で暮らしていて、スカイピア人が住むエンジェル島とは真逆にある離れた島で暮らしています。

後に麦わらの一味が空島で恐怖政治を行っていた神である「エネル」を倒したことにより失脚し、かつてのスカイピアの神であった「ガン・フォール」が新に神となり和解し、長期に渡ったアッパーヤードの争奪戦に終わりをむかえました。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ちなみにジャヤ島は半分が空島へ飛ばされる前は上から見るとドクロの形をしていました。ドクロの半分から上部分は空島へと飛ばされてしまったのでした。

ムースの名シーン・名言

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ムースは400年前のジャヤ島で起きた疫病から住人を守るために、カシ神の生贄として選ばれ祭壇にて儀式を始めますが、ちょうどその時ジャヤに訪れていた探険家の「モンブラン・ノーランド」によって助けられ一命を取り留めました。

ノーランドはムースを抱き寄せ「死ぬ必要などない!」と言われ、その瞬間ムースは今までの恐怖と緊張の糸が切れ、泣き崩れました。

「生贄に選ばれることは幸福な事。この命が村の人たちの為になるなら私は嬉しい。今まで育ててくれてありがとう、ママ」

生贄に選ばれたとき母に向け気丈に振舞いながら言った言葉ですが、実際はやはり死ぬのは怖いと思ってたムースは、助かったことで安心したのでしょう。

【ワンピース】ムースの声優は誰!?特徴や名シーンもご紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「私でお役に立てるのなら喜んでこの身を。」

「泣かないでママ。私は太陽の神に迎えられるのよ。」

と言い、母を心配させないためにと気丈に振る舞う姿が、強くて勇敢であるムースの名言です。

みんなから愛されるムース

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

平和を取り戻したジャヤでカルガラはノーランドを信頼し親友のような存在だったため、「お前にならムースを任せてもいい」というような発言をしますが、ノーランドも既婚者であり、同じ年くらいの子供がいると話し、後にシャンディアの少年であったセトと結婚しています。セトもまたノーランドを尊敬する人物です。最愛の娘だからこそ親友にと、ムースはカルガラに愛された人物です。

ムースは最初こそ生贄にされていましたが、父であるカルガラの苦渋の決断であり、家族や村人からもムースはとても愛される人物でした。