【テニスの王子様】に登場する亜久津優紀は、いったいどのような人物なのでしょうか。また、作中では河村隆とのシーンが見られますが、彼とはどんな関係なのでしょうか。
今回は、亜久津優紀について解説していきます。人物像や河村隆との関係、名セリフや名シーンを紹介します。
亜久津優紀の基本情報
名前 | 亜久津優紀(あくつゆうき) |
性別 | 女 |
所属 | 無し |
必殺技・能力 | 無し |
年齢(学年)/誕生日 | 33歳/不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 七緒はるひ |
初登場 | 山吹中学校との試合前 |
決め台詞 | 特に無し |
パートナー・友人 | 特に無し |
その他 | 亜久津仁の母 |
亜久津優紀の特徴
亜久津優紀は山吹中学校3年の亜久津仁の母親であり、33歳。逆算をすると息子の亜久津仁を産んだのは18歳の頃になります。夫については書かれておらず、作中ではシングルマザーで女手一つで息子の仁を育てていることが明らかになっています。作中では喫茶店でウエイトレスとして働いていることを明かしており、生活事情は決して裕福でないことがわかっています。こうした複雑な家庭事情が背景になって、亜久津仁の性格が形成されたのでしょう。
33歳と中学3年生の息子を持つ母親としては若いのですが、見た目はそれ以上に若く、とても母親には見えません。息子からは「ババア」呼ばわりされていますが、千石清純曰く「母親の手伝いはきちんとしている」ということで、親子仲は決して険悪ではないようです。
ビジュアル的には茶色のショートカットという髪型をしており、性格は親バカ。一人息子の仁のことを心配していますが、当の本人は少し鬱陶しがっています。息子の仁は中学3年生ですし、人の指図を受けることを嫌っているので、反抗期といっても良いのかもしれません。作中ではなかなか家に帰ってこない仁を心配していたり、青春学園と山吹中学校の試合を見に来たりと息子思いの一面もあります。
亜久津優紀と河村隆との関係
作中では青春学園の河村隆と一緒にファミレスにいることを青春学園のメンバーに目撃されており、亜久津優紀の見た目が若いことから、河村隆の彼女だと疑われてしまっています。しかし、河村隆は亜久津仁の幼馴染で、同じ空手道場に通っていた仲。亜久津優紀から見れば息子の数少ない友達であり、目撃された時も亜久津仁が青春学園のメンバーに暴力をふるっていることを止めようと母親に相談していたところであり、決して彼女ではないことが証明されています。
亜久津優紀から見ても、見た目や言動で孤立しがちな息子の数少ない理解者であり友達である河村隆のことを懇意にしており、河村隆には自分のことを「優紀ちゃん」と呼ばせています。河村隆曰く、「そう呼ばないと怒る」とのこと。
亜久津優紀の声優
亜久津優紀の声優は、七緒はるひさん。かつて「寺田はるひ」として活躍していた声優さんで、現在はスチール・ウッド・ガーデンと業務提携を結んでいます。1996年の声優デビューから様々な作品に主演しており、主な代表作には「遊戯王デュエルモンスターズ(孔雀舞役)」、「クレヨンしんちゃん(2代目よしながみどり役)」があります。
亜久津優紀はゲームにも登場
亜久津優紀は原作やアニメの他、ゲームにも登場しており、「RUSH&DREAM!」や「Love of Prince Sweet&Bitter」にも登場しています。「RUSH&DREAM!」では主人公が見る夢の中で登場し、孫悟空に扮した亜久津仁の前に登場するお釈迦様で登場し、「Love of Prince Sweet&Bitter」では亜久津仁との会話シーンがあります。
亜久津優紀の名シーン・名台詞
メインの人物ではないキャラクターの母親としては出番の多い亜久津優紀ですが、はたしてどんな名セリフや名シーンがあるのでしょうか。亜久津優紀の名シーン・名台詞を紹介していきます。
息子を思いやるシーン
亜久津優紀にとって一人息子の仁。18歳で産んだこともあり、亜久津仁は粗暴で乱暴な人物に成長していきました。しかし、そんな息子でも大事に思いやっており、夜遅くまで外を走っている息子を心配してするシーンもあります。息子の亜久津仁も、そんな母親をババア呼ばわりして鬱陶しく思いながらも、母親の手伝いに協力する等、親子関係は険悪にはなっていないようです。ただし、テニスを通じて亜久津仁は変わりつつあるので、いずれ立派な息子になっていくことでしょう。
河村隆との関係
河村隆は亜久津仁にとっては理解者と言っても良い人物なので、亜久津優紀にとっては大事な人物なのでしょう。
見た目が若いせいでカップルと勘違いされがちですが、歳の差は18あるので、仮にカップルになった場合はかなり歳の差があることになります。亜久津仁も河村隆に対しては邪険に扱いながらも認めてはいるので、これからも両者は河村隆との関係を続けていく事でしょう。
亜久津仁を育てた母親、亜久津優紀
亜久津優紀は亜久津仁を女手一つで育てており、見た目からは想像つかないほどの辛い思いをしていることでしょう。しかし、そうした悲しみを見せず、ひたすらに息子を思いやっています。母は強しという言葉を体現している女性と言っても良いでしょう。