【テニスの王子様】大和祐大の強さはどれくらい？強さや作中での活躍等も解説

テニスの王子様に登場する大和祐大。元青春学園の部長ということもあり、手塚国光や大石秀一郎とは関係が深く、特に手塚国光とはただの先輩後輩という関係性ではないようです。もちろんテニスプレイヤーとして登場しているのですが、果たして大和祐大のテニスの実力はどれくらいあるのでしょうか。また、作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。

ここでは大和祐大について解説。テニスの実力や作中での活躍等について紹介していきます。

大和祐大の基本情報

 大和祐大の特徴・テニスの実力

大和祐大は元青春学園テニス部の部長で、U-17の日本代表候補。手塚国光達3年生が1年生の時の部長で、手塚国光達とは2つ歳が離れています。初登場時は黒髪に丸眼鏡という冴えないような見た目でしたが、新テニスの王子様では茶髪にパーマ、ピアスという劇的なイメージチェンジを披露。また、どちらにしても無精髭は変わっておらず、大和祐大の大きな特徴となっています。部長としては手塚国光以上に厳しく、少しでも小競り合いをした部員に対してグラウンド100周を命じたりしています。

テニスの実力は能力値だけみると決して高くはなく、全ての能力が5段階中2というもの。特筆すべき能力もなく、一見すると弱そうなキャラクターに見えますが、必殺技の「幻有夢現（げんうゆめうつつ）」は非常に強力。相手の予想とは逆の打球を打つことで、相手を困惑させるという不思議な技を使います。これは相手が強ければ強いほど効果的になり、必然的に強いキャラクターとされています。

大和祐大の来歴

大和祐大はテニスの王子様の関東大会編、手塚国光と跡部景吾との試合中の回想で初登場。手塚国光が怪我をした原因を回想しているシーンで登場し、部員に対してグラウンド100周を命じていました。当時1年生だった手塚国光にもグラウンド100周を走らせ、手塚国光に対して青春学園の柱になるように進言。手塚国光はそれを愚直に守り、怪我が悪化しても跡部景吾との試合を続行していました。

新テニスの王子様ではイメージチェンジして再登場。U-17の代表候補として3番コートに立ち、手塚国光と対決。両者ともに大技を出し尽くして戦いますが、自己犠牲に偏った手塚国光に対し、自分の為に戦うようにとアドバイス。これをきっかけに手塚国光は天衣無縫の極みを会得し、この結果大和祐大は手塚国光に敗戦。大和祐大も元々肘の怪我を抱えており、手塚国光との対決を引退試合を決めていましたが、2軍選抜のNo.10に選ばれました。

大和祐大の担当声優

大和祐大の担当声優は、池田政典さん。池田さんは元々歌手として活動しており、その後に俳優や声優としても活動を始めています。歌手活動は一時休業状態にありましたが、大和祐大のキャラソンを発売しており、少しずつですが歌手活動も再開。現在でもライブ活動を行っている方です。

池田さんの声優としての主な代表作には「るろうに剣心（志々雄真実役）」、「家庭教師ヒットマンリボーン（XANXUS役）」、「バトルスピリッツ（ロバート・ガルシア役）」等があります。

大和祐大の名シーンや名セリフ

大和祐大は作中での登場シーンは多くないものの、手塚国光との関係性等名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは大和祐大の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

手塚国光へ託した想い

大和祐大は手塚国光へ様々な想いを託しています。まず、当時1年生だった手塚国光に対して、「青春学園の柱」になるように託し、文字通り手塚国光はチームの為に自分を犠牲にして中学校生活を過ごしていました。しかし、その結果として手塚国光は自分の怪我を圧してまでチームの勝利に貢献するようになり、一時期はイップスになるまで怪我が悪化してしまいました。その姿を見た大和祐大は次に、「これからは自分の為に戦ってほしい」という想いを託します。

この言葉を聞いた手塚国光はこれまで戦ってきた理由を捨て、あくまでも自分の為に戦い始めます。これが天衣無縫の極みを開くきっかけになり、手塚国光の成長に繋がっています。

過去の怪我

大和祐大自身も右腕に大けがを負っており、手術の痛々しい縫い跡がはっきりと見えています。こんな大怪我を負った理由は詳しくはわかっていないものの、大和祐大自身もチームの為に戦っており、自分を顧みなかった結果だとされています。こうした部分も手塚国光と重なり、手塚国光に特別な思い入れがあるのかもしれません。

手塚国光に想いを託した元部長、大和祐大

大和祐大は青春学園の元部長で、現時点での手塚国光に共通する部分が多い人物。そのせいか、手塚国光に対しての思い入れが強く、作中では手塚国光関連の話で登場しています。

また、手塚国光の成長に繋がるきっかけを作った人物でもあり、今の手塚国光があるのは本人の努力もさることながら、大和祐大の存在もあったことでしょう。