テニスの王子様に登場する幸村精市。非常に人気のあるキャラクターで、テニスの実力もかなりのもの。作中ではあまり試合をするシーンがありませんが、果たして幸村精市はどれくらい強いのでしょうか。また、作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。
ここでは幸村精市について解説。幸村精市の強さや作中での活躍等についても紹介していきます。
幸村精市の基本情報
名前 | 幸村精市(ゆきむらせいいち) |
性別 | 男 |
所属 | 立海大附属中学校 |
必殺技・能力 | 特に無し |
年齢(学年)/誕生日 | 15歳(中学3年生)/3月5日 |
身長/体重 | 176cm/63kg |
声優 | 永井幸子 |
初登場 | Genius192 |
決め台詞 | 特に無し |
パートナー・友人 | 真田弦一郎 |
その他 | 特に無し |
幸村精市の特徴・テニスの実力
幸村精市は立海大附属中学校の3年生。テニスの部長を務めており、ヘアバンドを着用しているのが特徴。真田弦一郎の方が部長のように見えますが、真田弦一郎は副部長という役職。柔和な顔立ちをしていますが、非常に厳しい性格をしており、気持ちよりも勝ちを優先するタイプの人物です。
テニスの実力は中学生の中でもトップレベルで、日本中学生最強の男と称されています。他のキャラクターによくある固有の技を持たず、「返せない球はない」という持論から全ての打球を打ち返すという実力。そのために相手は「何をやっても返されてしまう」というイメージが付き、次第に五感を奪われてしまうという、チートのような能力を持っています。幸村精市はこうしたテクニカルなプレイや、公式戦で1ゲームも落としていない(全国大会決勝戦までの話)こと、さらには一度奇跡のような生還を果たしていることから、「神の子」とも呼ばれています。
幸村精市の来歴
幸村精市は中学2年の冬(物語開始の1年前)、免疫系の難病を患ってしまい入院。以後は真田弦一郎に部活を任せ、自身は療養生活を余儀なくされてしまいます。この際に医師から「テニスはもう無理」と宣告されて絶望してしまいますが、柳蓮二や真田弦一郎等の励ましもあってリハビリや手術を経験。全国大会決勝戦にて復帰を果たしています。
全国大会決勝戦では越前リョーマと戦う前に、遠山金太郎と1球勝負をしていますが、これに勝利。満を持して越前リョーマと対決。当初は様々な技を駆使する越前リョーマに対して優位に立ち、越前リョーマの五感を奪い窮地に追いやりますが、越前リョーマが天衣無縫の極みを覚醒させたことで反撃されてしまい、公式戦で初めての敗北を喫してしまいました。
新テニスの王子様ではU-17の代表候補に選ばれ、タイブレークマッチでは真田弦一郎と対決。真田弦一郎の五感を奪い勝利し、中学生の中で唯一2軍選抜に選ばれています。U-17では真田弦一郎とのダブルスで出場し、鉄壁のダブルスで相手の五感を奪って勝利を収めています。
幸村精市の担当声優
幸村精市の担当声優は、永井幸子さん。永井さんは元々舞台女優でしたが、幸村精市役で初めて声優に挑戦。それ以降少しずつ声優としても活動を始めており、幸村精市名義のCDでは自ら作詞を手掛けているという活動も行っています。
永井さんは幸村精市以外では名前のあるキャラクターをあまり演じておらず、「遊戯王デュエルモンスターズGX」に出場していたり、名前のあるキャラクターでは「うみものがたり~あんなたがいてくれたコト~(宮守都)」等があります。
幸村精市の名シーン・名セリフ
幸村精市は試合をしている場面こそ少ないものの、人気であるためか名シーンや名セリフと呼ばれるようなものがいくつも存在しています。ここでは幸村精市の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
真田弦一郎の関係性
真田弦一郎はテニス部の部長と副部長という関係性のみではなく、幼いころから切磋琢磨してきた友人のよう関係。通っていたテニススクールではお互いにダブルスパートナーがおらず、そこで意気投合して上級生相手にダブルスの試合をしているシーンがあります。その後は2人は「神の子」や「皇帝」と呼ばれるようになり、中学テニス界を席巻するように。
新テニスの王子様では久方ぶりのダブルスを組み、相手の鉄壁のダブルスに苦戦を強いられますが、お互いが当時の光景を思い出し、「攻撃をしないテニス」を展開。やがて幸村精市の五感を奪うテニスがさく裂し、この苦難を乗り越えました。昔からの友人と苦難を乗り越えるという、少年漫画でも熱い展開となっています。
神の子と呼ばれる実力
幸村精市は神の子と呼ばれていますが、その名に相応しい実力を持っています。手塚国光や跡部景吾のような得意技を一切持たず、普通に対決しているだけで相手がイップスにかかるというもはや怪物のような能力を持っているため、全国大会決勝戦までは公式戦で1ゲームとして落としていないという設定です。
新テニスの王子様でも中学生で唯一2軍選抜に選ばれたことからも、単純な実力では中学生最強と呼んでも良いでしょう。
厳格な中学生最強テニスプレイヤー、幸村精市
幸村精市はその通り名が示すように、まさに神のような実力を持ったキャラクター。性格も柔和に見えてかなり厳格で、あの真田弦一郎以上に勝利に固執する姿が印象的な人物です。