【約束のネバーランド】エマがかわいい!声優や実写の役者、誕生日を紹介

約束のネバーランドの主人公、エマ。GF(グレイス=フィールド)ハウスではお姉さん的存在で皆に親しまれている人気者です。そんなエマの正体は何なのでしょうか?

ごく普通の女の子なのか実は特別な存在だったのか、様々な可能性と伏線を交えて解説していきたいと思います。

エマの基本情報

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エマの特徴

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エマといえば何といっても「仲間想い」なイメージが強いのではないでしょうか。誰よりも仲間の事を思い無茶もしてしまう行動派です。GF(グレイス=フィールド)ハウスを脱走する時も、レイの反対に負けず「全員を連れ出す」という事を根本に計画を練ってきました。フィル含む4歳以下の子供達はいつか迎えに来るという約束を結び、ハウスに置いていく事となりますがエマの気持ちを汲み取った子どもたちはエマを信じて待つ事になります。

脱走してからエマたちは少しずつ心身共に成長していきますが、その中でも少し注目してもらいたいのがエマの髪型です。発信機を取り除くために左耳を切り落としたエマ。左を覆い隠すようにちょっとアシンメトリーな感じになっていたり三つ編みをされていたりと、髪型で雰囲気が変わっているところも見ていただきたいエマの魅力の一つです。

エマの性格

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エマはとにかく優しい性格の持ち主です。仲間たちを守らなければいけないと自分を犠牲にしようと行動したり、計画実行のために自分だけ無茶をして仲間を巻き込まないようにします。普段はとても無邪気で明るく、ハウスで鬼ごっこをしていた時にはずば抜けた運動能力を見せていました。レイにはよく計画性がないと言われがちですが、頭で考えるよりも身体が動いてしまうのでしょう。

ノーマンと再会後「鬼を絶滅」させるために計画を遂行するノーマンにエマは「神様になんかならなくていいんだよ」と優しく抱きしめます。食幼児たちからはとても慕われているボスという地位に立っているノーマンですが、小さい頃からずっとノーマンと一緒に過ごしてきたエマは「ノーマンが小さくて震えている子どものように見える」と言っていました。

鬼に対しても人に対しても純粋な気持ちで接し、優れた洞察力を持っているエマは初めて出会った人からも信頼されるほどです。この人間性は生まれ持った才能ともいえるでしょう。

乗り越えてきた苦難の数は計り知れない

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全ての始まりとなるコニーの死もそうですが、エマはたくさんの子供達の死を目の当たりにしてきました。目の前で鬼に食われる子どもたちを見て、自分や仲間達もそうならないようにと必死に戦います。この恐怖心や「生きなければならない」という気持ちから、必死に仲間達を守るためにエマの底知れない強さは引き出されているのかもしれません。

全ての生き物に行われる儀程(グプナ)をソンジュから習うエマですが、ヴィダという植物を心臓に刺すという行為を見てコニーの死を思い返します。「生き物を狩って食べる」という生きるための行動を、エマはすんなりと受け入れていました。

儀程(グプナ)が奪った命に対する尊敬の意を込めてする行為だという事を知ったエマは、生きるためにその技を習得します。生きるため、そして仲間達が死なないためにも、エマは悲惨な現実さえも受け入れて柔軟に対応します。そこがエマの強みかと思われます。

レウウィスとの戦いで得た知識と戦闘力

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GP(ゴールディ=ポンド)でレウウィスに気に入られ死闘を繰り広げたエマは、この戦いで多くの事を学びます。鬼にも貴族や王家などの社会があるという事、1000年前に結ばれた鬼と人の「約束」の事。ルーカスやユウゴから鬼の特徴がそれぞれ違うことや、強敵と戦う際の戦略や方法などありとあらゆる知識とワンランク上の戦闘方法を学びました。

本来ならばレウウィスやバイヨン卿などの強敵を前に率先して戦うのは恐怖心の方が勝つと思われますが、エマはその恐怖心さえも乗り越えて戦いに励みます。このエマの度胸がこれからも他の食幼児たちをたくさん救う道標となるでしょう。

エマの声優

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アニメでエマを演じるのは劇団ひまわりに所属している諸星すみれさんです。音楽レーベルはフライングドッグです。神奈川県足柄上郡大井町の出身で、女優や歌手としても活躍しています。

主な代表作は「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」ニーナ・タッカー役、「アイカツ!」星宮いちご役、「東京喰種」笛口雛実役など、様々な有名キャラクターを演じています。映画などでも色んなキャラクターを演じているため、とても馴染みのある声なのではないでしょうか。

劇団に入団した一つのきっかけは「千と千尋の神隠し」の湯婆婆に憧れたからだそうです。そこから演者としても声優としても「演技の巧さ」を評価されていたそうです。

エマの名セリフ・名シーン

数々の苦難を乗り越えてきたエマですが、エマの傷の回復が早い事や少し気になる伏線など、エマが鬼とのハーフなのかという疑惑も上がっています。その中でも注目したいエマの名シーンを紹介していきます。

無茶はよくするがたまに”イカレている”?

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このシーンはユウゴと初めて出会った時の場面ですが、ミネルヴァを求めて辿り着いたシェルターでの共同生活をユウゴに持ちかけた所、ユウゴからは断固拒否されていました。自分たちをシェルターに住まわすかシェルターをこのまま壊すのが良いか、エマはユウゴとの取引時に問いかけます。

この最初の取引でもそうですがエマは冷静に相手の心の奥深くを読み取り、自分の中での確信を持っているからこそ相手に対等な立場としていられるのです。

「殺す」と本気の脅しをかけられていても動揺せず、「殺されるくらいなら壊す」と笑顔で返すエマの目はなんでも見抜いているような気さえもしますね。

鬼の絶滅には絶対反対するエマ

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エマが鬼ではないかという噂が立っている一つの理由としては「鬼を殺したくない」という所もあります。鬼の社会を間近でみたエマは「鬼の中にも何も知らずに平和に暮らしている鬼もいる」という現実を知りました。農場で人間を育て、食べているのは一部の貴族鬼たちということも知り、自分たちもまた生きるために「食べている」ということにフォーカスし人と鬼の違いは「食べている物」ではないのかと考えます。

自分たちも命を奪い、食べて生きる。エマも大切な仲間達を多く失いましたが、生物が生きていくためには「仕方がない」ことだと思っているようにも見えます。

邪血であるムジカのような鬼も存在しているためエマは純粋に鬼の絶滅に反論しますが、これが単に純粋なエマの気持ちからなのか実は鬼とのハーフだからなのかという事は残念ながら明らかになっていません。そんな伏線もふまえて、これからの展開を見ていきたいですね。

鬼の頂点に君臨する”あの方”との約束とご褒美とは…?

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七つの壁を越えて、エマは見事に鬼の頂点である鬼の元へ辿り着きます。時空さえも操る不思議な存在の鬼は、まるで子供のようにエマの心へ声を傾けます。レイと共に時空を越えて来たはずですが、選ばれたのはエマだけでした。そしてエマは「約束を結び直しに来た」と言います。

1000年前の約束ではラートリー家が鬼社会の「門番役」を務め、その年に取れた一番良い肉を献上するかわりに鬼と人間の世界を切り離すという約束でした。エマは「全食幼児たちを連れて人間の世界に行きたい」と言いますが、その代償として鬼から「ごほうび」を求められます。

「ごほうび」を求められたエマの表情は言葉とともに歪みますが、エマが仲間達の所へ戻った時には「約束は結んできた」と自身に満ち溢れる表情で言っていました。この「ごほうび」が何だったのかは明らかになっていませんが、これからの食幼児たちに明るい未来をもたらしてくれるのではないでしょうか。

覚悟を決めたからなのか?エマの不敵な笑みは一体…

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ソンジュに儀程(グプナ)のやり方と意味を教わり、旅の道中でヴィダが刺さった子供を見かけるエマ。仲間達に問われるものの、不敵な笑顔で「何でもないよ」と答えます。食べるものが違うだけで命を奪って食べているという事は鬼も人間も一緒だという事を悟っているからなのか、エマは全ての現実を受け入れているように見えます。

何も知らない子供たちには余計な心配をかけまいというエマなりの心遣いなのか、どっちにしてもエマが心の中で何かの「覚悟」を決めていることに間違いは無いようです。このシーンも「エマが鬼と人間のハーフではないのか?」という説をにおわせる場面に見えますが、エマの純粋な優しさと心の強さからするとその可能性はまだ低いのではないかと思います。まだまだ分からない事だらけですね。

どんなエマでも皆に愛される!これからも期待!

【約束のネバーランド】エマがかわいい!声優や実写の役者、誕生日を紹介

仲間のために戦い、仲間のために知識や経験を積んで成長するエマ。その強さはきっと今までの困難を必死に乗り越えてきたからこそ得たものだと思います。そんな仲間思いのエマを信じて、他の子供たちは付いてきています。

子供たちも含めエマがこれからどのように強く成長していくのか、そして鬼との関係はどうなっていくのかまだまだ目が離せません。