高専の医師として欠かすことのできない女性。それが家入硝子です。
過去には五条や夏油との関わりもあった彼女ですが、過去や現在どのような人物なのでしょうか。
家入硝子の基本情報
名前 | 家入硝子(いえいりしょうこ) |
性別 | 女 |
術式/領域展開 | 反転術式/不明 |
等級 | 特級相当 |
所属 | 高専 |
年齢/誕生日 | 28歳/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 遠藤綾 |
初登場 | 原作第10話/TVアニメ第5話「呪胎戴天-弐-」 |
家入硝子の特徴
長い髪の毛で原作は黒塗りされていますが、アニメ版は濃い茶色のようになっています。目元の濃い隈、右目の下にあるホクロが彼女のチャームポイントです。
少し垂れ目がちで一見優しそうに見えますが、実際は解剖の際に嬉しそうにするという場面もあり、やはり高専にいるだけあって特殊な人間のようです。
ちなみに自信が高専に通っていた時代は髪の毛は肩よりも上で切りそろえていて短かったようです。
家入硝子の性格
酒豪のため甘いものが苦手のようです。また喫煙者でありますが、現在は庵歌姫の助言で禁煙中。
ちなみに喫煙は10代のころからしています。
前述もしましたが、虎杖が死んだとされて少年院に運ばれてきた際にはとても解剖に意欲的でした。しかし、虎杖は宿儺との契約により蘇ってしまい「ちょっぴり残念」と吐露する場面もあります。
半面、虎杖の心のケアを疎かにすることはなく、”かつて人であったもの”でも殺すことに抵抗のあった虎杖のフォローを欠かさないでいたりと、人間味のある言動も描かれています。自身も高専に通っていたこともあり、虎杖の気持ちを汲んであげることができたのでしょう。
家入硝子の能力
現段階で家入硝子の能力の詳細は明かされていません。
しかし、反転術式が使用できるということは原作でも明らかになっており、反転術式を使用できる上に医療にも従事できるという呪術師は非常に珍しいため、かなり重宝される存在のようです。
その実力は五条をも上回る?と言われていますが、実際の所どれほどの強さなのかというのはわかっていません。作中で反転術式を使用できるのは五条・乙骨・宿儺の3人と彼女なので、彼女の実力は相当なものだということがわかりますね。
ちなみに硝子はこの反転術式を高専時代から使用することができていたそうで、このエピソードだけでも強さが見て取れます。
家入硝子の過去
家入硝子は高専時代五条・夏油と同期でした。2人のことを「クズとも」と呼んでおり、深い関係があったことが伺えます。
原作で過去編が掲載されましたが、現在の家入硝子とは風貌も別人のようになっています。髪は短く、目の下に隈もありません。目の下の隈は現在までの医療行為などのストレスによるものなのかもしれませんね。
さらに現在はアンニュイな大人な女性となっている家入硝子ですが、高専時代はあっけらかんとした性格だったようです。五条と夏油の言い合いが始まると途端に逃げ出したり、サングラスを奪って遊んだりなどもしていました。
その後、離反して人間を殺害して両親をも殺した夏油と遭遇した際にはあっけらかんとした態度で接しています。
肝の据わっているようなサバサバとした性格は現在の家入硝子にも垣間見える点ですね。
家入硝子の声優
そんな家入硝子の声を務めるのは遠藤綾さんです。山形県出身・オフィスPAC所属。1980年2月17日生まれの声優さんです。
長年ミニーマウスを演じていた水谷優子さんからミニーマウスの役などを引き継いでいます。
主な代表作は『おそ松さん』の弱井トト子役、『マクロスF』のシェリル・ノーム役、『妖怪ウォッチ』のコマさん、コマじろう役などの幅広い役柄をされています。
家入硝子の名言・名シーン
ここからは家入硝子の名言や名シーンをご紹介していきます。
「役立てるよ、誰に言ってんの」
虎杖が死んだとされて運ばれてきた際に五条に「役立てろよ」と言われて返した言葉です。この2人の間には信頼感のような雰囲気が出ています。虎杖が死んだことでこのシーンでは暗い雰囲気が流れていますが、とても彼女の強さが見えるシーンになっていますね。「誰に言ってんの」というのも、自分の実力を知っている五条にだからこそ言うことのできた台詞ですよね。
「犯罪者じゃん、何か用?」
夏油が自身の両親を殺害、されには多くの人を殺害した夏油に対しての言葉です。これは過去編に出てくる台詞になります。喫煙所にいた家入硝子の前に離反した夏油が現れます。その際に煙草を吸いながら全く動揺も見せずに夏油に対してそんな口を聞けるのは彼女だけなのではないでしょうか。しかし、心の中では青春を共に過ごした夏油に少なからずショックは抱いていたのではないでしょうか。
高専で重宝されるほどの技術と術式の家入硝子
家入硝子は、高専でも希少な人材であり重宝されるほどの実力も持ち合わせています。その実力は反転術式を使用できるほどなので、等級は明らかにされていませんが特級相当の強さがあると考えられます。また、彼女は医療従事者で戦闘の前線に立つタイプではないので、今後も明かされる可能性は低いでしょう。
現在原作は物語の架橋を迎えており、今後の彼女の活躍に期待ですね。