呪術高専の2年生であるパンダは、動物にも関わらず何故か人間と意志の疎通が取れています。何かと謎が多いのがパンダですが、そんなパンダの能力や強さ、魅力に迫っていきたいと思います。
パンダの基本情報
名前 | パンダ |
性別 | 呪骸 |
家柄 | 無し |
階級 | 準二級呪術師 |
使用する技・術 | 激震掌 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 関智一 |
初登場 | 第10話「雨後」 |
その他 | 生みの親は夜蛾正道 |
パンダの特徴
呪骸である
パンダの正体は、突然変異呪骸といって内側に呪いを宿した自立可能な無生物です。見た目はパンダですが、パンダそのものではありません。呪術高専の校長である夜蛾正道に作られたことにより、話したりすることも可能。
そして、最初から成体ではなく、幼児期のパンダも描かれていて、夜蛾と話すシーンもあります。その時のパンダは、おむつをしていて、かわいらしい子パンダでした。
核が3つある
パンダには、3つの核があります。核は、呪骸にとって命とも言えるところです。そして、そんな核をパンダは3つも持っています。そのため、1つの核を壊されても死ぬことはありません。
その他にも核が入れ替わることで能力も変わってきます。夜蛾正道からも子パンダの頃にそのことを教えられていて「お前にはお兄ちゃんとお姉ちゃんがいる」と変な説明をされていました。
このことに対して、パンダも幼心に何を言っているの?といった様子。しかし、3つの核を持っていることは、3つの命を持っていることと同じなので、呪骸にとってもかなり有利でしょう。
コミュニケーション能力が高い
パンダの凄いところは、人間とコミュニケーションを普通に取れているところです。しかも頭脳が高く、同級生と話している内容もしっかりとしていて、アドバイスをしたりもしています。
その上で、頼られていることもあり、先輩としての面目を保っていると言えるでしょう。見た目はパンダにも関わらず、全員にあっさりと受け入れてもらえるところが面白いです。
パンダの性格
優しい心の持ち主
パンダの基本的な性格は、やさしいです。同級生や下級生に対して、仲間意識が強く常に穏やかに接するようにしています。一歩身を引いている感じで、見守っているようなところもあるのです。
他の呪術師はどこか気が強く、突っかかっていくところがありますが、パンダはそんなところがありません。
冷静である
戦いの場では、戦況を読んだり、瞬時に判断したりと、かなり優秀なパンダですが、そこは冷静な性格があるからです。周りが敵に煽られて、頭に血が上ることがあるのですが、そこでパンダは冷静に対処しています。
パンダの能力
パンダの能力は、それほど詳しくは明かされていません。わかっていることは、3つの核を使い分けることで、能力が変わるということ。通常のパンダ核は、バランス重視で、お兄ちゃんのゴリラ核は、短期決戦パワー重視。
そしてお姉ちゃんの核は、照れ屋さんというだけで、能力が明らかになっていません。そんな中でも、お兄ちゃんの核で使用されるゴリラモードには必殺技があります。
それは、激震掌と言って相手の内部にまで打撃の衝撃を浸透させるもので、防御不能の攻撃となっているのです。
パンダと他の学生の関係
パンダは、呪術高専の2年生で、禪院真希や狗巻棘、乙骨憂太と同級生です。関係は良好で、寡黙な狗巻棘の良きパートナーとして一緒にいます。
他にも真希と乙骨との関係が良い感じになると、茶化したりするような場面も見られていました。下級生である伏黒たちに対しても出しゃばることもなく、良い関係を保っています。
夏油との戦い
パンダが本気で戦闘に参加した場面があるのですが、それは夏油が東京校に現れた時です。乙骨の力を手に入れるために、呪術高専に帳を下ろすと、パンダと狗巻棘が駆けつけます。
乙骨を助けるために、パンダはゴリラモードとなって帳を壊して、最短ルートで夏油の前に現れました。その時のパンダは、怒りに満ちた様子。夏油のことを本気で潰そうという気持ちがよくわかります。
そんなパンダと狗巻は協力して、夏油に戦いを挑みますが、力及ばずあっさりと返り討ちにあいました。
パンダの声優は関智一さん
パンダの声優を担当しているのは、関智一さんです。
パンダ以外にも「頭文字D」の高橋啓介、「鬼滅の刃」の不死川実弥、「フルメタル・パニック!」の相良宗介、「機動戦士ガンダムSEED」のイザーク・ジュール、「Fate/stay night」のギルガメッシュ、「PSYCHO-PASS サイコパス」の狡噛慎也、「機動武闘伝Gガンダム」のドモン・カッシュなども担当しています。
パンダの名セリフ・名シーン
パンダには、呪骸だからこそのセリフなどがあるので、紹介していきます。
「オレ パンダ ニンゲンノ コトバ ワカラナイ」
東堂葵に乙骨のことを深堀りされそうになり、面倒くさいのでわざとこのように片事で返しました。頭脳が高いからこそできることで、使い分けが上手いですね。
「ルックスに関して俺がどうこう言うと思っているのかよ」
メカ丸は、自分の本体が醜いことを気にして、本当の姿を見ても同じ気持ちでいられるか?と質問します。それに対しての返答がこのセリフですが、パンダらしいセリフですね。呪骸だからこそ、見た目に囚われないという気持ちが強いです。
パンダは呪術高専に無くてはならない存在!
パンダは、呪骸でありながらも人間としっかりと共存しています。コミュニケーションもしっかりと取れて、敵の呪霊とも戦う心強い仲間です。
そんなパンダの能力については、全て分かっている訳ではありません。そのため、今後の活躍が期待できる存在でもあります。