【呪術廻戦】真人は死亡した!そのあっけない最後とは?彼の領域展開や声優さんについても解説!

呪術廻戦に登場する呪霊の中でもその強さを誇る真人。

彼は何から生まれた”呪い”なのでしょうか。彼の初登場から最期の瞬間までをご紹介します。

真人の基本情報

【呪術廻戦】真人は死亡した!そのあっけない最後とは?彼の領域展開や声優さんについても解説!

真人の特徴

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見た目はつぎはぎだらけの青年。淡い灰色または水色に近い色の髪色。顔立ちが整っているからかファンからは人気があるように思われますが特段そういうわけでもなくむしろ嫌いな部類に入ることが多いようです。

人が人を恐れ恨む感情から生まれた呪霊で、人間のことは嫌っていますが、一定の理性も働くようである特定の人間にのみ優しく手を差し伸べる振りをすることもできます。呪霊は好き嫌いの例外などなく全員家族で大好きな存在です。ただ夏油のことをどう思っていたのかははっきりとわかっていません。

真人の性格

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生まれたばかりの呪霊ということもあり、漏瑚花御と比べると精神的にまだ子供で自由奔放な姿が伺えます。

魂に直接触れることのでき真人は「命に重さは無く、喜怒哀楽などの感情はすべて魂による代謝である」という持論を語る場面があり、このことは「魂は肉体、肉体は魂」という持論を持つ夏油と相反するものがありますが、これをきっかけに2人の仲に溝が生まれることはなく真人曰く「術式が違えば、考え方もそれぞれ」という部分に着地しています。夏油だったから、というのもありそうですが、自分と違う思想を持つ物を頭ごなしに否定しないような性格も伺えます。

人間を遊び道具のように捉えていることが多く、順平との出会いから交流そして利用までは明らかに楽しんでいるように見えました。しかし、公式ノベライズではすべての人間を遊び道具のように思っているわけではないということが伺えます。人から生まれた呪いらしい思想も持ち合わせているようです。

真人の能力

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術式は無為転変。領域展開は自閉円頓裹 (じへいえんどんか)。

真人は成長速度が速く、技の吸収も早いため作中では若い呪霊ですが技は多く持っています。

無為転変

相手の魂に触れることで真人の思うままに相手の魂の形を変えることができます。この真人に魂が触れられてしまえばそこでもうほぼ死んだと言っても過言ではありません。呪術師ですら自身の魂を守るという行動に出ない限り、真人の術式から逃れることはできず、一度替えられてしまったものは元に戻ることは無く死んでしまいます。真人に変形させられてしまった人々は意思があるように見受けられますが、それは所詮改造人間でしかなく、他者の介入により救うこともできません。

この無為転変の応用で、2つの魂を融合させる多重魂、この多重魂によって反発し合った魂の質量を上げて放つことのできる撥体、反発しが弱い魂同士を融合させた改造人間で瞬間的に大きな爆発をさせることが可能です。

遍殺即霊体(へんさつそくれいたい)

虎杖と東堂との闘いを経て黒閃を理解した真人の魂の本質がむき出しになった姿。人型の呪霊だった真人ですが、この遍殺即霊体によって怪人の姿に変貌を遂げます。呪霊として人型であった時よりも何倍もグレードアップしている真人は虎杖を苦戦させました。人型以外の場合は無為転変を使用できない真人ですが、この怪人の姿になった場合は無為転変の使用は可能なようです。

自閉円頓裹 (じへいえんどんか)

人間の手が格子状になり相手を囲う領域展開。真人の術式は本来であれば真人の手が相手の魂に触れることによって魂の形を変えられるというものですが、領域展開内では真人が直接触れる必要もなく、真人の術式が必中になります。真人の術式的に触れられてしまえば終わり、ということで真人の領域に入ってしまえば特別な対策がない限りほぼ死にます。しかし発動はすぐに行われるわけではなく、真人の領域であるためそのタイミングは本人の自由自在のようです。

しかしこの領域を初めて発現させ、七海を取り込みますが、そこへ虎杖が侵入したきた時、彼の中の両面宿儺の魂に触れてしまい、彼の逆鱗に触れることになります。

真人の弱点

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真人の弱点は虎杖と釘崎です。

虎杖の場合は自閉円頓裹の際に宿儺に触れてしまったことが第一の苦手意識になっていると思われます。「二度はない」と怒られていますからね。しかし、宿儺の器としてではなく虎杖自身にも真人との相性の悪さがあります。それは虎杖自身が魂の形を理解していること。その魂の形を知覚することができる虎杖は真人の魂へ直接攻撃をすることができます。

釘崎の場合は彼女の持つ術式である「共鳴り」が真人からすると天敵になります。この「共鳴り」は相手の欠損した一部に呪力を打ち込み本体へと攻撃ができる術式で、渋谷事変で真人の分身と対峙した釘崎はこの分身に「共鳴り」を炸裂させます。真人の分身が受けた呪力は例外なく真人本体へと返り、真人を瀕死の状態へと追い込みました。

真人と順平

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吉野順平とは『呪術廻戦』に登場した呪いを視認できる才能を持った青年のことです。長い前髪により右目が隠されていて、彼の通う学校ではいじめのターゲットとされている描写があります。

真人と順平の出会いは小さな映画館でのことでした。繰り返し上映され誰も見ないような映画を観るためにそこへ足を運ぶ順平でしたが、そこには順平をいじめていた奴らが大騒ぎしていました。上映が始まってもそれは止まず、ただこの場で何か行動をした時の報復が恐ろしい順平は何もせずにただじっとしています。そんな時に、真人が現れ「マナーは守らなくちゃ」と言い、彼らを変形させ何事もなかったかのように映画館を去っていきました。果たしてこの場に真人が現れたのは意図的なことだったのか。それは今となっては謎ですが、この真人の行動は順平にとっての小さな救いの光だったことは間違いありません。

その後、順平の心の暗い部分を利用しようとした真人は、順平に「毒」を操る術を教えます。なんでも順平の言うことを聞いてくれて、順平の思った通りのことを実現してくれる真人は順平にとってまるで味方のように見えました。しかし、結局のところ真人は呪霊でしかなく、虎杖との戦いの中で順平を「捨て駒としてかなり使える」と判断した真人はあっけなく順平の魂に触れて、改造人間にしてしまいます。今まであえて人間として傍に置いておいた真人が、魂に触れるということはつまり、死のうが関係ないと判断した(実際にはいつ死んでも構わないと思っていたと思いますが、タイミング的に虎杖を追い詰めるためにもあの場で無為転変を使用した。)。

真人の声優

そんな真人の声を担当するのは宮城県出身の声優・島﨑信長さんです。1988年12月06日生まれで青にプロダクションに所属しています。

代表作は、『Free!』七瀬遙役、『ハイキュー!!』角名倫太郎役、『斉木楠雄のψ難』海藤瞬役など幅広い役柄を演じ、『君の名は。』などの有名なアニメ映画にも出演する実力を持っている方です。

真人の名言・名シーン

ここからは真人の名言や名シーンをご紹介していきます。

「順平って君が馬鹿にしている人間の その次位には馬鹿だから だから死ぬんだよ」

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順平が自分をいじめている同級生や、それを見て見ぬふりしている担任の先生を嫌っていて、見下していることを真人は知っていました。その気持ちを利用して、順平に「毒」の操り方を教え、味方のようなふりをしていたのですが、結局腹の底で考えていたことはこういうことだったんです。順平は人間のことを馬鹿にしている様を「君も馬鹿なのにね」程度の感覚で見ていたのです。

「はい お終い」

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対メカ丸の時の真人が領域展開をした際のセリフです。この直後にメカ丸の反撃に遭い、負けたかに思えましたがそんなわけもなく、真人はあっという間にメカ丸を始末してしまいます。それを見ていた夏油と共に「渋谷事変前にいいもの見れたね」と感想を述べるくらいにはメカ丸との戦闘は余裕だったようです。

「まさか・・・!まさかだ!!!俺の天敵は虎杖悠仁だけではなかった!!!」

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虎杖との戦闘中に分身を釘崎に攻撃されたことで、真人は虎杖以外にも天敵がいることを認識します。本来であれば釘崎の術式は呪力を打ち込むことで本体を叩くというもので、釘崎本人もそのつもりで術式を真人に打ち込みました。しかし結果、そのダメージが本体に返っていくだけではなくさらにそのダメージが分身に戻ってくるという真人にとっては誤算と言えるものでした。

「知ってたさ だって俺は 人間(オマエら)から生まれたんだから」

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この時、虎杖をいたぶって遊んでいるように見える夏油に瀕死の真人は攻撃をします。仲間だったはずなのになぜ?と思うかもしれませんが、真人は瀕死になっている自分の目の前に夏油が現れたということは自分は呪霊操術で取り込まれてしまうことを察したからでしょう。真人の言葉からすると、そのつもりだった夏油の思考を読み取ったようにも伺えます。

人の恨みから生まれた人型呪霊真人

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人の恨みから生まれた呪霊だからこそ、人間を嫌い、人間をもてあそぶことを快楽としていました。実際に順平が利用された回では、順平の心だけでなく虎杖の心も深く傷つけています。

人間全般にひどい仕打ちを!という思想の持ち主ではないようですが、危険なのは間違いありませんね。そんな真人は偽夏油によってその力を取り込まれてしまいました。発展途中であった真人の力を完成形に持っていくために泳がせていたようです。つまりいつでも取り込もうと思えば取り込めた、そう。

真人の最期はあっけなかったですが、今後偽夏油の術式で能力が現れる瞬間があるかもしれませんね。