【呪術廻戦】両面宿儺の正体とは?呪術や術式、声優も紹介!

人気漫画「呪術廻戦」の最大の敵といえば両面宿儺ですが、両面宿儺とはどういう呪物なのでしょうか。主人公虎杖悠二との関係性や実在していたといわれる両面宿儺について解説していきたいと思います。

両面宿儺の基本情報

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両面宿儺の特徴

両面宿儺とは、1,000年以上前に存在していた元は人間であり、死後もなお驚かし続ける呪いの王と称される特級呪霊です。呪術全盛の時代、術師が総力を挙げて挑んでも人間の彼を倒すことが出来なかった最凶の呪術師であり、4本の腕に2対の眼を持った異形の姿をしています。

呪いが強力すぎて20本の指に分割されておりその20本全てが特級呪物とされています。また20本分割していてもその1本1本の呪いは強力でその指は呪術高専に管理されています。

両面宿儺の性格

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性格は呪いの王に相応しく、天上天下唯我独尊。利益や目的よりも自分の快や不快で行動を起こすため、同じ呪物であっても両面宿儺にとって不快な行動を取れば一瞬で殺されてしまいます。

両面宿儺の能力

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両面宿儺は2つの術式を持っています。目に見えない斬撃を飛ばす術式「解/かい」と「捌/はち」、炎の術式「開/フーガ」。

「解/かい」とは通常の斬撃で手を振るだけで相手を細切れにしたり、真っ二つにしたりする技です。

「捌/はち」とは呪力差・強度に応じて対象物を一太刀でおろす斬撃で「解/かい」よりも威力は高い技です。

「開/フーガ」は矢の形をした炎で最強の式神「魔虚羅(まこら)」や特級呪霊である漏瑚(じょうご)を一瞬で瞬殺してしまうほどの威力で、範囲も広範囲であり高火力である強力な術式です。

領域展開「伏魔御厨子(ふくまみずし)」

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領域展開とは呪術師、呪霊の中でも限られたものが使える呪術の奥義であり、発動した時点でほぼ勝利が確定するため力のない呪術師が領域展開を発動するのは不可能です。

両面宿儺の領域展開「伏魔御厨子」は領域が消滅するまでの間、無生物には「解」呪力を帯びたものには「捌」を絶え間なく浴びせ切り刻み続ける技であり、本来の領域は空間の中に対象物を閉じ込めるものですが、両面宿儺の領域は相手に逃げ道を与えるという縛りにより、縛りを設け威力を上げるため結果内に閉じ込めてはいません。その縛りによって両面宿儺は必中効果範囲半径約200mに及ぶ領域展開の発動を可能にしています。

両面宿儺と虎杖悠二の関係

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主人公虎杖悠二は非呪術師である同級生を守るために両面宿儺の指を1本取り込んでしまいます。呪力がなかった虎杖悠二ですが両面宿儺の指を取り込んだことにより、虎杖悠二の中にも呪力が生まれます。両面宿儺の指を食らえば強力な呪力により猛毒のため死んでしまいますが、虎杖悠二は死ななかったどころか自我を保ち両面宿儺を意のままに操っています。

危険分子となった虎杖悠二を呪術界の上の人たちは処刑するように命令を下しますが、両面宿儺の器となった虎杖悠二が死ねば中にいる両面宿儺も死んでしまうので呪術高専の先生である五条悟が両面宿儺の指を全て虎杖悠二に取り込ませた上で虎杖悠二を殺すという判断を下しました。また現在の本編では20本あるうちの15本を取り込んでなお虎杖悠二は自我を保っています。

何故虎杖悠二は両面宿儺の器になれたのか、「呪術廻戦」最大の謎といわれていますが、ファンの間では虎杖悠二の血筋が関係しているのではないかと噂されています。親代わりの祖父の元で暮らしており両親は亡くなっております。

また祖父の死の直前に自身の親についての話をされると「関係ない」と話を断っているシーンがあります。そのシーンや虎杖悠二の常人離れした身体能力に対して、虎杖悠二は両面宿儺の子孫ではないかと、だからこそ両面宿儺の器になれているのではないかとファンの間で予想されています。

両面宿儺は実在している?

特級呪霊であり千年前に生きていた元人間ですが、両面宿儺は実在する生き物だとネット上で話題となっています。

日本書紀の中にモデルがいると言われていますが諸説では5世紀ごろ飛騨の国に四本の腕と四本の脚だあった人物がいたそうで、伝説では両面宿儺は天皇の命令を受けて位山という山に住んでいた鬼を退治したヒーロだと言い伝えられていたとか。両面宿儺についての怖い怪談話もあるそうなので興味がある人は一度調べてみてください。

両面宿儺の声優

「呪術廻戦」両面宿儺の声を演じているのは諏訪部順一(すわべじゅんいち)さんです。諏訪部順一さんは超有名な実力派声優さんで、「ブラッククローバー」のヤミ・ヒロスケや「黒子のバスケ」の青峰大輝なども演じており、代表作は「テニスの王子様」の跡部景吾だそうです。

両面宿儺の名シーン

密かに人気を持つ両面宿儺の名シーンを紹介したいと思います。

「言ったはずだぞ二度はないと」

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一度、敵である真人が虎杖悠二に領域展開を発動し、虎杖悠二の中にいた両面宿儺の気に触れ真人は両面宿儺に「次は殺す」と忠告されました。第30話で真人が発動した領域展開に虎杖悠二が入ってしまい両面宿儺の忠告を破ってしまった時に放ったセリフです。このセリフのあと真人は一瞬で両面宿儺に切り捨てられました。

「誇れ、オマエは強い」

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第116話でのシーンです。特級呪霊である漏瑚とのバトルで戦いに敗れ死に至る漏瑚に対して放ったセリフであり、その言葉を聞いた漏瑚は人間のように初めて涙を流しながら死んでいきます。特級呪霊であり強い漏瑚の攻撃をかわし傷ひとつ付いていない両面宿儺ですが、この時の両面宿儺の指は20本のうちの15本であり完全体の両面宿儺がどれほど強いのかが想像できます。

両面宿儺の目的とは

復活を試みる両面宿儺ですが、両面宿儺の真の目的とは一体何なのでしょうか。また、最新巻にて両面宿儺の仲間である人物が出てきましたが、仲間がいるということは他にも両面宿儺の仲間がこれから出てくるということなのでしょうか。

いろんな予想が出来、急展開も訪れているこれからの「呪術廻戦」に目が離せませんね!