【テニスの王子様】福士ミチルの担当声優は?声優や作中の活躍も解説

テニスの王子様に登場する福士ミチル。メインで登場する中学校の生徒ではないためか、出番が多くないキャラクター。しかしながら、一部のファンからは人気があり、過去のバレンタイン企画では3位になったという記録を持っています。そんな一部のファンから愛されている福士ミチルの担当声優は一体どなたで、福士ミチルは作中でどのような活躍をしたのでしょうか。

今回は福士ミチルについて解説。担当声優や作中での活躍等も紹介していきます。

福士ミチルの基本情報

【テニスの王子様】福士ミチルの担当声優は?声優や作中の活躍も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルの特徴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルは東京都にある銀華中学校の3年生で、テニス部の部長。銀華中学校テニス部の部員数は30人おり、その中でもダントツの実力者。銀華中学校を東京都大会ベスト4にまで押し上げた立役者の一人と言っても差し支えない人物です。とはいえ、作中では試合をすることもなく、いわゆる「やられ役」の一人に徹してしまっています。

福士ミチルの性格は決して良好な人物とは言えず、どちらかと言うと陰湿で小心者な性格。作中ではボールをわざと隠したり、実力差があると仮病を使って棄権したりと、スポーツマンらしいところがあまり見られないというキャラクターです。とはいえ、作中では心を入れ替えているシーンがあり、このような部分は福士ミチルの最大の見どころと言えるかもしれません。

福士ミチルの来歴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルは東京都大会編で登場。東京都大会準決勝で青春学園と対決することになった銀華中学校の福士ミチルは、試合前に練習していた竜崎桜乃が打ったボールを隠しておきながら探させるという陰湿な行動に。

困っていた竜崎桜乃を尻目に笑っていた福士ミチル含め銀華中学校の面々ですが、この現場に駆け付けたのが主人公越前リョーマ。銀華中学校の面々がボールを隠していることを知った越前リョーマは激怒し、福士ミチル目掛けてボールを打ち、こめかみ付近に直撃させています。ボールを隠していたことを認めた福士ミチルは、越前リョーマが提案した「一人ずつ試合をして、銀華中学校が負けたら一人につき10球調べる」という勝負に乗ります。ところが、越前リョーマの前に銀華中学校の部員30人全員が負けてしまうという屈辱的な負けを経験してしまいました。

その後は心を入れ替えたようで、東京都大会準決勝の前に猛烈に練習を重ねた福士ミチルですが、それでも青春学園との差を痛感。1年生レギュラーメンバーがいると聞いて勝てると喜ぶも、その相手が少し前に完璧にやられた相手(越前リョーマ)だと知ると戦意喪失。試合前に仮病で全員棄権するというオチを付けました。

それでも関東大会まで進み、初戦で立海大附属中学校と対決することになった銀華中学校。福士ミチルは青春学園の強さの秘訣を乾汁にあると勘違い。乾汁を盗み出し、独自のブレンドで作った「銀華三昧」というドリンクを飲んだ途端に腹痛になってしまい、関東大会も棄権するという、残念な結果になりました。

福士ミチルの担当声優

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルの担当声優は、岸尾だいすけさん。岸尾さんは1996年から声優として活動している男性声優で、かつては大ベテラン声優の三ツ矢雄二さんに師事していた過去を持つ声優さんです。2012年からは声優活動の他に、音楽活動も始めており、様々な方面で活動されている方でもあります。

岸尾さんの主な代表作には「デュエルマスターズ(黒城凶死郎役)」、「弱虫ペダル(手嶋純太役)」、「テイルズオブゼスティリア(ロクロウ役)」等があります。

福士ミチルの名シーンや名セリフ

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルはテニスの王子様屈指のやられ役ということもあり、出番が少ないながらも名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは福士ミチルの名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

心を入れ替えたが…

【テニスの王子様】福士ミチルの担当声優は?声優や作中の活躍も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルは越前リョーマにボコボコに負けた後、心を入れ替えて猛練習に励んでいます。何かと陰湿な印象が強い福士ミチルですが、このシーンは福士ミチルの中でも屈指の名シーンと言えます。元々東京都大会ベスト4にまでなる学校ですから、さぞかし青春学園と名勝負をしてくれるかと思いきや、結果はまさかの棄権。

あくまでもやられ役を徹底させられた、可哀そうな福士ミチルです。

関東大会も棄権

【テニスの王子様】福士ミチルの担当声優は?声優や作中の活躍も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

東京都大会は勝てないと判断して棄権しましたが、福士ミチルは関東大会も棄権してしまいました。関東大会の場合は腹痛ということでしたが、実力がまったく見られないのは残念の一言。

とはいえ、作中ではあくまでもやられ役。テニスの王子様の中でも一際残念な役柄を担当していることもあり、一部のファンからは人気のようです。

棄権続きの名やられ役、福士ミチル

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

福士ミチルは主人公越前リョーマや青春学園、さらには立海大附属中学校の引き立て役に回ってしまった残念なキャラクター。しかし、本来のテニスの実力はあるようで、銀華中学校を関東大会出場校にまで押し上げています。

もしきちんと試合が描かれていれば、きっと名勝負を繰り広げられたに違いありません。