ゴンベは、ウォーターセブン編にて登場するチムニーという女の子に飼われているウサギです。普通のうさぎにしては見た目の色が奇抜ではありますが、愛着のある顔をしています。
ワンピースではお馴染みの見た目も仕草も可愛い動物キャラクターで、ウォーターセブン編でも脇役ながらに麦わらの一味のサポートをしていました。
この記事ではゴンベの基本情報や名シーンについて紹介していきます。
ゴンベの基本情報
ゴンベの基本情報は以下のとおりです。
名前 | ゴンベ |
性別 | 不明 |
飼い主 | チムニー |
年齢/誕生日 | 2月8日 |
声優 | 粗忽屋武蔵野店さん |
初登場 | 34巻第322話"パッフィング・トム" |
その他 | 好きな食べ物は魚なのですが、本当の好きな食べ物はにんじんです。 |
飼い主のチムニーと同じ顔をしているゴンベは、いつもチムニーと一緒に行動しています。猫なのかうさぎなのか分かりにくい見た目をしており、ゴンベ自身も自分を猫だと勘違いしていますが、本当はうさぎという事実があります。
初登場から2年経ったあと、扉絵ではありますがチムニーと一緒にシフト駅の駅長を務めていることが明らかになりました。
ゴンベの初登場
ゴンベの初登場は、コミックス34巻に収録されている第322話「"パッフィング・トム"」です。ウォーターセブン編の序盤に登場するので、ゴンベのことを覚えていない方もいるのではないでしょうか。
海を全速力で泳ぐカエルのヨコヅナを見た麦わらの一味は思わずヨコヅナに釘付けになります。その時、ちょうど見た海の上を走る蒸気機関車がやってきてヨコヅナは突き飛ばされてしまいます。ヨコヅナのことを心配しながらもメリー号が到着したのは、シフト駅でした。
初めは警戒しながらもシフト駅に降り立った麦わらの一味にチムニーが気付き、シフト駅で駅長をしている酔っぱらいのココロを呼びに行ったとき一緒に出てきたのがゴンベでした。このときすでにゴンベの名前の上には「猫(本当はうさぎ)」と書かれています。
飼い主のチムニーとの関係
チムニーは、ゴンベと同じくウォーターセブン編で登場する10歳の女の子です。海列車シフト駅で駅長を務めているココロばーさんの孫であり、明るい性格をしている可愛らしい見た目をしています。
ゴンベにとってチムニーは飼い主ですが、ゴンベが「にゃー」と鳴くことから、ゴンベのことを猫だと勘違いしています。
祖母であるココロが人魚だと知らないのですが、チムニー自身も人魚であるココロの血を少なからず引いているので泳ぎに関しては上手く、溺れていたルフィを助けたことも。しかし、年齢的に幼いこともあり、戦闘能力はほとんどありません。
ゴンベの声優は粗忽屋武蔵野店さん
ゴンベの声優を担当したのは、粗忽屋武蔵野店さんです。名前を聞いただけでは誰か分からないと思いますが、ナミ役の岡村明美さんです。
岡村さんはナミとゴンベだけではなく、女ヶ島編で登場するアフェランドラやサンジの弟で幼いころのヨンジ、ニセロビンなどの声優も務めています。また、ナミ以外で演じたキャラクターはすべて「粗忽屋武蔵野店」という名前でエンディングのときに表記されます。
ゴンベを演じているときの岡村さんは、ナミとはまた違った演技を見せてくれます。
ゴンベの名セリフ、名シーン
ゴンベの名セリフや名シーンを紹介していきます。
ゴンベは、「にゃー」としか鳴かないのですが、何をするにも飼い主のチムニーと一緒にいることが多いです。
二本足で逃げるシーン
小さくなったルフィに驚くシーン
ルフィがギア3を使ったあと、小さくなった姿を見て驚いた表情を見せるシーンです。ロビンを追いかけてきたルフィですが、海で渦潮に巻き込まれているところをチムニーに助けられます。そして、ルフィが来る前にチムニーとゴンベはロビンが誰に連れ去られたのかをしっかり見ていたため、ルフィに案内するため一緒に行動を始めます。
しかし、地下通路へと続く道には大きな鉄の扉があり、扉を開けるためにルフィはギア3を使って破壊。何とか通れるようになりましたが、ギア3を使った反動でルフィは小さくなってしまったのです。この姿にチムニーとゴンベは驚きを隠せずにいます。
ゴンベは少し抜けている癒しキャラクター
ゴンベは飼い主のチムニーと常に一緒で、また、チムニーの祖母であるココロばぁさんとも仲良くしています。
ワンピースに登場する動物キャラクターはすべて可愛いのですが、特にゴンベは本当はウサギなのに、自分を猫だと思い込んでいる少し抜けている性格が愛らしく見ているだけで癒されるキャラクターです。
2年後もチムニーと仲良く駅長をしている姿が明らかになっており、2年前のウォーターセブン編でも麦わらの一味に手を貸すなど重要な役割を担っていたので、もしかしたら今後本編での再登場の可能性も大いにあります。