【ジョジョ】マライアがかわいい！バステト女神の能力は？声優や名言も紹介！

「ジョジョ」シリーズの中でも特に絶世の美女と言える容貌を持つマライア。美しい容姿を持っていても、あくまでも敵であるので承太郎達に立ち塞がるスタンド使いでもあります。今回はマライアの使うスタンド・「バステト女神」の特徴や能力、マライアの性格や名台詞・名シーンなどをまとめていきます。

マライアの基本情報

マライアの特徴

マライアはディオの配下のスタンド使いにして、エジプト9栄神の1人になります。名前の由来は世界中で広く知られる有名な歌姫「マライア・キャリー」に起因します。

浅黒い艶のある肌、腰のくびれが際立つスタイル抜群の身体、そしてジョセフ曰く「グンバツの脚」がとても魅力的な絶世の美女と言える容姿の整った女性です。歳は20代程で、フードの付いたコートに超のつくミニスカートという格好です。喫煙者であり、余裕たっぷりで艶っぽい言葉使いと態度を取ります。

マライアの性格

外見は美しい女性ではありますが、「ジョジョ」シリーズのキャラクターに違わず、見た目通りの性格とは言い難いです。普段はまだ大人しめであるものの、自分の想定したように物事が進まないことがあると本来の醜い部分が露見してしまいます。一気に顔が崩れていき「このビチクソがーッ！」と汚い言葉を平然と言い放ち、口の悪さが分かります。

一方で、淡々とした表情で電車事故紛いのトラブルなどを行い、末恐ろしい冷徹さも併せ持っており、冷静沈着さを取り戻すことも早く、スイッチの切り替えが瞬時にできる人物です。また意外とずる賢く、自信がスタンド使いであるとバレてジョセフとアブドゥルに追いかけられた時には、女性であることを活かして女子トイレに逃げ込みました。マライアの思う壷にハマったジョセフらは痴漢扱いされたり、磁石人間になった効果から互いがくっついてしまい同性愛者であると言われたりと散々な目にあっていました。そのジョセフの機転や行動力をディオには敵わないと言いつつ、高く評価していました。

コンセントの罠

マライアは、エジプトのルクソールの地で承太郎達を迎え撃ちました。トイレに行くといって他の仲間から離れて孤立したジョセフに対して仕掛けました。ジョセフの視界に入る場所に不自然に思えるコンセントを「バステト女神」に作らせて設置し、不用意にジョセフが触れてしまったことで磁石人間へと返信させます。

次の日、全身が磁石化したことに気づき戸惑うジョセフが宿泊するホテルのエスカレーターに近づいた時、ジョセフに金属製の紐をくっつけました。そして紐をエスカレーターに巻き込ませて殺そうとしましたが、アブドゥルに勘づかれて緊急停止ボタンを押されて失敗します。ただし、それこそも罠でありボタン近くにも「バステト女神」のコンセントが設置されていて、まんまとアブドゥルも触れたことで磁石人間になってしまいました。

追われるマライア

正体がバレてしまい、追いかけっこの末に発見されたマライアがいたのは、鉄道の線路の上であったことからジョセフとアブドゥルは線路の鉄骨に張り付けになってしまいます。その場を通る列車で轢き殺そうとするが、またもアブドゥルの機転で失敗します。反撃としてジョセフがハーミットパープルで拘束しますが、胸元に隠し持っていたボルトやナットをジョセフ達の磁力を利用してぶつけ、脱出します。

しつこく追い回されたので、逆に町中を走ることで大量の金属をくっつけそうとしましたが、ハーミットパープルの念写で行く先を予知されていて、アブドゥルに先回りされます。しかし、マライアも攻撃に転じて高圧送電線を切断し、線が2人の磁力に引かれて接触するように仕向けました。各々のスタンドを駆使して接触を防ごうと試みましたが、ジョセフの磁力はスタンドの力以上に強力になっていました。命乞いするジョセフの申し入れを受け入れるはずもなく、マライアは勝利を確信していました。

それこそがジョセフの思惑の内で、同時にジョセフとアブドゥルは掴まっていた手を離し、マライアは大質量の金属の塊になっていた2人の間に挟まれ、圧し潰されて体中の骨が折れて再起不能になりました。病院送りになり、リタイアしました。途中までは2人の裏をかき、有利に物事を進めていましたが、それによって逆に裏をかかれてしまいました。

スタンド「バステト女神」

古代エジプトの神の1人である「バステト女女神」の暗示を持つスタンドで、コンセントの形をしています。「バステト女神」そのものには戦闘能力は全くありませんが、接触した相手を磁石化させる能力が備わっています。

この磁力は特殊なもので、時間の経過を重ねていく内にどんどん強力になり、周囲にある鉄製の物体までもを引き寄せていく恐ろしい磁石に変貌していきます。最終段階ではあまりの磁力により動けなくなり、引っ付いた物に押しつぶされてしまいます。また、人間に対しても効果があります。磁力の及ぶ範囲に同じく磁石化した人間がいる場合には、通常よりも磁力が強くなるスピードが早くなるようで、ジョセフの時よりもアブドゥルの磁力の方が早く強力に変化しました。

難点を挙げると、磁石化した対象に距離をとり過ぎると磁力は弱くなり、距離を狭め過ぎると攻撃を受けてしまいます。よって、対象から付かず離れずの戦法を採ることになります。逆にこのことが分かっているので、金属片などを持ち合わせて忍ばせれば、磁石化した対象からの反撃に多少は対応可能になります。

マライアの声優

マライアの声を担当した方は2人います。1人目はPS版の格闘ゲームの長沢美樹さんで代表作は「新世紀エヴァンゲリオン」の伊吹マヤ、「女神候補生」のキズナ・トゥリークなどです。2人目は高垣彩陽さんで「戦姫絶唱シンフォギア」の雪音クリス、「ソードアート・オンライン」のリズベットなどです。

マライアの名台詞・名シーン

ここではマライアの名シーン・名言の紹介をします。

「わたしのスタンド……「バステト女神」の磁力にはまったらもう決して術をやぶる方法はない」

頭の良いマライアは「バステト女神」の磁力こそがジョセフ達を倒すことのできる術であり、それを簡単に破ることはできないと考えていました。

「我が「バステト女神」の威力はもうお前の「隠者の紫」のパワーを……圧倒的に上まわっているッ！！」

時間経過と共に強くなる磁力は、ジョセフのハーミットパープルよりも強いとマライアはジョセフの様子を見て、思い込んでしまいました。しかし、この余裕が生まれてしまったことがマライアの敗北な大きな要因となりました。

磁力を活かしたマライア

マライアのスタンド「バステト女神」は、敵の中でも強力であるエンヤ婆の「ジャスティス」やマニッシュボーイの「デス・サーティン」には力も能力も劣ると言わざるを得ないスタンドでした。

しかし、マライアは「バステト女神」の唯一にして絶対的な能力である磁力の特性を上手く活かした戦法を組み立て、ジョセフとアブドゥルを相手にしながらも器用に立ち回りました。マライアの方も仲間がもう1人いたり、最後の最後に油断したりしなければ承太郎陣営にも勝利できたかもしれません。