アラバスタ編で初登場したイガラム。アラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビの護衛隊長を務め、アラバスタ王国を支配しようと目論む当時まだ王下七武海であるクロコダイルから王国を守るため、ビビと行動を共にするイガラム。ビビにとっては部下であるが家族のような身近な存在のイガラムですが、意外と知らないイガラムの特徴や必殺技、ビビとの関係性など紹介していきます。
名前を聞いただけでは分からないと思いますが、アラバスタ編を見た方は絶対に馴染みのある人物です。
イガラムの基本情報
名前 | イガラム(Mr.8、イガラッポイ) |
性別 | 男 |
所属 | アラバスタ王国:護衛隊長 |
種族 | サンディ島:アラバスタ王国 |
懸賞金 | 不明 |
悪魔の実 | 不明 |
使用する技・術 | イガラッパ・イガラッパッパ |
年齢/誕生日 | 48歳→50歳 12月6日(「イガ」ラ「ム」) |
身長/体重 | 218cm |
声優 | 園部啓一、橋本晃一(ゲーム:グランドバトル) |
血液型 | X型 |
好物 | ちくわ |
イガラムの特徴
アラバスタ王国援護隊長。王女ビビの護衛をしており身近な存在で、ビビにとって第二の父親の様な存在で少々ビビに過保護である。特徴的な髪型で、ちくわに見えることからルフィに「ちくわのおっさん」と呼ばれる。好物がちくわなだけありますね。だがしかし、その髪型には大砲が組み込まれている。
イガラムにはテラコッタという妻がいる。容姿はそっくりで髪の巻き方が同じであったら見分けがつかないほどです。
必殺技
・イガラッパ
銃器としてサックスを使用し、吹きかけることによりショットガンが放たれる仕組みになっている。連射することも可能で吹き続けることにより乱射される。
・イガラッパッパ
イガラムのトレードマークの髪型には仕組みがありその特徴的な髪の中には大砲が仕込まれており、蝶ネクタイを引っ張り大砲を放つ。こちらもイガラッパと同様に連射可能で遠距離も届き、威力はイガラッパ以上なのでイガラッパで歯が立たない場合や危険時に使用するイガラムの必殺技である。
イガラムの初登場
イガラムの初登場シーンは、コミック12巻106話で登場をします。
イガラムは3つの名を持っており、初登場時にイガラッポイという偽名を名乗りウィスキーピークの町長として登場する。もう一つはB・W(バロックワークス)というクロコダイルがアラバスタ王国を乗っ取るためにつくられた秘密犯罪会社でMr.8と名乗っています。
初登場時の挨拶の時イガラムは声が枯れやすいため「マ~マ~マ~♪」と発声しのどを調整する姿があります。
イガラッポイという偽名で町長としての登場は次の107話を最後に出てくることはないようです。
イガラムの名シーン
イガラムの登場シーンは少ないがその中でも記憶に残る名シーン、名言をご紹介していきます。
「死なない覚悟は…おありですか?」
バロックワークスに潜入捜査する際にアラバスタ王国の王女だと知られてしまうと命を狙われるため、イガラムはビビに、死なない覚悟はあるかと問う。ビビはこの約束を胸に刻み覚悟し、二人はバロックワークスへ潜入を開始します。
イガラムと王女のビビは名前を変え「Mr.8」・「ミス・ウェンズデー」と名乗りバロックワークスに潜入するが、敵陣に王女だということが知られてしまい命を狙われることとなります。
「王女様には指一本触れさせん! 護衛隊長の名にかけて!」
だがイガラムは護衛隊長としてビビの命を守らなければならないと、麦わらの一味にビビを託し、自ら身代りになってビビに変装し囮(おとり)となりウィスキーピークへ向かうため船を出すが、追っ手のミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)に撃破されてしまい死んだと思われていました。
だがしかしイガラムは終戦後、子供を抱え登場し生きていたということが判明した。
本当のところは明確になっていませんが、ミス・オールサンデーに殺されたと思っていたが実は、死んだように見せかけて本当は助けられたという声が多くあがっている。
イガラムの抹殺命令がでていたため、ここでロビンがイガラムを見逃したらクロコダイルに不信行為とみなされ自分の身が危なくなると考えるも、そもそもクロコダイルの目的とロビンの目的は違うためイガラムを死んだように見せかるというロビンの行動もうなずけるでしょう。このためイガラムの死はロビン(ミス・オールサンデー)のためにあったともいえますね。
無事アラバスタ王国に平和な生活が戻り、麦わらの一味は次の島を目指すため出航する日、ビビは立志式があったのだがビビの願いを叶えるため王宮前広場にてイガラムはビビに変装をして誤魔化し式典を執り行うが国民にはすぐに気付かれてしまい大ブーイング。
それでもビビに別れの挨拶をさせてあげたいという粋な計らいのおかげでビビは麦わらの一味に別れの挨拶をすることができたのです。
アラバスタ編では有名な、麦わらの一味との別れのシーンの裏側でイガラムがビビのために配慮した結果、生まれたシーンなのですね。
イガラムの今後の登場にも期待
2年後の現在である新世界編、聖地マリージョアにて開かれた「世界会議」(レヴェリー)に王女としてビビも参列し、ビビの護衛隊長として同行する姿が久しぶりの登場となりました。
今後もまたどこかのタイミングで登場することに期待です。