「ジョジョ」の第3部の中でも数少ない女性のスタンド使いで美しい容姿を持つネーナ。彼女もまたディオの配下で敵の1人でもあります。今回はネーナの使うスタンド「エンプレス」の特徴や能力、ネーナの性格や名台詞・名シーンなどをまとめていきます。
ネーナの基本情報
名前 | ネーナ |
性別 | 女性 |
所属 | ディオの配下 |
種族 | 人間 |
(スタンド名、能力) | エンプレス |
必殺技 | 擬態 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 雪野五月 |
初登場 | ホルホースと共に登場 |
ネーナの特徴
エンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人の敵のスタンド使いです。名前はドイツの歌手であり、彼女がボーカルを担当した同名のロックバンド「ネーナ」が由来です。ただし、ネーナという名前で全て登場する訳ではなく、ドラマCDではクレメンタイン、OVAではホルホースの女の子と名前が異なります。
ネーナの正体
その外見はおしとやかで麗しい16歳の少女で、貴族の名門の家に生まれたようです。しかし、スタンド「エンプレス」によるものではないかとされている為、その正体が本当かどうかは不明です。ただし、貴族の名門というプロフィールは確かなものであり、ネーナの存在自体は明らかなので、ホルホースと1度別れた後にスタンド使いが本物のネーナに姿を変えて登場したと考えれば辻褄を合わせられます。このネーナの正体を恋人として付き合っていたホルホースはどうやら知らなかったようなので、たまたま偶然ホルホースの彼女に化けた可能性もあります。
ネーナの活躍
初登場時はホルホースと共に現れてただの恋人として姿を見せた為、ネーナが敵のスタンド使いであるとは夢にも思わない承太郎達によって保護されて、一時期は行動を一緒にします。しかし、既にもうこの時には最初のターゲットに狙いを定めたジョセフの右腕に自身のスタンド「エンプレス」を取り憑かせていたのでした。更にジョセフを1人にさせて倒そうと試みて、ポルナレフを誘惑しました。
ジョセフに取り付いた「エンプレス」は当初は腫れ物のような状態でしたが、次第に人面疽形態に悪化しました。治療にやって来てそれを切除しようとする医師を殺した挙句に、ジョセフの声真似をしてその罪をなすりつけました。
突きやパンチでジョセフの義手を破壊して追い詰めましたが、コールタールで に固められ更に「ハーミットパープル」に縛られて全身を引き千切られながら消滅した。 スタンドを倒されたことにでネーナの真の姿が現れました。彼女の本当の容姿は見た目がとても醜悪な女で、「エンプレス」を使って変装していたことが判明します。
スタンド「エンプレス」
タロットカードの大アルカナ3番目のカード「エンプレス(女帝)」の暗示を持つスタンドです。 対象となる人物の肉体に張り付くことで、対象の肉体と融合して初めて発現するスタンドです。よって、「波紋」が通用しません。肉体と同化しているので、姿や声はスタンド使いでない一般よ人にも視認することができ、言葉も話せて「チュミミ~ン」という口癖があります。
「ハングドマン」や「エボニーデビル」同様に本体と距離があってもスタンドの意思で行動することのできる自動操縦型スタンドこ為、射程距離はAです。能力は本体にも効果があり、「エンプレス」によって肉を纏わせると美女へも擬態することができます。また、自身の肉体以外にも外部から食物を取り込むことによって急成長することも可能で、瞬く間に人間の形を形成します。
ただ、スピードや精密機動性に関しては低い評価を受けており、攻撃力は義手を破壊できる程度です。正体がバレず、スタンドの効果が続きさえすれば擬態した半永久的に人間の姿のままで活動できるかもしれません。
ネーナの声優
ネーナの担当声優はそれぞれの媒体で異なります。ドラマCDではクレメンタインで鳴海陽子さん、OVAではホルホースの女で豊口めぐみさんです。ネーナというスタンド使いとして登場したのは、3部格闘ゲームで「NARUTO」のうずまきナルトや「イナズマイレブン」の円堂守が代表作の竹内順子さん、テレビアニメ版では「銀魂」の志村妙や「犬夜叉」の日暮かごめが代表の雪野五月さんです。
ネーナの名台詞・名シーン
「ヘイ、ドクターッ!あたいを切ろうなんてとんだバカ野郎だねッ、このとんちきめっ!」
ジョセフにまんまと取り付くことに成功した「エンプレス」は、切除しようとした医者に悪態をつきます。
「こんなでかくなったわよッ「親のスネかじり」……いや「腕かじり」と呼んでパパ!チュミミ~~~~ン」
ジョセフの腕に取り憑いた「エンプレス」は時間の経過につれてどんどんと成長していきます。
ネーナは正体不明のスタンド使い
結局のところ、ネーナの使うスタンド「エンプレス」の能力については十分わかりましたが、その本体であるネーナ自身についてはっきりと分かりませんでした。ただ1つだけ分かるのは、ネーナ自身がネーナという仮の姿を借りたことです。たまたま通りかかったから化けた可能性もありますが、気にいってその容姿にしていたのかもしれませんね。