【テニスの王子様】に登場する、九鬼貴一。出番は非常に多くありませんが、どのような人物なのでしょうか。また、キャラソンについても気になる人が多いようです。
そこで今回は、九鬼貴一について解説。人物像やキャラソン、テニスの実力についても紹介していきます。
九鬼貴一の基本情報
名前 | 九鬼貴一(くききいち) |
性別 | 男 |
所属 | 柿ノ木中学校 |
必殺技・能力 | 特に無し |
年齢(学年)/誕生日 | 15歳(3年)/9月21日 |
身長/体重 | 171cm/58kg |
声優 | 竹本英史 |
初登場 | 原作Genius25 |
決め台詞 | 「お前は決して弱くない オレが強かっただけの話だ」 |
パートナー・友人 | 特に無し |
その他 | 特に無し |
九鬼貴一の特徴・性格
九鬼貴一は柿ノ木中学校の3年生で、テニスの部長を務めています。柿ノ木中は実力が非常に高い学校で、毎年青春学園と柿ノ木中が地区予選を突破することが通例となっている中学校です。
また、九鬼貴一は非常にビッグマウスが特徴で、自信過剰な面が見えます。青春学園の手塚国光や不二周助とも面識があるようで、地区予選では2人にまるでかませ犬のように話しかけています。
自信過剰の性格はセリフにも表れており、決め台詞の「お前は決して弱くない オレが強かっただけの話だ」は九鬼貴一の代名詞的なセリフ。
九鬼貴一の来歴
九鬼貴一は地区予選で初登場。初登場時は立海大付属中学校との練習試合を何度も重ねて強化し、今年こそ青春学園との試合に勝って先に進むということを口にしていました。
試合前には視察に来ていた手塚国光や不二周助の面々に話しかけています。この時、手塚国光が玉林戦に出場していないことから、怪我をしていると推察し、左腕を強引に掴んでいますが、腕を動かすことができずにいました。
しかし、地区予選準決勝では同じ地区の不動峰中学校の前に敗れてしまいました。九鬼貴一はこの試合で伊武深司に0-6という大差を付けられ完敗。この有様には相当ショックを感じたようで、「無名の奴らに…!」という言葉を発してしまい、対戦相手であった伊武深司が激怒するというシーンがあります。
確かに、不動峰中学校は昨年までは無名の中学校でしたが、橘桔平が入ったことにより段違いに強くなっていました。結果的に九鬼貴一は、無名のダークホースの不動峰中学校の快進撃を演出するためのかませ犬の様なポジションになってしまっています。
その後の出番は全くなく、U-17の代表にも選ばれていません。
九鬼貴一の声優
九鬼貴一の担当声優は、竹本英史さん。竹本さんは青二プロダクション所属の男性声優で、非常に数多くの作品に出演されています。例えば、「メダロットシリーズ(ギンカイ役)」、「ジパング(柳一信役)」があります。
テニスの王子様では九鬼貴一の他、柳蓮二役もこなしており、柳蓮二の方が印象に残っているという人も多いことでしょう。
九鬼貴一のキャラソン
九鬼貴一は7枚のキャラソンを発売しています。その特徴は、全てが早口言葉シリーズであるという点。
「喜一の早口言葉」から始まり、「樺地と早口言葉」、「乾と早口言葉」等、全て誰かと早口言葉をしゃべっているという異色のキャラソンとなっています。
九鬼貴一のテニスの実力
伊武深司に大敗していることから、九鬼貴一のテニスの実力は決して上手ではないのかもしれません。しかし、毎年地区大会で優勝を争う柿ノ木中の部長であることから、それなりの実力はあったのかもしれません。
全国区ではないものの、地区では青春学園の次に強かったこと、柿ノ木中の部員はほとんど描かれていないことを考えると、柿ノ木中の中では最も強いプレイヤーだったことは間違いないでしょう。
九鬼貴一の名シーン・名セリフ
九鬼貴一は原作やアニメではとても出番の少ないキャラクター。従って、登場シーンをほとんど覚えていないという方も多いことでしょう。
そこで、九鬼貴一の印象に残るシーンやセリフを紹介していきます。
伊武深司にストレート負け
九鬼貴一の一番のシーンと言えば、伊武深司にストレートで負けたシーン。まだテニスを始めて日の浅く、当時必殺技はキックサーブしか持っていなかった伊武深司にストレートで負けたことから、このシーンは不動峰中学校の強さを引き立てるシーンとなってしまっています。
試合の描写もされず、ただ負けたというシーンになっているので、どちらかというとメインキャラクターというよりは小物のわき役という微妙な立ち位置を確立してしまったシーンとも言えます。
「あんな無名の奴らに…!」
このシーンも伊武深司に負けた時のシーン。昨年まで無名だった不動峰中学校に負け、自分のプライドが傷つけられた時に出た負け惜しみのセリフです。
これに激怒した伊武深司はやり返そうとしていますが、橘桔平に止められ、結局不動峰中学校のかませ犬のポジションになり下がってしまいました。
作中よりもキャラソンのインパクトが強い、九鬼貴一
九鬼貴一は初登場から出番の終わりまでが非常に短いキャラクターなのでなかなか印象に残りにくいキャラクターですが、キャラソンは通常のキャラソンと異なり、かなりインパクトのあるものになっています。