やんちゃで元気いっぱいの7歳の少年、ラニオンについてご紹介します。いつも一緒に行動しているトーマのことが大好きで二人はとっても仲良しです。二人の関係にも注目していきます。
ラニオンの基本情報
名前 | ラニオン |
性別 | 男の子 |
所属 | GF(グレイス=フィールド) |
認識番号 | 54294 |
年齢/誕生日 | 7歳 |
身長/体重 | 125cm |
声優 | 森 優子(もりゆうこ) |
実写 | 木村皐誠 |
初登場 | 第1話 GFハウス(単行本1巻) |
ラニオンの性格
みんなから「ラニ」の愛称で親しまれている元気いっぱいの少年です。いつも同い年のトーマと一緒にいます。7歳ながらも真実を聞かされた時はバレないように一生懸命顔に出さないように頑張っていました。
脱獄する際も、練習してきたことを実践させた時は自信満々で自慢するような笑顔を見せてくれました。また、エマたちに協力したいから迷惑をかけないようにできることは全力で助けようとしてくれる優しさも持ち合わせています。
ラニオンの能力
ラニオンは毎日のように遊んでいる鬼ごっこでさえ上手とは言えませんが、教わったことを忠実に実践するタイプです。アドバイスされるとそれに従って自分の中に落とし込みます。7歳ですが、一つ一つ丁寧に考えて行動することができます。
ラニオンの育ったGF(グレイスフィールド)と脱獄
ラニオンが育ったGF(グレイス=フィールド)ですが、ここでは子供たちを鬼の食料として育てていました。親のいない子供たちが暮らす場所だと思っていたラニオンがその事実を知ったのは、エマたち最年長組が知ってから少し後のことです。
突然のカミングアウトでしたが、ママに自分が知ったことを悟られないためにエマが足を折られた時も、ノーマンが出荷される時も表情に出さないように意識していました。そして、脱獄練習も親友のトーマと一緒にこなしていきました。
ラニオンとトーマの深い友情
ラニオンとトーマはいつも二人一緒です。ご飯を食べる時も隣なくらいにひとときも離れることはありません。同い年でありながら、性格もそっくりなのでかけがえのないパートナーなのでしょう。
脱獄の際に、ジェミマが崖を渡る際に怖がってしまい、その姿を見てラニオンたちも怯えてしまいます。しかし、レイに一人で大丈夫かと問われると二人で息を合わせて問題ないと答えるのでした。ラニオンとトーマはの関係は、二人揃えば何も怖くないと言っても過言ではないほどの絆で結ばれています。
新しいあだ名は「カレーの具」
シェルターに着くとそこには意地悪なおじさん、ユウゴがいました。ユウゴはGFの人間と関わりたくなかった為に名前ではなくあだ名で呼ぶことにしたのです。
個性あふれる呼び名にされていく子供たちでしたが、ラニオンに付けられたあだ名は「カレーの具」でした。髪型が玉ねぎに似ているのが理由なのかどうかは定かではありませんが、非常に驚いた表情を見せたラニオンです。そんな姿も非常に可愛らしく描写されていました。
ラニオンの声優は森優子さん
ラニオンの声優を務めるのは、現在フリーで活躍されている森優子さんです。実は作中の中で、4歳の女の子・ナイラの声も担当しています。
森優子さんは、もともとシグマ・セブンeに所属していましたが2020年4月よりフリーで声優業をされています。趣味として和太鼓やバドミントンをしています。とても活発な方で、学生時代はバドミントンの厳しい練習と並行して声優になるために漢字検定習得などにも力を入れていました。
運動だけではなく、峰不二子のような大型バイクに乗るのが夢だからと普通自動二輪車の免許も取得します。さらに、赤十字水上安全法救助員の資格まで取得しています。好きなものや叶えたいことにも全力な声優さんです。
主な出演作品は、「ソードアート・オンライン」ケイン役、「黒白」天草役、「三国BASSA!!」太史慈役など多数出演しています。また、アニメだけではなくナレーションでも大活躍されており、「嵐にしやがれ」「行列のできる相談所」「スーパーJチャンネル」「世界ふしぎ発見」などに出演されています。
ラニオンの名シーン・名セリフ
ラニオンの可愛らしくもかっこいい名シーンをご紹介します。何事にも一生懸命でエマたちの力になれるように頑張る姿は目が離せません。
脱獄の瞬間、練習の成果
脱獄ルートの最難関である崖をロープとハンガーで渡る作戦実行です。いくら男の子と言えど、怖くないわけがありません。仲良しのトーマと一緒に渡っていくシーンは心にグッときます。
久しぶりのお風呂に大はしゃぎなラニオン
シェルターに到着した翌朝に待ちに待っていた大好きなお風呂にようやく入れた瞬間でした。あまりの気持ちよさに大喜びな様子です。
持ち前の元気で仲間を救うラニオンの未来
ラニオンは7歳ながらに、真実を受け止め文句も言わずに辛くてもエマたちについていきました。どんな困難も苦しいこともラニオンは笑顔を絶やすことなく着いていきました。彼の笑顔で救われた仲間も多くいたことでしょう。これからのラニオンの活躍に目が離せません。