【約束のネバーランド】バイヨン卿は本当に死亡したのか?レウウィスとの歴史も解説!

鬼の中でも地位が高い「貴族鬼」が居ますが、その中でも上品な佇まいをしているバイヨン卿。気になるレウウィス大公やピーター・ラートリーとの関係も一緒に解説していきます。

バイヨン卿の基本情報

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バイヨン卿の特徴

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バイヨン卿の特徴といえばレウウィス大公と同様、とても紳士的な鬼だということが印象強いです。さすが貴族というところでしょうか。身長も高くてやや細めの身なりをしています。長くて黒い髪の毛を見る限り、とても人の形に近いのではないかと思われます。

過去の話でも当代のバイヨン卿が登場しますが、つけている仮面はどのバイヨン卿もやや細長くて特徴的な仮面をしています。代々伝わる仮面なのでしょうか。細身の身体によく似合うような仮面です。どの貴族鬼よりも知性が高く落ち着いた物腰をしていますが、「生きた肉を食べたい」という野望からGP(ゴールディ=ポンド)で狩りを始める引き金になります。

バイヨン卿の性格

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GP(ゴールディ=ポンド)の狩庭で、バイヨン卿はレウウィスと共に「人間を狩る」ということを楽しんでいました。自分を殺しにかかってくるほどの強い人間を狩り、食うということにどの鬼よりも生きがいを感じていました。しかし1000年前の約束で人間を狩ることができなくなり、バイヨンは農場の管理・責任者になって供給される食幼児を食べていました。

しかしその肉を食べてもバイヨンは味を感じることができなくなるほどの絶望を感じ、ピーター・ラートリーから生きた人間を仕入れて狩りを始めました。その肉の味に感動し、狩りをするペースは3ヶ月に一度ほどでしたが徐々に上がっていきました。

ピーターから食幼児たちの集落がGP(ゴールディ=ポンド)にあるということを聞いたバイヨンは「秘密の猟場」を作りました。それほどにまで「生きた肉」に執着している鬼はバイヨンとレウウィスくらいではないかと思われます。

ピーターとバイヨンはどんな関係?

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当時は「人間は鬼を狩らない」「鬼は人間を狩らない」という約束で、人間を常に狩って味を占めていたバイヨン卿の願いはただ「人間を狩って生きた肉を食べたい」でした。一方でピーターの願いは「食幼児を一切、人間の世界に入れないこと」でした。

二人の利害が一致した時ピーターはバイヨンに情報を流し、生きた肉の提供を始めたのです。ウィリアム・ミネルヴァの弟であるピーターは食幼児たちがGP(ゴールディ=ポンド)に生活拠点を作っているということを知っていました。食幼児を人間の世界に戻すという兄を阻止するため、そして自分の使命のためにバイヨンに生きた肉の提供を持ちかけ食幼児を一掃したのだと思われます。

人間界へ繋がるエレベーターも壊されピーターの願いが晴れて叶うと同時に、バイヨンの願いも叶っているので二人はお互い協力し合う関係だといえます。

息子の代でも気品があるバイヨン

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GV(グローリー=ベル)ぼ子供たちに倒されたバイヨン卿は「一年半前に失踪した」と貴族鬼たちの間では言われています。猟場を作ったバイヨンは先代となり、当代のバイヨンが王都に姿を表します。

父親であるバイヨンに似て、少し違いますが細長い仮面と長い黒髪です。五摂家の中でも品が良く、冷静に物事を見ているようにも見えます。

儀祭(ティファリ)の最中でギーラン卿による襲撃を受けます。ギーラン卿は事前に五摂家の家族を配下の鬼に喰わせ、そのまま家族として成り代わらせていました。母親を殺されたバイヨン卿は激怒してギーラン卿に襲いかかりますが、ギーラン卿に返り討ちにされてしまいました。

バイヨン卿の名シーン・名セリフ

表情などはわかりにくいバイヨン卿ですが肉が不味くて絶望のあまり震えたり、狩りが楽しくて心躍ったりと身体での表現は多々あります。そこを踏まえてバイヨン卿の名シーンとなる場面を紹介していきます。

レウウィスと共に約束を見届けたバイヨンは農園の管理者に

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約800年前にバイヨン卿は24の農場に投資、12の農園を管理、6の農園の責任者となりました。自由に食幼児を狩ることができず、供給される不味い肉を食べる日々に悶絶していたのです。生きた肉の美味しさを知っているのはバイヨンだけではありません。

昔からバイヨンと関わりがあるレウウィスは、バイヨンが狩りを誰よりも楽しんでいたことを知っているため「君の血が騒がないのか」と心配していました。またレウウィスも狩りを好んでいたために「秘密の猟場」が完成されてから常連になっていました。

狩りを本気で楽しむ姿には、命に対する敬意をも感じられる

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他の貴族鬼たちのようにただ「食べるだけ」でなく狩りを楽しむというバイヨンの姿は、やり方こそ悲惨なものの「命」に対する敬意も感じられます。エマたちが「秘密の猟場」に来たことにより、食幼児たちの反乱が始まりますがバイヨンは「素晴らしい」と戦いさえも楽しんでいました。

自分たちの殺し方を知るはずがない子供たちがなぜ自分を殺しにかかって来るのか。バイヨンは疑問に思ったものの知性が優れているため頭の回転も早く、背後に首謀者が付いているということに気づきます。バイヨンの側には常に手下の鬼が二匹付いていますが、ザックとぺぺにより倒されます。しかしバイヨンはその二人を返り討ちにし、二人を助けにきたジリアンナイジェルとも戦います。

戦いの最後、狭い通路に追い込まれたバイヨンは食幼児たちの奇襲を受けて敗北します。しかしそんな中でも「狩りができた」と喜びを感じていました。

バイヨン亡き今、レウウィスの動きも気になるところ!

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バイヨンともっとも関係が長いであろうレウウィス大公ですが、果たしてバイヨン亡き今どのような動きを見せてくれるのでしょうか。これから起こる鬼社会の変化にも注目したいですね。