【キングダム】介億は河了貂の先生?昌平君の側近としての実力は?

介億です。合従軍編で、最終防衛線となった蕞にて初登場し、活躍を果たす昌平君の側近の1人ですね。秦の軍略における総司令となっている昌平君から頼を受けているだけあり、わずかな出番ながら秦国の窮地を救う活躍を果たします。

髭や髪型も特徴的で、いつもニヤニヤとほくそ笑む表情が不気味な印象も与えるキャラクターです。派手なシーンはないものの、いぶし銀な働きをしている場面が多いですね。

ここでは介億のこれまでの活躍を見ていきます。

介億の基本情報

【キングダム】介億は河了貂の先生?昌平君の側近としての実力は?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

まずは介億の基本情報を簡単に紹介します。

先述しました通り、31巻、合従軍編で初登場します。予想になかった李牧の侵攻ルートにより、飛信隊、政らが住民をも戦力に加え戦わなければいけないという窮地に立たされた時、昌平君の命令により蕞に助っ人として現れるのが介億です。

昌平君の軍師学校の講師をしています。なので軍師としての立場はかなり上の方でしょう。

特徴的な見た目をしていて、髪はツインテールのような形でくくっています。口角を、にやりと上げる顔をよくしています。

声優さんはまだ判明していないようです。

介億の史実における情報

介億の史実における情報ですが、介億の史実での記録は確認されませんでした。

昌平君の側近ということで、実際にそのような存在はいたでしょう。史実の情報が無いため、作中でのこれからの介億の動きは予測できないですね。今の介億の立ち位置からはあっさり敗れることは想像し辛く上手く立ち回っていくのではないでしょうか。

介億のこれまでの活躍

蕞での活躍

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

合従軍戦で、政、信らは蕞での守城戦を李牧に強いられました。少ない戦力を、政が平民をも鼓舞し士気を高め戦力とします。しかし、河了貂が指摘したのは四方の城を指揮する者が不足しているということでした。河了貂と政が全体の戦略、士気を担当すると、現場に立てるのは政、昌文君、壁の3人だけになってしまうのです。よって依然として危機にさらされていたところに到着したのが、介億でした。昌平君の命により、介億は100人の部下を引き連れ援軍に訪れたのです。しかもその中には指揮官級の者も50名程含まれており、まさに蕞に必要な戦力でした。ここで、河了貂が「本当にすごい人が来てくれた」と介億のことを触れており、介億が軍師として素晴らしい人物であることが分かります。最終防衛線の蕞で、介億は窮地を救う活躍を果たしました。

咸陽での活躍

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

40巻、咸陽の外で、河了貂らが反乱軍と戦っているときでした。反乱軍に咸陽に入られてしまえば終わり、逆転を狙い敵将を討とうにも敵将はそれを見据え下がっているという難しい戦況で、河了貂は苦しめられていました。そこに現れたのが、昌平君一団でした。介億もここに含まれており、貝笛を吹いて登場します。幼少期、蒙武よりも強かったと言われる昌平君は一気に本陣を攻めます。「包雷」という敵の左右後方に壁を作る一撃必勝の作戦に出ます。この時も介億は昌平君の側近として補佐を務めます。昌平君が敵将を討った時も、勝ち名乗りを上げたのは介億で、戦場に声を響かせました。昌平君が、この戦の中で、介億に何かを具体的に指示したことはなく、ただ、「介億」と一言だけ言うと介億はすぐさま対応し仕事をするという場面がいくつか見られ、信頼関係が成り立っていることが伺えます。また、河了貂の軍師としての成長を見守る介億の姿も見られ、教育面でも介億がしっかりしているということが分かります。

介億の名シーン

【キングダム】介億は河了貂の先生?昌平君の側近としての実力は?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

ここでは介億の名シーンを紹介します。

32巻、蕞での守城戦で介億が能力を発揮します。政の平民への鼓舞もあり、李牧の想像を遥かに上回る粘りを蕞は見せていました。しかし、これには裏での介億の活躍も大きな貢献をしていました。北壁を担当していた介億は、比較的敵の攻撃の弱かった自分の持ち場で出た余力を、機を見つつ東壁、西壁へ援軍を少しずつ送っていました。この介億の増援策により、蕞は北、西、東の危機度が均等となり、絶妙なバランスを保つこととなります。このあたりの指揮力は、河了貂の言葉通り、介億が非常に軍師として優れていることが分かります。

目立っていませんが、介億のこの働きにより、蕞が粘りを発揮し、山の民の援軍が到着するまで時間を稼ぐことに成功します。昌平君が援軍として送った介億の能力がよく発揮された場面です。

介億のまとめ

【キングダム】介億は河了貂の先生?昌平君の側近としての実力は?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

介億は秦では欠かせない軍師の1人ですね。大きな戦でも昌平君や昌文君らと作戦を練ったり、昌平君の側近として戦場でも立派な補佐役として動いています。今後も渋く活躍をしていきそうなキャラクターです。

見た目も特徴的で、まだ能力の全貌を見せていない雰囲気も出ており、この後の登場も注目できそうですね。昌平君が史実上では楚に移るという流れも予想されていますが、その場合介億がどう動くか気になるところですね。