「僕のヒーローアカデミア」にて敵連合の構成員の1人として出てくるスピナーとは一体どんな人物なのでしょうか?
見た目のインパクトや忠誠心のある言動でスピナーのことが好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めてスピナーの性格や個性、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
スピナーの基本情報
名前 | 伊口秀一(いぐちしゅういち) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | スピナー |
個性 | ヤモリ |
学校・学年(所属) | 敵連合 |
年齢/誕生日 | 8月8日(21歳) |
身長/体重 | 174cm |
声優 | 岩崎了 |
初登場 | 漫画第73話、アニメ第41話 |
スピナーの特徴
スピナーの見た目はトカゲのような緑色の肌に紫色の髪の毛をしているのが特徴です。ヒーロー殺しステインを崇拝しており、服装はステインに似たような格好をしています。無数の刃物を束ねた巨大な剣のスーパーナイフナイフソードを所持していたが、緑谷出久に破壊されてからはサバイバルナイフを所持しています。
見た目からは分かりづらいですが年齢は21歳と若く、好きなものはゲームと年相応な一面もあります。
スピナーの性格
スピナーはヒーロー殺しステインの思想に心を打たれ、何事もステインを継ぐ者でありたいと行動しています。ステインが生かしたとしている緑谷出久のことを敵でありながらも守ったり、逆にステインがヒーローと認めなかった飯田天哉のことを標的にしたりと敵であるかどうかの認識もステインの意志に従っている様子です。敵連合の中でも1番ステインのことを崇拝しています。
異形型の個性に対する差別や偏見がある田舎町の出身であるスピナーは、過去にその個性が原因で、トカゲ野郎といじめられたことから引きこもりになっていました。今でもトカゲと言われることを嫌っているようで、荼毘にトカゲと言われた際にはトカゲは駄目だと言っている場面もありました。
スピナーの個性
スピナーの個性はヤモリの特徴を持った異形型の個性です。その見た目はトカゲという個性そのもので、あとは壁などに張り付くことくらいしかまだ明らかになっていません。爬虫類系の個性の中では弱いとされているようです。スピナーが戦闘している描写は、他の敵連合のメンバーに比べて極めて少なく、あまり戦闘向きな個性ではないということがわかります。
そのことから読者の中では、スピナーは弱いのでは?と噂されています。
スピナーの声優
スピナーの声は、岩崎了さんです。アーツビジョンに所属し、兵庫県生まれの声優さんです。
代表作はアニメでは、2010年「荒川アンダーザブリッジ」の国土交通大臣の秘書、2011年~2014年「イナズマイレブンGO」の錦龍馬、2013年「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の智子の父があります。ゲーム作品では、「SNOW BOUND LAND」のベイセル、「テイルズオブベルセリア」のパーシバル・イル・ミッド・アスガードがあります。他にも映画の吹き替えをいくつも演じました。
スピナーの名台詞・名シーン
ここでは、スピナーの名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「生殺与奪は全てステインの仰る主張に沿うか否か」
心からステインを尊敬しており、ステインの跡を継ぎたいと思っているスピナーは、全ての物事を決める基準はステインの意思に沿っているか沿っていないかなのだということがよくわかります。スピナーの中ではステインが絶対的正義であり、そこに自分の意志はそれほどないのでしょう。敵連合の命令であってもステインの意思に反することであれば反抗してしまうこともありそうです。
「トカゲは駄目だ!スピナーだ!」
過去にトカゲのような見た目と個性でいじめられ、引きこもりになっていたことのあるスピナーが荼毘にトカゲと言われて、トカゲと言うのを注意した場面です。運転中にも関わらずちゃんとトカゲと言われたことに敏感に反応し注意したということは、相当トカゲと言われることがスピナーにとって嫌な思い出を蘇らせてしまうものなのでしょうか。
「守るという行為に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示!」
スピナーの発言や行動は、ステインの意思を尊重しているものがほとんどですが、この台詞はまさにステインに憧れその意思を継ごうとしているスピナーらしい台詞です。ステインの言うことをそのまま受け取り実行しようとしています。
スピナーは誰よりもステインを尊敬し意思を継ぐ、敵連合の構成員!
敵連合の中では戦闘向きの個性ではなく、他の構成員に比べて個性を発揮している場面は少ないスピナーですが、敵連合の中で1番ステインを尊敬しており、ステインの意思に沿わない命令であれば気が進まないなどとてもステインの意思に従順です。
敵連合の行動は本当にステインの意思に沿っているのかと疑問に思いながらも、敵連合の構成員として過ごしていくうちに次第に変わっていくスピナーの様子は見所です。まだ謎が多いスピナーの個性もこれからどう発揮されていくのか期待している読者も多いのではないでしょうか。