「僕のヒーローアカデミア」にて、主人公緑谷出久と同じ雄英高校1年A組の生徒として登場する、尾白猿夫とは一体どんな人物なのでしょうか?
尾白猿夫のことが好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて尾白猿夫の性格や個性、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
尾白猿夫の基本情報
名前 | 尾白猿夫(おじろましらお) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | テイルマン |
個性 | 尻尾 |
学校・学年(所属) | 雄英高校1年A組 |
年齢/誕生日 | 5月28日 |
身長/体重 | 169cm |
声優 | 三好晃祐 |
初登場 | 漫画第11話、アニメ第8話 |
尾白猿夫の特徴
主人公緑谷出久のクラスメートです。
外見の特徴は細目で優しい顔立ちです。大きな尻尾を生やしていることが特徴です。髪の色はクリーム色で全体的に色素が薄い雰囲気です。特別目立つわけではなく、性格的にも個性の強い1年A組の中では普通の生徒。クラスメイトからもいい意味で普通と言われている。
ヒーローコスチュームは道着によく似たものです。他のヒーローコスチュームに比べるとシンプルですが、尾白猿夫の特徴を生かすことができる、尾白猿夫らしいものです。
尾白猿夫の性格
尾白猿夫の性格は顔だちにも出ているように優しい性格で、怒った様子はほとんど見せたことがないほどおおらかです。しかし、正義感が強く曲がったことが嫌いであるため、雄英高校の体育祭では予選での自分の活躍に納得がいかず、自ら本選出場を辞退するなど凄く真面目です。
また、筋トレにも詳しいようで、緑谷出久の筋トレの仕方が古いと指摘されたときには、理論的に言い返すなど真面目であり理論的な一面もあります。
尾白猿夫の個性
尾白猿夫の個性は尻尾です。自らに生えている尻尾を巧みに操ることができます。一見地味な個性に見えますが、尻尾事態が頑丈で力強いため、攻撃も防御も両方に生かせるオールランドな個性です。攻撃や防御だけではなく、尻尾を使って飛び回ることができ、障害物が多い地形でも個性を生かすことができます。
いたってシンプルな個性なため、動きが推測されやすく動きが読まれてしまうとの指摘を受け、立ち回りの根本を見直している。個性伸ばし訓練では、尻尾を使って切島鋭児郎を殴り続けて強化に努めていました。
尻尾が生えているせいで、仰向けに寝ることが難しかったり、椅子に座りにくいなど独特の悩みもあるようです。
尾白猿夫の強さ
尾白猿夫は他のA組の生徒に比べれば個性自体はそれほど強いものではありません。ですが、尾白猿夫の強さはクラスの中でも一目置かれる実力の持ち主です。武闘ヒーローの肩書きの通り格闘技を得意としており、尾白猿夫は個性に頼るのではなく、自身の体を鍛えぬきプラス要素として個性を使っているので、個性なしでも文句なしで強いでしょう。
雄英高校に入って初めて敵の襲撃を受けたUSJ襲撃の際には、他の生徒が固まって戦う中で、敵に囲まれた状況を一人で乗り切ったり、仮免試験の際にも隙を見て敵に切り込んだりと、戦闘においては活躍しています。一見目立たなく普通と称される尾白猿夫ですが、実力でいえばA組の中でも上の方なのではないでしょうか。
尾白猿夫の声優
尾白猿夫の声は、三好晃祐さんです。マウスポロモーションに所属し、神奈川県生まれの声優さんです。
代表作はアニメでは、2016年「迷家-マヨイガ-」のジャック、2017年「TRICKSTER-江戸川乱歩「少年探偵団」より-」の樋口二郎などがあります。ゲーム作品では、「アルノサージュ~生まれいずる星へ祈る詩~」のデルタ・ランタノイル、「アウトディビジョン-刑徒隷僕区-」の鬼柳陽平があります。他にも映画やドラマの吹き替えなどいくつも演じました。
尾白猿夫の名台詞・名シーン
ここでは、尾白猿夫の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「でもさ皆が力を出し合い争ってきた座なんだ、こんな…こんなわけわかんないままそこに並ぶなんて…俺は出来ない」
雄英高校の体育祭にて、心操人使の個性により操られてしまい、自分が何をどうしたのかという記憶も曖昧なまま、本選に出場することは間違っていると思い自ら本選出場を辞退するシーンです。雄英高校の体育祭といえば、ヒーロー科にとっては将来の自分の進路のために、プロヒーローに自分をアピールできる大切な場なのですが、曲がったことが嫌いな尾白猿夫は自らの実力で進んだわけではない結果に納得がいかなかったのでしょう。
「女の子としてはやばいぞ倫理的に」
戦闘訓練の際にペアを組んだ葉隠透が、透明人間を生かし、手袋もブーツも脱ぐと言った際に選択は正解だが女の子としてどうなのかと、少し戸惑っていました。手袋もブーツも脱ぐとなると何も身に纏っていない状態ということなので、思春期の男の子らしい反応です。
「あぁでも多分初見殺しさ。俺問いかけに答えた直後から記憶がほぼ抜けてた。そういうギミックなんだと思う」
体育祭で心操人使の個性によって操られていた尾白猿夫ですが、次に対戦する緑谷出久のために、かかった記憶がないにも関わらず、心操人使の個性を分析し緑谷出久に対処法を伝えました。突然個性によって記憶がなくなったのに発動条件や、解除条件などを割り出せる尾白猿夫の頭の良さが見えます。
尾白猿夫は一見目立たないが頭の回転の早さと強靭な体で戦う、武闘ヒーロー!
最初はクラスの中でもあまり目立たない位置にいましたが、話が進むと共にその実力と頭の回転の早さでピンチを切り抜けられる、すごい実力の持ち主だということが分かってきています。
重点を当てた戦いはまだありませんが、これからの活躍に期待する読者も多いです。