「僕のヒーローアカデミア」の主人公である緑谷出久とは、一体どんな人物なのでしょうか?
緑谷出久のことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて緑谷出久の性格や個性、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
緑谷出久の基本情報
名前 | 緑谷出久(みどりやいずく) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | デク |
個性 | ワン・フォー・オール |
学校・学年(所属) | 雄英高校ヒーロー科1年A組 |
年齢/誕生日 | 7月15日 |
身長/体重 | 166cm |
声優 | 山下大輝 |
初登場 | 漫画第1話、アニメ第1話 |
その他 |
緑谷出久の特徴
緑の癖毛とそばかすに、丸い大きな目が特徴です。身長は高校生男子にしては小さめですが、オールマイトと出会い個性を譲渡されることになってから鍛えたこともありかなり鍛え込まれた体をしています。全身に傷が刻まれており、特に右手は粉砕骨折の影響で歪んで、右肩付近の二の腕も負荷が続き変色しています。
赤いスニーカーがお気に入りのようで、私服や制服のときはもちろんのこと、コスチュームのの際にも身に着けています。外見についてはいたって地味で、涙脆く、女性にも免疫がなく麗日お茶子と話すだけで顔が真っ赤になっていることもありました。そしてよくトラブルに巻き込まれるなど運も良くありません。
かなりのヒーローオタクでヒーローノート称したノートを常に持ち歩き、中にはヒーローの特徴や技など細かく記されています。その中でもオールマイトの大ファンで、幼い頃からオールマイトの人命救助の動画を何回も見たり、部屋がオールマイトだらけです。
雄英高校に入った今の目標とするヒーローは、変わらずオールマイトのようなどんなに困っている人でも笑顔で助ける最高のヒーローです。
緑谷出久の性格
心優しく礼儀正しい、正義感が強い緑谷出久ですが、窮地の際やどうしでも勝ちたいときなどは普段使わない強めな口調になることがあります。これは幼馴染の爆豪勝己が緑谷出久の中の勝つイメージであるからです。未知の相手でも今まで培ってきたヒーローオタクの知識から即座に予測を立てるなど、咄嗟の判断力にも優れています。
自分の想いを貫き通す人並み外れた行動力を持っており、誰かを救おうとするときには自分の身がボロボロになろうと戦い救い出す覚悟と自己犠牲の精神を発揮します。そのせいで何度もボロボロになり母親や教師、クラスメイトから心配されてしまうため、今は心配かけないように心掛けています。
緑谷出久の個性
緑谷出久の個性はワン・フォー・オールです。本来は無個性だった緑谷出久ですが、オールマイトに見出されワン・フォー・オールをオールマイトから受け継ぎました。簡単に言えば筋力が強くなるというシンプルな個性ですが、極めることであらゆる敵を力ずくでねじ伏せられるほどの協力な個性です。
オールマイトのように体がしっかりと個性に追いついていないため、ワン・フォー・オールを加減しないと体が追い付かず腕がバキバキに折れるなどしてしまう。譲渡された最初の頃は一度発動しただけで腕も足もボロボロになってしまう諸刃の剣でした。
フルカウルを使用し続けたことで耐性が付いてきたのか、瞬間的に45%の力を引き出すことができるようになりました。最初はオールマイトへの憧れが強くパンチを主に繰り出していましたが、数々の重傷で両手に爆弾を抱えることになってしまったため、シュートスタイルに切り替えました。
まだ謎多き個性のワン・フォー・オールですが、歴代継承者の面影が見えたりすることもあります。
緑谷出久の過去
全体の約90%が何らかの個性を持った超人社会に生まれた緑谷出ですが、無個性という先天的なハンデを抱えていました。幼い頃からオールマイトに憧れて、オールマイトのようなヒーローになることが夢であった緑谷出久は、無個性と分かってからも諦めず、オールマイトへの憧れを抱き続けました。
中学時代に幼馴染の爆豪勝己からいじめられようとも、オールマイトの母校である雄英高校への進学を夢見ており、進路に悩んでいた時に敵に襲われオールマイトに救われました。無個性でありながらも敵に捕らわれた爆豪勝己を助けようと誰よりも先に行動したことを見込まれ、ワン・フォー・オールを譲渡されることになりました。
これまでどこか諦めかけていたヒーローという夢を本気で目指すと決めてから、オールマイトの考えたハードなトレーニングをこなし鍛えぬきワン・フォー・オールを譲渡され、憧れの雄英高校への合格を果たしました。入学後も扱いきれない個性で体をボロボロにし、母親やクラスメイトには心配をかけ、教師には叱られることが多々ありました。
緑谷出久にとってオールマイトとは憧れる師であり恩人であり、神に等しい存在でもあります。緑谷出久の自己犠牲の多い戦い方はオールマイトへの強すぎる憧れの表れでもあります。オールマイトの元で修行していくうちにオールマイトにのしかかる重圧や、どれだけ多くのものを犠牲にしてきたのかを知ります。
オールマイトの引退や母親の願い、通形ミリオとの出会いなどで自分を見つめ直した緑谷出久は、周りに心配をかけない助けて勝てるヒーローを目指し出しています。
緑谷出久の声優
緑谷出久の声は、山下大輝さんです。アーツビジョンに所属し、静岡県生まれの声優さんです。
代表作はアニメでは、2013年~2018年「弱虫ペダル」の小野田坂道、2015年~2020年「ダイヤのA」の瀬戸拓馬、2016年「はんだくん」の近藤幸男、2019年「ナカノヒトゲノム【実況中】」の入出アカツキがあります。ゲーム作品では、「メギド72」のモラクス、「ノラネコと恋の錬金術」のトランがあります。他にも、映画の吹き替えなど数多く演じています。
緑谷出久の名台詞・名シーン
ここでは、緑谷出久の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「君が救けを求める顔してた」
爆豪勝己が敵に捕らわれ、プロヒーローも相性などの関係ですぐに救いにいけない状況の中、まだ無個性であった緑谷出久が、爆豪勝己の顔を見た瞬間考えるよりも先に体が動き、爆豪勝己を助けに向かいました。この行動を見ていたオールマイトは心を動かされ、緑谷出久にワン・フォー・オールの譲渡を決めました。
「勝って!!超えたいんじゃないかバカヤロー!!」
爆豪勝己とは幼馴染でずっと爆豪勝己の背中を追いかけてきました。ワン・フォー・オールを譲渡してもらいやっとスタートラインに立てた緑谷出久は、爆豪勝己はただ背中を追いかける存在ではなく、勝って超えたい存在へと変わっていきました。勝ちたい思いが強く、口調も強くなっています。
「ヒーローは命を賭してキレイ事実践するお仕事だ!」
ヒーローは決して綺麗事だけでやっていけるほど甘い世界ではないですが、綺麗事を言うことで誰かが安心し救われるのであれば、その綺麗事を言葉だけで終わらせず行動することで更に誰かを安心させることができます。命をかけて戦い誰かの心まで救える、そんなヒーロー像が緑谷出久中にあるのでしょうか。
「目の前の小さな女の子一人救えないで、皆を助けるヒーローになれるかよ!!」
壊理を救い出すまでは決して簡単な道ではありませんでしたが、壊理の個性でワン・フォー・オールを100%引き出して戦うことができ、見事オーバーホールに勝利しました。まずは目の前の人を必ず救いたいという緑谷出久の正義感が現れる台詞です。
緑谷出久は正義感が強く無個性で生まれながらも、誰よりも根っからのヒーロー気質な主人公!
どんどん技も精神的にも成長していく緑谷出久から目が離せません。今後の活躍も楽しみです。