【ヒロアカ】酒木泥泥(さかきでいどろ)はどんな個性の持ち主？八斎会での役割は？声優は誰？

僕のヒーローアカデミアの死穢八斎会の幹部クラスであった酒木泥泥。彼の登場は死穢八斎会編終盤のみでしたが、今回は彼がどんな人間で、どんな個性を持っていたのかご紹介します。

酒木泥泥の基本情報

酒木泥泥の特徴

黒髪の長髪で、毛皮のようなものを羽織っています。羽織っているだけなのでほぼ半裸状態です。八斎会の特長である鳥のくちばしのような形の仮面を被っており、その仮面の目の部分は網目状になっています。

個性の影響により、登場時は片手に一升瓶を持っていました。重度のアルコール依存症のため、自分自身でも地面で平衡感覚がつかめないために上からぶら下がってルミリオンと対峙していました。

素顔は原作中には明かされていませんが、単行本内の空きページに堀越先生が描いてくださっています。目は丸い目になっていて、口元は歯並びがぴっしりと揃っている感じが伺えます。

酒木泥泥の性格

常にアルコールを摂取しているため本来の彼の性格は図りかねますが、アルコールを呑んでいる時の泥泥は陽気な性格のように見えます。実際、同じオーバーホールの側近である音木真が銃弾をルミリオンから外してしまった時、「外してんじゃねーよ！酔っ払ってんのかアァ？」と一升瓶を投げて「それは君だ」と音木と漫才のような小気味よいやりとりを繰り広げているシーンもありました。

ただ、そのやり取りの際に一升瓶を音木に対して投げつけていることから、性格の粗暴さも伺えます。

酒木泥泥の能力

個性は泥酔です。近くに居る人物の平衡感覚を奪ってお酒に酔ったようにフラつかせます。ルミリオンもこの個性により平衡感覚を失っていました。ちなみにですが近くに居るものとはどれくらい近くに居れば個性が効くのかまではっきりとわかっていません。少なくともルミリオンは泥泥の真下にいました。

また、どのような行動によって相手の平衡感覚を奪うのかも明かされていません。泥泥が呑んでいる一升瓶には「汚泥」と書かれているのでもしかしたら泥泥専用のお酒なのかもしれませんが、ルミリオンはそのお酒を浴びている様子などもないので、実際の所はどのようなものかはっきりとしていません。

ナイフも操る

常にアルコールを呑んで自分の口調も足元がおぼつかないような酩酊状態の泥泥ですが、所持しているナイフを操る技は素晴らしく、相手の急所を的確についていきます。ナイフは指の間に持っており、片手に3本ずつ持つ形です。その時はパイプに両足を掛けてバランスをとっているようで、泥酔状態ながらもそれができるということもかなりの手練れであることがわかりますね。

ちなみに、この個性を象徴するような酒木泥泥の名前は原作者である堀越先生はかなりお気に入りのようです。

酒木泥泥の声優

そんな酒木泥泥の声を担当するのは東京都出身で賢プロダクション所属の高橋孝治さんです。1月18日生まれのA型です。アニメ作品の代表作は『星刻の竜騎士』のアッシュ・ブレイク役、ゲーム作品の代表作は『ヴァルキリー・アナトミア-ジ・オリジン-』のアネリアン役などがあります。

酒木泥泥の名言・名シーン

ここからは酒木泥泥の名言・名シーンをご紹介します。泥泥の言葉は酔っ払っているからか、「アァァ！？」や「ェエェ」や「！？」が多く見られました。

「足元がァおぼつかっおぼつかねェェなァァァ！？」

ルミリオンが平衡感覚を奪われた直後にパイプに掴まってさかさまになりながら現れた泥泥の言葉です。これは泥泥を象徴するような言葉で、このシーンでは口からもあふれ出て、網目状の仮面の目元からもお酒がドバドバ零れる程に、文字通り浴びるようにお酒を呑んでいました。

「酔っ払ってんのかアァ！？」

泥泥の個性により平衡感覚を失っているはずのルミリオンに銃を撃った音木真に対する言葉です。自身が酔っ払っているのに音木にそう言うという面白さと、それに対する音木の反応も良いために漫才のような掛け合いが一瞬だけ実現している瞬間です。

「だから道(した)は歩かねェエエ！！」

宙ぶらりんの状態でルミリオンに向かって発言している言葉です。平衡感覚を失い歩けなくなるということは、泥泥は日常的に上にぶら下がった状態で生活していることが伺える発言です。生まれた時からの個性であればこれまでに生活していくのも大変だったかもしれません。それの積み重ねから敵になったのかと考えると切ないですね。

酔っ払ってれば彼は最強！普段の生活が気になる死穢八斎会鉄砲玉

酒木泥泥は常に酩酊状態で何を考えているかもわかりませんし、発言も粗暴なものや適当なものが多いですが、死穢八斎会のリーダーのオーバーホールに信頼されているからこそ側近・鉄砲玉の役割を与えられているので、その実力は確かなものでしょう。

活躍の場はこの死穢八斎会編のみでしたが、今後番外編などで泥泥のエピソードが見られたら嬉しいですね。