テニスの王子様に登場する真田弦一郎。その厳格な雰囲気や言葉遣い、中学生離れした風貌から人気があるキャラクターですが、そんな真田弦一郎を演じた声優さんはどなたなのでしょうか。また、作中では何度も登場シーンがある人物ですが、果たして真田弦一郎は作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。
ここでは真田弦一郎について解説。担当声優や作中での活躍等についても紹介していきます。
真田弦一郎の基本情報
名前 | 真田弦一郎(さなだげんいちろう) |
性別 | 男 |
所属 | 立海大附属中学校 |
必殺技・能力 | 風林火陰山雷 |
年齢(学年)/誕生日 | 15歳(中学3年生)/5月21日 |
身長/体重 | 180cm/68kg |
声優 | 楠大典 |
初登場 | Genius40 |
決め台詞 | 「たわたけ!」 |
パートナー・友人 | 幸村精市、手塚国光 |
その他 | 特になし |
真田弦一郎の特徴
真田弦一郎は立海大附属中学校の3年生。テニス部の副部長を務めており、部長の幸村精市が不在の際には部を仕切っている人物。非常に苛烈な方法で部をまとめており、真田弦一郎は部員に対して鉄拳制裁をすることで部を掌握しています。また、自身に非があれば自分に鉄拳制裁をするように要求するという厳しい性格の持ち主。口調も古風で、「たわけ」や「たるんどる」といった中学生離れした特徴があります。さらに、真田弦一郎は祖父の影響で武道を嗜んでおり、毎朝4時に起きて稽古に励むという一面があります。祖父からもらった黒い帽子をいつも着用しているという特徴も。
テニスの実力も高く、周囲からは「皇帝」や「三強の一人」とも言われています。相手のスタイルと真っ向から対決することを好み、「風林火陰山雷」という6つの技を主に多用。この他にも無我の境地を使えますが、基本的に使用することはありません。
真田弦一郎の来歴
真田弦一郎は関東大会編で初登場。常勝を謳う立海大附属中学校の副部長として君臨し、決勝戦では青春学園の越前リョーマと対決。序盤から風林火山を多用して格の違いを見せつけますが、無我の境地で風林火山を風林火山で返されると劣勢に。追い詰めるも最後は「COOLドライブ」で敗戦。全国大会では決勝戦で手塚国光と対決。小学生の時に手塚国光に負けて以来ずっと打倒手塚を誓っていた真田弦一郎は、風林火陰山雷で真っ向勝負に。手塚国光も手塚ファントムといった大技で反撃に出て、勝負は互角に。しかし、幸村精市の助言もあり、本意でないものの真っ向勝負を捨て、勝利しています。
新テニスの王子様に登場した真田弦一郎は、脱落をかけたタイブレークマッチで幸村精市と対決。幸村精市の実力の前に、1-7で敗戦。その後2軍に行き、入れ替え戦では亜久津仁とのペアで種ヶ島修二・大曲竜次のペアと対決。人の言うことを聞かないことで定評のある亜久津仁との連携もありつつ、「シングルクラッチ」や「ダブルクラッチ」を決めるも敗戦。しかし、その後はW杯代表に選ばれ、オーストラリア戦ではアウェイの空気の中で国家を独唱。グループリーグでは幸村精市とダブルスを組む等の活躍をしています。
真田弦一郎の担当声優
真田弦一郎の担当声優は、楠大典さん。楠さんは1990年代から声優として活躍しているベテラン声優で、主に吹き替えを担当することの多い声優さんです。
楠さんの主な代表作には「トランスフォーマーギャラクシーフォース(ギャラクシーコンボイ役)」や「ハートキャッチプリキュア(サバーク博士役)」、「火火ノ消防隊(レオナルド・バーンズ役)」等があります。
真田弦一郎の名シーンや名セリフ
真田弦一郎は物語中盤以降様々な場面で登場し、名シーンや名セリフと言えるものを残しています。ここでは真田弦一郎の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
風林火陰山雷
真田弦一郎と言えば、風林火山を用いたテニス。後に陰と雷を付けて6種類としますが、初登場時は4種類でした。それぞれ次の様な技です。
- 風…居合い抜きのようなカウンター
- 林…回転を和らげる技
- 火…グランドスマッシュ
- 山…どんな打球も動じない防御
- 陰…行動パターンを相手に予測させる才気煥発の極み封じ
- 雷…光の速さで動き、直角に曲がる打球を打つ
とても中学生とは思えないような技で相手と対峙する真田弦一郎ですが、このような技を持っていても幸村精市や高校生たちには敗退してしまうということを考えると、テニスの王子様の登場キャラクターはとんでもないキャラクターばかりなのだと考えざるを得ません。
幸村精市とのダブルス
幸村精市とのダブルスは、U-17のオーストラリア戦で組まれました。初めから全てのボールを返されてしまい、劣勢に陥る2人ですが、このような光景を幼いころに経験しているという2人。幼い頃テニススクールでダブルスを組んだ際、上級生相手に全く同じような体験をしていたようで、そのころの気持ちを思い出し、1-5という劣勢から逆転勝ちするという大逆転劇を演じています。
立海大附属中学校最強の2人のダブルスは、世界に通用することが証明されました。
厳格で立派な中学生、真田弦一郎
真田弦一郎は古風な雰囲気で厳格な性格のキャラクター。真田弦一郎がいる限り、立海大附属中学校が常勝軍団として君臨し続けることでしょう。その副部長を務める真田弦一郎は、まさに皇帝の名に相応しい人物と言えます。