【NARUTO】に登場するくノ一の中で、女性で上忍となっている忍は多くはありません。
その中の一人が、夕日紅。
紅はあまり戦闘の描写がなく、いまいち強さがわかりづらいという忍です。
上忍になるくらいですから戦闘能力はあるとは思いますが、果たして彼女はどの程度強いのでしょうか。
今回は、紅の強さを解説したいと思います。
また、紅の来歴や人間関係にもスポットを当てたいと思います。
夕日紅の基本情報
名前 | 夕日紅(猿飛紅) |
性別 | 女性 |
所属 | 木ノ葉の里 |
階級 | 上忍 |
使用する技・術 | 幻術 |
年齢/誕生日 | 28歳→31歳/6月11日 |
身長/体重 | 169cm/54kg |
声優 | 落合るみ |
初登場 | 第一部、中忍試験編 |
その他 | 猿飛アスマの妻、猿飛ミライの母、夕日真紅の娘 |
夕日紅の特徴
紅は身長が169cmと、女性の中でも高身長になります。
NARUTOに登場する女性キャラは高身長の忍が多く、春野サクラが161cm、山中いのが162.2cmということを考えると、その中でも一際高身長の人物であることがわかります。
口紅やアイシャドウをしていることも紅の特徴であり、28歳という大人の女性としての色香も備えています。
紅は第八班の担当教官でもあり、犬塚キバ、油女シノ、日向ヒナタを担当しました。
夕日紅の来歴
紅は9歳でアカデミーを卒業し、13歳で中忍に昇格しました。
その後は上忍になり、キバたちを担当。
第一部では上忍になってから日が浅かったようで、新米の方の上忍でした。
中忍試験選抜で登場し、キバ達の戦いぶりを観戦していました。
ヒナタとネジの戦いでは、一方的にやられるヒナタに思うところがあったのか、ネジを睨みつけています。
その後は木ノ葉崩し編終了時、イタチと鬼鮫が木ノ葉の里に来た時にイタチと戦闘。
イタチに幻術をかけますが、イタチに幻術を跳ね返されてしまいます。
この際、猿飛アスマと一緒にいたことをカカシにからかわれますが、紅は赤面して否定していたのに対し、アスマは明確に否定はしておらず、この頃からアスマと交際していたことが考えられます。
第二部ではそれが明確になり、アスマとの子を授かることに。
しかし、アスマは第二部で任務中に殉職していまい、未亡人になってしまいました。
アスマが殉職したと聞かされた時は、ショックで泣き崩れています。
その後は産休に入り、第四次忍界大戦は不参加。
最終話の後日談で、お腹の子が女の子であったことが判明し、最終話では既にミライを出産しています。
夕日紅の強さ
紅は木ノ葉の里の上忍であることから、一定の強さを持っていることがわかります。
しかし、戦闘シーンはイタチと戦った一戦だけで、強さがいまいちわかりづらいです。
紅は幻術タイプの忍であり、作中で使用した術もたった一つ。
ですが、対戦相手が作中でも最強クラスのイタチであること、イタチの幻術返しを瞬時に解いていること、イタチから「さすが紅さん」と言われていることから考えると、上忍相応の強さは持っていることがわかるでしょう。
三代目火影・ヒルゼンからは、「木ノ葉でもトップクラスの幻術使い」と称されています。
・魔幻・樹縛殺
相手を樹木に縛り付ける残像を見せ、相手の自由を奪う幻術。
イタチとの戦闘で使用しました。
イタチには幻術返しで跳ね返されてしまいましたが、相手の意識は残して置けるので、主に情報収集に有効な技です。
夕日紅の人間関係
紅はアスマと結婚し、アスマの子を授かっています。
第一部からアスマと仲の良い描写があり、その関係は里の上層部も知っていたようです。
アスマが殉職した際、アスマの死を綱手自らが火影として伝えようとしていることからも、その想いが広まっていたことがわかります。
また、ミライはアスマの間に出来た一人娘であり、第四次忍界大戦後に出産したことが考えられます。
ミライは最終話では中忍になっており、七代目火影・ナルトの護衛を努めています。
三代目火影・ヒルゼンは夫の父親であり、紅にとっては岳父にあたる人物です。
夕日紅の名シーン・名セリフ
「将棋の相手がいなくなったわね…アナタはアスマの一番のお気に入りだったから、さみしくなるでしょ…」
アスマが殉職してしまった際、彼の弟子のシカマルに向けて語ったセリフです。
アスマとシカマルが将棋の対決をしていたことは紅も知っており、シカマルにとってアスマは数々の事を教わった師匠でもあります。
アスマが残した宝物であるミライはシカマルにとっても、紅にとっても大事な人であるので、シカマルはミライの師匠になりました。
また、紅はミライを守るために、姓を「夕日」から「猿飛」に変更しています。
ナルト貰ってやりなよ
中忍試験選抜でキバとの戦闘が終わり、傷だらけのナルトにヒナタが傷薬を渡す際に紅が語ったセリフです。
なかなか自分の思いを伝えることが困難なヒナタの気持ちを汲んで、紅がサポートして上げたシーンですが、担当上忍だけではなく、同じ女性としてヒナタを助けようとしていたシーンでもあります。
忍としても母としても強い紅
紅は上忍であったため、戦闘描写は少なくても強さはあったと思われます。
また、ミライを守るために姓を変更し、女手一つで育てていることからも、母としての強さもある人物だと言えるでしょう。