【NARUTO】に登場するキャラクターはどれも個性的で、中でも「猪鹿蝶」トリオは、それぞれが個性的でありながらも団結力は同期の中でも抜きんでています。
この猪鹿蝶トリオの紅一点は、山中いの。本編ではあまり出番が少ないいのですが、どれだけの戦闘力があるのかがなかなか見えてきません。
また、本編での出番があまり多くないので、いのがどのような人生を歩んできたのかも気になるところです。
今回は、いのの歩んできた人生や、戦闘力について解説していきます。
山中いのの基本情報
| 名前 | 山中いの |
| 性別 | 女 |
| 所属 | 木ノ葉の里 |
| 階級 | 下忍→中忍 |
| 使用する技・術 | 心転身の術 |
| 年齢/誕生日 | 13歳→16歳 |
| 身長/体重 | 151.2cm→162.2cm/38.5kg→46.0kg |
| 声優 | 柚木涼香 |
| 初登場 | 第一部 |
| その他 | 山中いのいちの娘、サイの妻、いのじんの母 |
山中いのの特徴
山中いのは金髪の長いポニーテールが特徴。中忍試験選抜では一度短く切っていますが、第二部以降ではまた伸ばし始めています。
また、第二部に入り女性らしさが増し、へそを出す衣装を着るようになりました。いのはリーダーの気質があるようで、第八班ではリーダーのような役割を務めています。
というのも、第八班の面々は食い気しかない秋道チョウジに、やる気のない奈良シカマルというメンバーなので、必然的な立ち回りとも言えそうです。
こうしたメンバーの中に囲まれているので、必然的に面倒見のいい性格になっていることも特徴です。
また、サクラとはアカデミーの頃から仲が良く、色々と文句を言い合いながらも息の合った所もあり、ライバル関係となっています。
山中いのの来歴
いのの初登場シーンは、中忍試験編。
第一の関門では春野サクラに心転身の術でサクラに憑依し、カンニングを行いました。第二次予選ではサクラと戦いますが、勝敗はつかずに相打ちになってしまいました。
第一部の出番はこれだけで、第二部では師である猿飛アスマの殉職のシーンで登場。第二部になると医療忍術が使えるようになっており、アスマに対して使用しています。
第四次忍界大戦ではチョウジやシカマルといった面々と我愛羅の部隊に配属され、師であるアスマと戦闘に。十尾との決戦においては連絡係となり、情報伝達役として一役担いました。
終戦後はサイと結婚し、続編の【BARUTO】では上忍に昇格。
サイとの間に一人息子のいのじんを授かり、母親としての役割も担うことになりました。
山中いのの人間関係
いのは第八班のメンバーなので、チョウジやシカマルとの関係が深いです。
このトリオは「猪鹿蝶」と言われ、いの達の父親も猪鹿蝶トリオとして活躍していることから、親の代からの伝統を受け継いでいます。
いのの父親は山中いのいちで、山中花店を営んでいます。しかし、第四次忍界大戦ではいのいちは十尾の攻撃を受けて亡くなってしまいました。
いのにとってのライバルはサクラであり、周囲にいじめられていたサクラを助けたことから二人の関係が始まっています。お互いに悪口を言い合っていますが、決して仲が悪いということではないようです。
また、いのは第一部からサスケに想いを馳せているような素振りを見せていますが、サスケとの本編の絡みはほとんどなく、サスケはその後に、ライバルのサクラと結婚しました。
山中いのの強さ
いのはサクラと違い、近接戦闘はほとんどできないキャラクターですが、「心転身の術」を使って相手をかく乱することを得意としています。
相手に直接攻撃をする技を持っていませんので、基本的に戦闘能力は高くありません。
医療忍術も使用できますので、遠距離タイプの忍と言えるでしょう。
・心転身の術
山中一族秘伝の術であり、いのの得意な術。
相手の精神に入り込む術ですので、潜入捜査等に向いています。
ただし、この術は2.3分しか使用できず、術の使用時は無防備なので、誰かの助けが必要な術です。
また、相手が負傷した場合、自分もダメージを受けてしまうので、デメリットも多い術であると言えます。
・心伝身の術
離れている相手に、直接意思を伝達することのできる術。
第四次忍界大戦で使用し、父のいのいちも使用しています。
この術は術者に相当な負担がかかるようで、父のいのいちは20秒が限界でしたが、いのはこの術を戦場にいる全員につなげ、長時間繋げているという適性を見せました。
山中いのの名シーン・名セリフ
山中いのの名シーンや名セリフを紹介していきます。
「アンタも咲かせたじゃない…キレーな花…」
中忍試験選抜時にサクラと戦った際のシーン。
これまでサクラの事を下に見ていたいのですが、サクラの実力をようやく認めたセリフ。
いのとサクラはこれ以降、さらに仲良くなっていきます。
「できるかじゃなくて、やるのよ！」
第四次忍界大戦で発言したセリフ。
心伝身の術で何万人の忍に伝達させることは、非常に負担のかかる術。
シカマルに負担を心配されますが、いのはやると決め、見事にやり遂げました。
いのの強い決意が見られるシーンとなっています。
戦闘力はないけども、サポートがあれば強力な忍
いのの戦闘力そのものはありませんが、心転身の術は強力なので、サポートさえ揃っていれば強力な忍になります。
忍としても、母としても、今後の活躍が期待できます！
