【NARUTO】綱手の死の首飾りとは?大蛇丸との関係は?声優や術、技を紹介!

綱手とは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。物語の中盤から登場した綱手ですが、華々しい経歴や家柄の裏で暗い過去を背負っています。

そんな綱手の過去に登場する首飾りや大蛇丸との関係、忍としての能力などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

綱手の基本情報

【NARUTO】綱手の死の首飾りとは?大蛇丸との関係は?声優や術、技を紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

綱手の特徴

綱手は額にひし形の印があり、長い金髪を二つに束ねています。かなりの巨乳で、同期の自来也によると「バスト106」とのことです。

そして、ナルトの世界では、基本的に苗字のある人物は苗字が漢字かひらがなで、名前がカタカナ表記のキャラクターが多いです。

大蛇丸、我愛羅といった名前だけのキャラクターは漢字表記のものが多く、例外的として千手一族は苗字と名前のどちらも漢字表記でした。

祖父である初代火影は千手柱間ですが、柱間が母方の祖父なのか父方の祖父なのかは不明で、苗字が明らかになっていませんでした。そのためか、綱手とその弟の縄樹も名前が漢字表記になっていました。

しかし、番外編の『ロック・リー春フルパワー忍伝』では年賀はがきのあて名が「千手ツナデ」となっており、苗字が千手ということが判明しました。

物語序盤で、綱手は弟の縄樹と恋人の加藤ダンを戦争で亡くしたショックから立ち直っておらず、医療忍者にも関わらず血に対して恐怖症になり、各地を放浪しギャンブルに明け暮れていました。

実は綱手は伝説の三忍の一人であり、かなりの実力を持つ人物であったようです。そのため、放浪していたにも関わらず女性初の五代目火影に任命され、暁や第四次忍界大戦においてその職務を全うしています。

綱手の能力

綱手は伝説の三忍であることから、強力な忍術を使用します。その強さもさることながら、齢50を超えるにもかかわらず20代に見えるその容姿と美しさのため、戦闘シーンは見ごたえのある場面が多くなっています。

そんな綱手の強さや能力について詳しくご紹介していきたいと思います。

忍法・創造再生

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

綱手は常にチャクラを額にためており、そのために額にひし形の「百豪の印」が出現します。「百豪の印」はある程度チャクラを溜めていないと現れないようで、綱手は三年かけてチャクラを溜めていたと付き人のシズネが発言しています。

また、「百豪の術」によって溜めていた膨大なチャクラを一気に消費し、「忍法・創造再生」を発動します。チャクラによって体内のたんぱく質を刺激し、細胞分裂を促すことで再生能力を飛躍的に上昇させます。

この忍法は、付き人のシズネによると、治癒ではなく再生のため、細胞の分裂回数が決まっていることを考えると、寿命を縮めていることになるようです。

そのため、シズネは術を使用することを止めることもあり、かなりリスクを伴う術となっています。さらに、この術をしようすると、実年齢以上に体が老いてしまう副作用があります。

口寄せの術

伝説の三人はそれぞれ自分の能力に見合った口寄せをします。綱手は巨大な蛞蝓であるカツユを口寄せします。カツユは綱手とは違いとても丁寧な口調で話し、綱手の口寄せらしく対象の治癒が可能です。

また、カツユは分裂することが可能で、第四次忍界大全では分裂して忍たちを綱手が遠隔で治療していました。

体術

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

綱手は医療忍者であるため、戦闘に特化した術などはあまり見られませんが、百豪の印や百豪の術による肉体強化により指一本で地面に亀裂を入れたり、踵落としでかなり広い範囲の地面を割るなど、かなりのパワーを有しています。

綱手は医療忍者でありながら、戦闘に特化した忍者と同等かそれ以上の能力があります。しかし、基本的に技や術というよりは、肉体強化による圧倒的なパワーで単純な殴る蹴るといった攻撃がとてつもない威力がでるようです。

綱手の家族構成

前述したとおり、綱手の祖父は初代火影の千手柱間であい、その妻のうずまきミトが祖母と考えられます。当初、綱手の苗字が不明であったため、千手柱間が両親のどちらの父親にあたるのか不明でした。

しかし、綱手の苗字が千手と判明したため、父方の祖父が柱間と分りました。柱間には弟の千手扉間がいたため、二代目火影の扉間が綱手と縄樹の叔父ということになります。

ただ、両親のことは特に語られていないため、縄樹と綱手の両親については不明です。ただ、祖父の柱間とのシーンはあり、「初孫だったんではてしなく甘やかした!!しまいにはオレの賭け事まで覚えてそれはもう…」と発言しています。

関係は良好のようでしたが、柱間の発言から綱手の性格は幼少期から一癖も二癖もあったようで、第四次忍界大戦で柱間が穢土転生で復活した際、綱手が五代目火影と知ったときは多少不安を覚えたようでした。

大蛇丸との関係性

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

大蛇丸と綱手は、下忍時代に三代目火影・ヒルゼンに師事しともに背中を預け戦った仲間でした。大蛇丸の性格の残忍さなどもあり、三人はいつも仲良しという関係性ではないようです。

しかし、お互いの実力は認めあっているようで、旧知の仲といった感じのようです。しかし、綱手は戦争で幼い弟・縄樹と恋人の加藤ダンを立て続けに失くしたショックで各地を放浪するようになります。

後に大蛇丸も人体実験をしていたことが明らかとなり、木の葉の里を抜けてしまいます。そこからは接点は特にないようですが、大蛇丸が「木ノ葉崩し」で両腕の治療を必要とした際に綱手にコンタクトをとっています。

この時、旧知の中である大蛇丸は綱手の縄樹と加藤ダンに対する想いを知っているため、腕の治療をする条件として、縄樹と加藤ダンを生き返らせることを提案します。

しかし、綱手はこの提案を拒否し、以降は敵対関係となってしまいます。しかし、第四次忍界大戦では共通の敵の存在もあり、大蛇丸もナルトや綱手たちに協力し、綱手を助ける場面もあります。

そのためか、第四次忍界大戦以降は敵対関係ではなくなっており、以前よりは関係が修復されているようです。

綱手以外が身に着けると死を招く首飾り!?

祖父である初代火影・千手柱間の形見の首飾りを常に綱手は身に着けています。縄樹は祖父のことをとても誇りに思っていたため、この首飾りをとても欲しがっていました。

そこで綱手は縄樹が下忍となり誕生日も迎えたため、お祝いとして祖父の首飾りを縄樹にプレゼントします。しかし、首飾りをもらった直後い戦争に駆り出された縄樹は幼い命を落としてしまいます。

そこで綱手は隊に医療忍者を入れることを提案しますが、戦時中で人員不足であったため却下されます。それに賛同した加藤ダンと急速に距離は縮まり、恋人関係となります。

加藤ダンの夢が弟・縄樹と同じ火影になることであったこともあり、加藤ダンに初代火影の首飾りを託します。しかし、首飾りを託してすぐに加藤ダンも戦争で命を落とすこととなります。

この時、加藤ダンの治療を行ったのは綱手でした。綱手ほどの医療忍者でも救うことが不可能な傷を負っていたダンを綱手は仲間の制止も聞かずに治療し、ダンは命を落とします。

この時、ダンは大量に出血していたため、これが原因となり綱手は血液恐怖症となっています。初代火影の首飾りをもらった人間がことごとくなくなってしまったため、綱手以外が身に着けると死んでしまうと付き人のシズネが発言しています。

そして、時は流れ、ナルトと出会い、ナルトの夢が亡くなった二人の夢と同じであることを知ります。そして自分を助けるために必死に敵に立ち向かうナルトを見て、綱手の心に変化が生じます。

そして、ナルトに首飾りを託したのです。ナルトはその後立派な忍となり、七代目火影に就任。初代火影の首飾りは市の首飾りなんかではなかったのです。

綱手の名言

私の性格は良く知ってるでしょ…おちょくるのは止めなよ…殺すぞ コラ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

初登場時、大蛇丸が腕の治療のために綱手にコンタクトをとります。そこで、大蛇丸は最愛の縄樹と加藤ダンの死について触れます。

綱手にとって触れてほしくない過去であったため、頭に血が上ったようで後ろの壁を人殴りで破壊してしまいました。初登場からインパクトがあり、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

命を懸けた時は別だ だから今まで生きてる

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

綱手は賭け事を良くしており、背中には「賭」の文字があるほどです。しかし、運は全くと言っていいほどなく、「伝説のカモ」と呼ばれていました。

しかし、逆に賭け事に勝利するときは決まって悪いことが起きるため、本人もそれを指標にしている節があります。そして、第四次忍界大戦が始まり転身の術で戦場へ向かう綱手が言ったセリフです。

転送の術は物を運ぶ術であり、生き物を転送すると肉体がもたず、強靭な肉体をもつ雷影はこの術で転送可能でしたが、綱手は不可能と言われます。

そして、賭け事に弱い綱手ですが、命を懸けた時は別であるからこそ今まで生きていると言い、戦場へ向かいました。

火の意思をなめるなよ!!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦も大詰めとなり、うちはマダラと対決するときの綱手のセリフです。マダラにとって、木遁も使えないか弱い女性である綱手は、弱い千手と言われてしまいます。

しかし、綱手はこれに対し、「初代から引き継がれ流れ続けるものが私の本当の力だ…火の意思をなめるなよ!!」と言い返しています。

火影を引退した後も美しさを保ち続ける綱手

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦も終結し、平和となった世の中でも旧五影で集まっているようです。我愛羅は現在も現役の影であるため出席していませんが、そのほかの影も健在のようです。

綱手は相変わらず術により老化を止めているようです。術により若さを保っていること、大蛇丸も健在であることから、ナルトの子供達の物語である「BORUTO」での活躍が期待されます。