【鬼滅の刃】主人公・炭治郎が鱗滝左近寺を探して旅をしている最中に遭遇した鬼のお堂の鬼。
登場シーンも少なく、その後次々強い鬼が出てくるため、印象が薄いですよね。
今回はそんなお堂の鬼の特徴について纏めてみました。
ネタばれ要素を含みますので、ご注意下さい。
お堂の鬼の基本情報
名前 | お堂の鬼 |
見た目 | 長髪・強い目つき |
性格 | 縄跳び意識が強い |
血鬼術 | なし |
出演話 | 単行本1巻 アニメ2話 |
声優 | 緑川光 |
お堂の鬼の性格と容姿
容姿
髪が短髪で、眉間に皺が常に寄ってます。目が充血しており、目尻には丸い模様が付いていて、鋭い歯を持っています。角は生えていません。炭治郎に木に顔を斧で抑えられたシーンでは、顔から手が生えてきます。
性格
縄張り意識が強く、喧嘩早い性格であることが伺えます。また急に襲ってくるような卑怯さも見え、禰豆子が鬼ということに気づくのにも時間がかかります。
強さ
お堂の鬼は、炭治郎が禰豆子以外に初めて出会った鬼です。しかし血鬼術も使えず、武器も持っていませんでした。そのことから、お堂の鬼の実力は、その後出演した鬼と比べても非常に低いものと言えるでしょう。
炭治郎との出会い
炭治郎が富岡義勇に助けられ、鱗滝左近寺を紹介された為、彼を探す旅に出ていました。そこで、炭治郎は夜を明かすためにお堂に寄ります。お堂の扉を開ける前から血の匂いがしていた為、炭治郎は誰かがケガをしていると勘違いし、勢いよく扉を開けてしまいます。しかしそこには、けが人ではなく、数人の人間の死体と、お堂の鬼が居たのでした。
炭治郎との戦い
お堂の鬼は、当初お堂に入ってきたのが鬼だと思った為威嚇しますが、炭治郎が人間であることを知ると、炭治郎に襲いかかっていきます。当時炭治郎は修行前で、鬼に対してどのように戦闘していいか分からなかった為近くにあった斧で応戦します。しかしお堂の鬼は、炭治郎よりも強く、炭治郎を食べようとしました。しかし間一髪のところで禰豆子に攻撃され首が取れてしまった為、炭治郎を食べることはできませんでした。
お堂の鬼の最後
禰豆子に首を取られた隙に炭治郎が、お堂の鬼の首を斧で木に押さえつけ、炭治郎が崖から落ちそうになったところを禰豆子は助けましたが、その拍子に顔が取れて前が見えない体は崖から落ちてしまいます。その影響で本体の顔はしばらく気絶しました。しかし炭治郎は気絶している間お堂の鬼にとどめを刺す事が出来ませんでした。お堂の鬼が気絶から目覚めた後もとどめを刺す事が出来ず、ついに顔を抑えられた状態で本体の顔は朝日を浴びて亡くなりました。
お堂の鬼のセリフ
「ここは俺の縄張りだぞ。荒したら許さねえぞ」
炭治郎と初対面の際に言った台詞。お堂の鬼の出演回数は少ないですが、この台詞から、鬼がいかに群れることが出来ず、縄張り意識が強いのかを表していますね。
「こんな傷すぐ治るからな。ほらもう血は止まった」
炭治郎が斧でお堂の鬼を攻撃した際に、炭治郎に言った台詞。最初は攻撃したことにを感心していましたが、鬼はどんなに攻撃を受けてもすぐに治るという習性があります。このシーンは鬼の習性をしっかり表しているシーンと言えます。炭治郎はこのシーンで、傷が治ることに驚いていました。
「やっぱり片方鬼なのかよおおお。妙な気配出しやがって。なんで鬼と人間がつるんでいるんだ」
禰豆子が鬼であることにびっくりした時に発した台詞。お堂の鬼も2人を見た瞬間から気配が人間なのか、鬼なのか混乱している様子でしたが、炭治郎を見た瞬間に2人とも人間であると勘違いし、炭治郎を襲い始めました。いよいよ炭治郎が食べたれるという瞬間に禰豆子がお堂の鬼に攻撃をして首を取ったため、お堂の鬼が悔しそうに言うところが非常に印象的です。このシーンでは鬼にとって人間がいかに食べ物として見られているのかを切実に表しているシーンといえると思います。
「ギャアアア。ギイャアアアア」
お堂の鬼が朝日を浴びて苦しむときに言った台詞です。この苦しみ方から、鬼がいかに朝日が苦手なのかを表していますね。炭治郎もお堂の鬼が朝日に苦しみながら消えていくシーンを見て、なぜ禰豆子が朝日を嫌がっていたのかを理解していました。上記画像からも分かるように、跡形もなく朝日に燃えて消えてしまうシーンはとても印象的でした。
お堂の鬼まとめ
先にも記載した通り、お堂の鬼は炭治郎が禰豆子以外に初めて出会った鬼といえます。実力は他の鬼に比べても低かったと思います。しかしながら、漫画開始序盤で禰豆子以外の鬼はどういうものなのかを教えてくれた鬼だと思います。
ご存じの通りその後炭治郎は、鱗滝左近寺の弟子となり修行しました。禰豆子はお堂の鬼と戦って疲れたのか、それとも人間を食べなくて生活できる様になる為なのか、2年間眠り続けました。お堂の鬼と出会わなければ、炭治郎が鬼の怖さを知ることもなかったのだと思います。
お堂の鬼がどのようにして鬼になったのか、どんな過去があるかは語られていません。機会があれば知りたいですね。