BLEACHには様々な死神が登場しますが、その中でも戦闘狂と言われる護廷十三隊十一番隊に所属するつるつる頭の班目一角というキャラクターをご存じでしょうか?今回はそんな男気溢れる死神、斑目一角について解説していきたいと思います。
斑目一角の基本情報
名前 | 斑目一角 |
性別 | 男 |
所属 | 護廷十三隊十一番隊 |
階級 | 第三席→副隊長 |
使用する斬魄刀 | 鬼灯丸 |
卍解 | 龍紋鬼灯丸 |
誕生日 | 11月9日 |
身長/体重 | 182㎝/76㎏ |
声優 | 檜山修之 |
初登場 | 10巻 |
斑目一角の特徴
斑目一角は、護廷十三隊十一番隊第三席に所属するスキンヘッドが特徴的な男性死神です。鋭い三白眼で、目元に赤い化粧をしています。尸魂界編で黒崎一護の前に立ちはだかった最初の死神です。
戦闘では刀と鞘をそれぞれの手で持つ独特の剣術を使用し、拳での戦いだけなら副隊長クラスにも匹敵します。一方で鬼道は苦手なようです。
斑目一角の性格
戦闘狂な人物が所属する十一番隊の隊士らしく、一角の性格も粗野かつ好戦的な性格です。また、「ツイている」ことにこだわりを持っています。一護との初対面時も、任務をサボったおかげで偶然一護と遭遇した事に対し「ツキツキの舞」なる奇妙な踊りを披露しました。
同じ十一番隊士の綾瀬川弓親と仲が良く、ともに十一番隊隊長の更木剣八に絶対の忠誠を誓っていて、剣八の部下として戦うことに誇りを持っています。
現世では一護の友人浅野啓吾の姉、浅野みづ穂から気に入られていた。
斑目一角の斬魄刀
始解「鬼灯丸」 解号「延びろ」
刀と鞘を縦に重ねて解放する。解放すると、重ねた刀と鞘が一本の槍に変化する。また、この槍は三つのパーツが鎖でつながった三節棍であり、変幻自在な戦術を取る事ができます。ちなみに、刀状態の鬼灯丸の頭は取り外し可能であり、止血薬が仕込んであります。
斑目一角の卍解
卍解「龍紋鬼灯丸」
解放すると三つの巨大な刃が鎖によって連なった特殊な形状に変化します。真ん中の斧のような刃には龍の紋が彫られており、戦闘の衝撃に応じて徐々に赤く染まっていきます。この変化は、卍解直後ではまだ霊圧の大半を眠らせている龍紋鬼灯丸の霊圧開放率を示しています。つまり、切れば切るほどその攻撃力が上がっていく卍解です。
一角は破面編まで自身が卍解できることを隠していました。理由は、卍解を習得している事が知られると欠番になっている隊長のポジションに就任させられる可能性が高いためです。そうなれば剣八の下で戦う事が出来なくなるため、たとえ命を落としても卍解が使えることを衆目に晒したくないという彼の生きざまを一角は貫いています。
斑目一角の戦績
卍解まで習得した一角ですが、彼の斬魄刀「鬼灯丸」は度々破壊されています。尸魂界編での黒崎一護との戦闘で、始解状態の鬼灯丸を折られ敗北しています。破面編初期には破面エドラド・リオネスと交戦し、ここで卍解を披露し相打ちになりましたがこの「龍紋鬼灯丸」の一部が破壊されます。同じく破面編の空座町決戦時は転界結柱の護衛につくが、襲撃してきた破面チーノン・ポウに卍解を出し惜しみをしたあげく敗北した。死神代行消失編では、月島さんの舎弟を自称する完現術者、獅子河原萌笑と戦闘しますがここでも鬼灯丸は折られてしまいました。千年血戦編では「一度壊れた卍解は二度と元には戻らない」設定が明らかになり、龍紋鬼灯丸の弱体化が発覚しました。形のみ、阿近の手によって修復されています。その後、ゾンビ化した日番谷冬獅郎と戦闘になり敗北しています。
斑目一角のその後
十一番隊副隊長だった草鹿やちるが行方不明となったため、第三席から副隊長に昇格し変わらず剣八の下で働いているようです。
斑目一角の人間関係
更木剣八
護廷十三隊十一番隊隊長を務める男で、一角の上司です。一角は剣八に対し絶対の忠誠を誓っておいて「あの人の下で戦って死ぬ」と言うほどです。一角は死神になる前に、同じく死神になる前の剣八と戦ったことがあり敗北しています。この時剣八に見逃されてから、自分の「ツキ」に拘る様になっています。
綾瀬川弓親
十一番隊第五席を務める死神です。一角とは流魂街時代からの古い友人で、作中ではだいたい一角とセットで登場しています。一角の卍解を知っていた数少ない人物で、一角の戦いに対する矜持を尊重しています。
斑目一角の声優
斑目一角の声を担当されているのはアーツビジョンに所属されている檜山修之さんです。
斑目一角の他に、黒子のバスケの鳴海大介、聖闘士星矢Ωの玄武、幽遊白書の飛影の声を担当されています。
斑目一角の名シーン・名セリフ
続いて、斑目一角の名シーン名台詞についてご紹介していきます。
「てめえを殺す男の名だ」
破面編で、グリムジョーの従属官エドラド・リオネスに対して言った自己紹介の台詞です。刀を構えながらエドラドを睨む一角の表情がとても男前です。
「あの人の下で戦かって死ぬ」
阿散井恋次に、愛染惣右助らが抜けた隊長の座についてほしいと懇願した時の一角の答えです。一角の剣八への忠誠と生き様が現れた台詞です。
「手前えの命を安く捨てるのは男気でも何でもねぇ!餓鬼の粋がりだ!」
完現術者、獅子河原萌笑との戦闘後に「命を賭けること」について説教した時の台詞です。剣八の下で働き、剣八の下で死ぬ事を己の生き様としている一角だからこそ重みのある言葉となっています。
斑目一角は己の生きざまを貫く男気溢れる死神!
斑目一角は戦績的には負け続け、さらに卍解の弱体化が発覚する不運に見舞われています。しかし、剣八に対する一途な忠誠とその生きざまに心打たれる読者は多いのではないでしょうか。