服部平次の父親の服部平蔵。
狐目と口ひげが特徴的で怒ったときや真面目な話をするときは片目を見開いています。
名前の由来は時代劇「銭形平次捕物」の服部半蔵からきています。
一人称は「ワシ」や「私」ですが、親しい間柄では「オレ」と使っています。
職業は警察官で、役職は大阪府警本部長、階級は警視監で言わば大阪府警のトップに立つ人物です。
今回は服部平次を凌ぐ推理力と観察力を持ち、剣道の有段者でもある服部平蔵について紹介していきます。
服部平蔵の基本情報
服部平蔵がどのような人物なのか見た目や性格などの観点から紹介していきます。
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 不明 |
| 性格・見た目 | 冗談が通じない性格・狐目と口髭が印象的な強面顔 |
| 職業・所属 | 警察官・大阪府警本部長 |
| 家族構成 | 妻：服部静華・息子：服部平次 |
| 幼馴染 | 遠山銀司郎 |
| 声優 | 小山武宏 |
性格・見た目
服部平蔵の見た目は強面な外見で狐目と口髭が印象的です。
また細い目は真面目な話や怒ったときなどは片目が開き鋭い眼光が現れます。
性格は厳しい人格者で、幼馴染の遠山銀司郎が冗談を言ってもクスリとも笑わない堅物です。
しかし、妻の服部静華には弱く、自宅で静華の膝枕に横になり耳掃除をしてもらうシーンもあり、意外な一面を見ることができます。
また息子の服部平次に対しても厳しく、探偵活動に否定的であり、学業を優先させたり、危険な現場にいると公衆の前で殴りつけるシーンもあります。
職業・所属
服部平蔵の職業は警察官で、役職は大阪府警本部長、階級は警視監です。
警視監になるためには国家公務員1種を合格しないとなれず、いわゆるキャリア組と呼ばれるエリートです。
名探偵コナンの登場人物で彼よりも高い階級の人物は白馬警視総監ただ一人です。
また大阪府警本部長の役職にふさわしい人格者でもあり部下からの人望が厚く、犯人を捕まえるときには部下たちに威勢のいい掛け声を発し、部下の士気をあげるシーンもあります。
また服部平蔵は剣道の有段者でもあり、元警視庁捜査一課警視の鮫崎島治から「剣道の試合では歯が立たなかった」と称されるほどの腕前です。
服部平蔵の家族構成を紹介します。
妻：服部静華
服部平蔵の妻で和服を好む京美人、旧姓は池波です。
息子の平次に対しては心配性な一面もありますが、肝が据わっていて、服部平次の度胸は母親譲りなんです。
厳格な雰囲気の服部平蔵ですが妻の静華には頭が上がらず、呼ぶときは「静」と呼んでいます。
息子：服部平次
息子は西の高校生探偵、服部平次で彼の推理力や剣道の腕前は服部平蔵から受け継がれていると言えます。
父親が大阪府警本部長なこともあり、服部平蔵の部下の大滝警部に事件の概要などの警察しか知らない情報を聞き出すこともあります。
幼馴染
服部平蔵の幼馴染は遠山銀司郎で同じ警察官でもあり親友の関係です。
役職は大阪府警刑事部部長。警視長であり服部平蔵と同じキャリア組だと思われます。
服部平次の幼馴染の遠山和葉の父親で、服部平蔵に向かって娘を貰ってほしいと冗談を言うシーンがありますね。
部下思いの一面もあり、部下からの人望も服部平蔵と同じく厚いようです。
声優
服部平蔵の声優は小山武宏さんです。
小山武宏さんは俳優としても活動しており「太陽にほえろ！」などにも出演しています。
服部平蔵の名シーン・名台詞
服部平蔵の名シーン・名台詞はどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきます。
神妙にして、縛に就けや！！！
服部平蔵の屈指の名台詞です。
「大阪ダブルミステリー浪花剣士と太閤の城」のラストシーンで犯人グループに対して放った名台詞です。
難しい言葉使いですが、現代風に訳すと「抵抗せず、大人しく捕まれ」という感じですね。
服部平蔵の名前の由来が時代劇から来ているので、古風な言い回しをしています。
名探偵コナンシリーズの中でも人気の高い名台詞でもあり、服部平蔵の威厳を感じ取れる名台詞ですね。
公衆の面前で息子を殴り飛ばす服部平蔵
「大阪ダブルミステリー浪花剣士と太閤の城」での一コマ。
息子の平次が事件現場で情報収集していたときに突然父親の服部平蔵が現れ、平次を殴り飛ばしています。
息子には危険な目に合わすわけにはいかないという彼なりの優しさでもありますが、現在では考えられない光景ですよね。
ちなみに服部平次は父親のことを影で「キツネ目くそオヤジ」と揶揄しており、苦手な父親なのも分かります。
服部平蔵のまとめ
服部平蔵は大阪府警のボスで、部下からの人望が厚い存在です。
服部平次以上の観察力と推理力を持っていて、工藤新一の父、工藤優作ほどの推理力と称されています。
また剣道の腕前は天下一品です。
そして息子思いの一面もあり、良き教育者でもあります。
家は寝屋川市に純日本風な大豪邸を持っていて、大阪ではかなりの名士だと推測されます。
今後は大阪が舞台の事件に登場する可能性は非常に高いです。
服部平次との親子エピソードも見てみたいものです。
これからも服部平蔵の活躍に注目していきましょう。
