【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

法曹界で一番有名な人は弁護士で毛利蘭の母親である妃英理です。その『法曹界のクイーン』と讃えられ、負け知らずで公判での連勝記録を更新し続ける妃弁護士にもライバルがいるのです。それが『検察のマドンナ』と呼ばれる東京地方検察庁きってのエリート検事、九条玲子です。

今回はこの九条玲子にフォーカスを当てて探っていきましょう。

九条玲子の基本情報

【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

九条玲子の特徴

【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

妃弁護士とすさまじい戦いを重ねている九条検事ですが、実は原作では未登場のアニメオリジナルキャラクターです。

『検察のマドンナ』と呼ばれる東京地方検察庁きってのエリート検事です。優れた頭脳と抜群の法廷戦術を駆使して勝利を重ね、弁護士の中には彼女と戦うことを避ける者も出るほどだと言われています。連勝記録を重ねる妃弁護士に強いライバル意識を持ち、初対決の際は妃弁護士を窮地に陥れるなど、互角の戦いを繰り広げています。

東京地方検察庁に勤めていますが、5年前は竹内建設絡みの汚職事件の一件で、東京地検特捜部に応援に行っていた経験もあります。

頭脳派と思いきや、昼休みにはジムで体を動かすなどアクティブな一面も持っています。

妃弁護士には栗山緑という事務員がいるように、九条検事には佐々木という部下がいます。

こんなに存在感の強いキャラクターがアニメオリジナルのキャラクターだったことに驚きです。

九条玲子の声優

松本梨香さんは神奈川県横浜市出身の声優、女優、歌手です。代々木アニメーション学院声優タレント科特別講師もしています。所属事務所は株式会社Matsuricaです。

アニメ『おそ松くん』松野チョロ松で声優デビューし、その後、『絶対無敵ライジンオー』で初の主役を演じ、『ポケットモンスター』主役のサトシ役で世界的に知られるようになります。

歌手としてもJAM Projectに参加し、ソロでは女性初で仮面ライダーシリーズの主題歌を担当したり、オリジナル曲を発売したり、Lapis Lazuliのメンバーと結成したバンド『TRiCYCLE』のヴォーカルを務めたりと、積極的な活動をしています。

九条玲子別人疑惑!?

【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

『法廷の対決』シリーズは3作あり、『法廷の対決Ⅲ』では大きく容姿(主に髪型)が変更されました。『法廷の対決Ⅰ』とは作画技術も変わっており、若い雰囲気になりました。ぱっと見ると違うキャラクターかなと思うほどです。

この『法廷の対決Ⅲ』は、九条検事が担当していた被疑者が九条検事を電話で自宅マンションに呼び出し、目の前でベランダから飛び降りるという精神的にダメージを与える事件でした。この時の九条検事は弱弱しく、被害者(先程の被疑者)の家族から「検事を辞めろ」とまで言われ罵られ、本当に辞める寸前まで悩んでいました。

しかし、その時の相談相手が妃弁護士です。いつもと様子が違う九条検事を気にかけ、一緒にランチに出かけたり、九条検事が妃弁護士を自分の事務所に招いたりしていました。最後は亡くなった上司の墓参りのついでに妃法律事務所を訪れ、「今度は負けませんから…」と言い残した後に立ち去りました。九条検事にとっても妃弁護士にとっても、理解者ともライバルとも呼べる存在になりましたね。

九条玲子の名シーン

「私があの人に敗北の味を教えてあげる。」

【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

やはり九条検事と言えば、妃弁護士とのバトルです。アニメ第264話『法廷の対決 妃vs毛利小五郎』では冒頭から妃弁護士に対し敵対心むき出しでした。『検察のマドンナ』のプライドが彼女を駆り立てるのか、陽が沈みかけるギリギリまで事務所で調書を見ながら事件について考えこんでいるシーンもありました。

多少私怨が見え隠れするが、事件の真相を明らかにしようという正義感は人一倍です。裁判の途中で推理を披露する眠りの小五郎に詰問の嵐を浴びせました。結果的には完敗でしたが、「本当に今日はまいりました。完敗です。」と負けを素直に認める誠実さを感じ、「ただの嫌味な人」という印象は無くなりました。

九条玲子のまとめ

【名探偵コナン】九条玲子の検事としての仕事ぶりを調査!別人疑惑も浮上?

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

最初のイメージは無敵な妃弁護士への当て馬として描かれたキャラクターなのかなとも思いました。しかし、初登場の冷酷で嫌味溢れる印象から、自分の負けを認めることが出来る誠実さ、時には悩み追い詰められ誰かに助けを求める弱弱しさを持つという人間味溢れるキャラクターへと成長していきました。

『法廷の対決Ⅳ 裁判員小林澄子』では、実際の事件現場に赴きたまたま居合わせた毛利小五郎と一緒に調査しお互いの気づいた点を出し合うなどの、法廷外では敵味方関係なく接し真実を導き出す過程は嬉しく思う方も多いと思います。

これからも妃弁護士の良きライバルとしてまた法廷で正々堂々と戦ってほしいです。