【名探偵コナン】京極真の声優や年齢、登場回まとめ！園子との関係は？

小説家である、京極夏彦と極真空手が由来となっている京極真。「蹴撃の貴公子」「孤高の拳聖」の異名を持ち、次郎吉から「世界最強の防犯システム」とされています。

女性ファンが多く、公式人気投票では8位にランクインしています。登場する回数は他の人気キャラクターほど多いわけではありませんが、登場の際は大きなインパクトを与えてくれます。

そんな京極真とはどんな人物なのか。また、園子との馴れ初めはどんなものなのか。初登場回と劇場版での活躍を含め紹介していきます。

京極真の基本情報

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

年齢	18歳
職業・所属	杯戸高校・男子空手部主将
性格	古風　やきもち焼き
容姿	褐色肌　黒髪・短髪　普段は眼鏡
家族構成	両親　妹
恋人	鈴木園子
声優	檜山修之　瀧本富士子(幼少期)

京極真の性格と容姿

褐色肌で黒髪、短髪。視力が悪いため、空手をしていないときは眼鏡を着用しています。
左眉上の絆創膏がトレードマーク。

夏休みには実家に帰り、両親を手伝う親孝行な息子。
言葉遣いは丁寧ですが、武士道精神を尊ぶ信条から『容疑者か京極真』作中では犯人が格闘のプロなのではと推測された際、平静を保てず犯人を探し出すほど、旺盛な闘争心を持っています。

古風な価値観の持ち主で、園子が露出の高い服装をしていると、彼女を注意するというのが定番になっています。
また、やきもちな一面があり、園子に言い寄る男に対して辛辣な態度をとったり、ミーハーな園子がキッドを褒めたことから、キッドに対してライバル心を抱く場面もあります。

京極真の家族構成

京極真の実家は静岡にあり、「瓦屋旅館」を経営していることが『園子のアブない夏物語』から判明しています。
また『園子の赤いハンカチ』作中で、妹がいると京極真のセリフから判明していますが、『名探偵コナン』作中にはまだ登場していません。

京極真と空手

幼少期から空手をしており、日本国内の高校生選手権大会を含む空手の全世界公式戦で400戦連勝無敗を誇り、その実力は蘭を上回るレベルです。

杯戸高校の男子空手部の主将ですが、「日本国内にはもう自分より強い人はいない」として渡米。現在は武者修行中のようです。

『消えた黒帯の謎』作中では、恩人であり師匠である高見の「戦わずして勝つ」という教えを受ける、幼い京極真が回想シーンで登場します。
その教えは現在の京極真に繋がっているようです。

「負けるところを見られるくらいなら切腹する」と実力に今ひとつ自信が持てていない部分があるようで、空手の大会があっても園子には教えていないようです。

京極真の身体能力

銃口の向きと引き金の動きから至近距離から発射されたライフルの弾を避けたり、長至近距離から発砲される無数のBB弾を、ガスマスクを着用した状態で一発残らず素手で掴むなど、日々の鍛錬から常人離れした反射神経、瞬発力、集中力を持っています。精神力に関しても鍛錬から強靭のようですが、園子が絡むと冷静さを欠いてしまう傾向が多いようです。

「『名探偵コナン』を含める青山作品の全キャラを素手で殴り合いをさせた場合、最強は京極真」と作者でさえも述べているほどで、ジークンドーを使う赤井秀一や、ボクシングを得意とする安室透以上の強さだということが分かります。

『園子のアブない夏物語』作中で、腕にナイフが刺さったままの状態で表情を変えず犯人を倒したり、『園子の赤いハンカチ』作中で武器を持った50人以上のヤクザを相手に蘭と共闘し、素手で全滅させたりとその強さを見て取れるのではないでしょうか。

京極真と怪盗キッド

園子と言えば「怪盗キッドが憧れの王子様」と言っていた時期もあり、「キッド様～」と京極真と付き合いだした後もそのミーハーなところは変わりません。そのため、京極真はキッドに対してライバル心を抱いているようです。

『怪盗キッドｖｓ京極真』作中では、次郎吉が所持する宝石を狙うキッドとその宝石を守る京極真が対峙します。

キッドが園子に持ち掛けた「園子に成りすましたキッドを見破れるか」という賭けに園子が乗ったことで、園子に変装したキッドは目当ての宝石を手にしますが、素手で柱を破壊し始める京極真の行動に恐れを抱きます。
また、倒れる柱を使い勢いよく飛びあがり天窓を蹴破る光景には、キッドも驚愕しています。

キッドに賭けを持ち掛けられた際、京極真の心を試すためだったことから「京極真に絶対に怪我をさせないこと」を条件に出していた園子。
京極真は園子に変装したキッドを指の長さから見破っており、多少ではあったものの怪我を負わせてしまったことから「賭けは完全にお嬢様の勝ちですよ」と敗北を認めています。

『劇場版紺青の拳』劇中ではシンガポールで再び対峙した際、「まさかあなたとお手合わせできるとは…」という発言に「いやいやいや、こっちはしたくないんだが」とキッドが返していることから、キッドにとって京極真は厄介な人物だということがわかります。

京極真と園子

蘭が出場する空手の試合会場で彼女の応援をしていた園子の姿に京極真が一目惚れしたのがきっかけです。

『園子のアブない夏物語』作中、恒例とも言える男探しをするために毛利蘭とコナンを誘って伊豆の海岸を訪れた園子ですが、殺人事件に遭遇し宿泊していた「瓦屋旅館」で何者かに襲われます。
その「瓦屋旅館」が京極真の実家であり、夏休みの期間に手伝いをしに帰ってきていた京極真は、不愛想な態度を取りながらも陰で園子のことを守ります。

犯人が園子にナイフを振り下ろす瞬間、京極真が身を挺して園子を守り、腕にナイフが刺さったまま犯人を倒します。

園子の服装を注意したあと「あなたに好意を寄せる幾多の男のうちのひとりの戯言として聞き流していただいても構いませんが」という京極真の告白と言ってもいい発言に園子は顔を真っ赤にします。

その後、京極真と園子はいい感じになるようですが、京極真は武者修行のために留学してしまいます。

『バレンタインの真実』作中では、「大好きな人のためにバレンタインのチョコレートを作ってる」という園子からの連絡を受け、他の男にチョコレートを渡すと勘違いした京極真は留学先から雪深い山奥のロッジまで駆け付けます。
誤解が解け、園子からのチョコレートを受け取った京極真は、この後から園子との男女交際を意識し始めます。

劇場版『紺青の拳(フィスト)』での京極真の活躍

劇場版『名探偵コナン』初の海外を舞台にした『紺青の拳(フィスト)』にて、キーパーソンのひとりとなる京極真。

シンガポールで行われる空手トーナメントに出場する京極真のスポンサーである女性弁護士、シェリリン・タンが何者かによって殺害されます。現場に残されたカードから、容疑を掛けられたのはキッド。

スポンサーであるシェリリンが殺害されたことで、トーナメント出場が危ぶまれた京極真ですが、応援に来ていた園子の機転によって出場することが決まります。

空手トーナメントの優勝者に贈られるチャンピオンベルトに飾られた、伝説のブルーサファイア「紺青の拳」を狙うと同時に、シェリリン殺害の容疑を晴らす目的で新一に変装し、偽名のためにパスポートを所持していないコナンをスーツケースに入れ、シンガポールに連れてきます。

トレーニングに誘われ訪れていた邸宅の地下にある特殊金庫にキッドが侵入したことを知った京極真は、白煙が立ち込める中キッドと対峙します。
キッドがトランプ銃から発射したトランプを至近距離で掴んだり、強烈な拳を放ったりとその強さを披露しています。

その後、京極真はトーナメントで順調に勝ち進みますが、シンガポールの名探偵こと著名な犯罪行動心理学者であるレオン・ローから「君の拳が危険を呼び、愛する人が傷つくかもしれない。そんなことになったら君はどうする？」という言葉を掛けられます。

その後暴漢に襲われた際、園子のことを守れなかったことを悔やむ京極真はレオンに御守りとして謎のブレスレットを付けられ、拳を封じられます。
そして、「園子さん1人守れなかった自分にはまだ何か欠けていると感じ…」と大会を棄権したことから、園子との間に暗雲が立ち込めます。

様々な陰謀が交錯する中、ホテルを襲撃すると同時に園子の誘拐を図る海賊、ユージーン一味から園子を守るため黒煙が上がる中、拳を振れないまま園子を守ります。

海賊一味から狙われ、行動できずにいたキッドとコナンが京極真の腕に付けられたブレスレットを切ったことで、拳が振れるようになった京極真の前に、レオンのボディーガードであり、大会の出場者であるジャマルッディンが立ちはだかります。
京極真は自分と園子を背負い結びで縛り、彼女を背負ったまま拳を振るい、渾身の一撃でジャマルッディンを倒します。

京極真自身と園子を縛っていた紐を解いている際、園子に絆創膏をはがされ、「男が廃ると思って…」と顔を赤らめているシーンで京極真の左眉の絆創膏の謎が判明します。

京極真は事件が解決した後、園子に送り出され再び武者修行のためにアメリカに向かいます。