【ドラゴンボール】人造人間8号の声優は？来歴や特徴等も併せて解説！

【ドラゴンボール】に出てくる人造人間8号。個性的なキャラクターですが、人造人間8号の声優はどなたが演じられているのでしょうか。また、出番が決して多くないキャラクターなので、どのような人物か知っている方も少ないと思います。

そこで今回は、人造人間8号について解説。演じられている声優や特徴、来歴等について紹介していきます。

人造人間8号の基本情報

 人造人間8号の特徴

人造人間8号はレッドリボン軍編で搭乗した人造人間。レッドリボン軍によって作られ、見た目はフランケンシュタインのような容姿をしています。また、身体の至る所に縫い目があるという特徴もあります。

人造人間8号は原作とアニメで制作者が異なり、原作ではドクター・ゲロが制作したことになっていますが、アニメ版ではフラッペ博士という人物が制作したことになっています。

元々は人間をベースにしており、アニメではオリジナルのシーンが挿入されています。また、人造人間8号という名前が呼びづらいのか、孫悟空からは「ハッチャン」と呼ばれています。

人造人間8号の来歴

人造人間8号はレッドリボン軍編で初登場。レッドリボン軍の基地になっていたマッスルタワーの切り札として用意されていました。レッドリボン軍のムラサキ曹長に、タワーに侵入した孫悟空を倒すように命じられますが、人造人間8号はこれを拒否。

失敗作と罵られながらも戦いを拒否する人造人間8号ですが、体内には爆弾を埋め込まれており、戦わない人造人間に見切りを付けたホワイト将軍は彼を爆破させようとします。

寸前のところで孫悟空が起爆のスイッチを破壊したおかけで一命を取り止め、その後は孫悟空と行動を共にするようになります。最上階で孫悟空とホワイト将軍の戦いを見守ることになりましたが、だまし討ちという行動を行ったホワイト将軍に激昂。

ホワイト将軍をパンチで吹き飛ばし、その後は村長の村で暮らすようになりました。

人造人間8号の性格

人造人間8号の性格は、一言で言えば争いを好まない優しい性格。自分から他者を攻撃することはせず、友達想いな性格でもあります。例えば、孫悟空を傷つけたホワイト将軍に対して激昂したり、魔人ブウ編では孫悟空に元気玉を送っていたりしています。

また、レッドリボン軍が探していたドラゴンボールは彼がずっと隠し持っており、その理由も「ホワイト将軍に渡すと村人が見杏殺しにされてしまうと思ったから」という理由。

見た目こそ怖い見た目をしていますが、中身は純粋そのもの。ギャップの強いキャラクターであり、性格も優しいことから、読者の人気もあるキャラクターだと言えるでしょう。

人造人間8号の声優

人造人間8号の担当声優は、飯塚昭三さん。飯塚さんは1933年生まれの声優さんで、2020年で87歳になる大ベテランの声優さんです。声優としての活動は1965年から始めており、その道50年以上という芸歴をお持ちの声優さんです。

所属事務所はシグマ・セブン。主な代表作には「昆虫物語みなしごハッチ（カマ吉おじさん役）」、「忍たま乱太郎（稗田八方斎役）」、「機動戦士ガンダムシリーズ（リュウ・ホセイ役）」等があります。

人造人間8号の名シーン・名セリフ

人造人間8号は出番こそ多くないものの、レッドリボン軍編では数々の名シーンを残しています。そこでここでは、人造人間8号の名シーンや名セリフについて紹介していきます。

「生きもの　ころす　よくない」

人造人間8号の優しい性格を表したセリフです。本来は村人を撃退するために作られた人造人間ですが、人造人間8号は優しい性格をしているため、村人を撃退することを頑なに拒否しています。

そのため、レッドリボン軍からはお荷物扱いされていますが、逆にどんな人であっても自分から攻撃することはないという性格をしています。

身体に爆弾を埋めこまれていますが、この爆弾は原作ではそのまま放置され、アニメでは爆弾を取り除かれるエピソードが追加されています。

「よくも…ソンゴクウをいじめたな…！！」

レッドリボン軍の頂上でホワイト将軍と戦った際、だまし討ちという手法で悟空を傷つけた時に激昂した際のセリフです。普段は温厚で優しい性格をしていますが、友達のためには本気で怒るという性格がわかるシーンとなっています。

普段は戦闘力がわからない人造人間8号ですが、本気でホワイト将軍を殴り飛ばした際には、孫悟空からそのパワーを絶賛されているので、少なくてもこの時点ではパワーは人造人間8号の方が上だということになるでしょう。

優しい性格で人気の人造人間8号

人造人間8号は人造人間でありながら、優しい性格で誰も傷つけないという特徴を持った人物です。

魔人ブウ編以降も出番が少しあるので、気になる方は探してみると良いでしょう。