【ドラゴンボール】西の界王神とザイコーの関係は？来歴や実力等も解説！

【ドラゴンボール】には界王神と呼ばれる神が存在し、複数柱が存在します。その中でも西の界王神はアニメではあまり出番が無く、影が薄い界王神とも呼ばれていますが、西の界王神にはザイコーと呼ばれる人物と非常に関わりが深いようです。

そこで今回は、西の界王神について解説。ザイコーとの関係や来歴、実力について紹介していきます。

西の界王神の基本情報

 西の界王神の特徴

西の界王神は界王神界に住んでいた神様の一柱。その地位は大界王よりも上の位置にあり、あの世とこの世に干渉できる力を有しています。本来は界王神なので男女の区別がありませんが、一応西の界王神は女性のような容姿をしています。従って、一般的には西の界王神は女性であるという認識を持っているようです。

また、西の界王神はアニメ登場時では既に亡くなっており、回想シーンのみの登場という状況になっています。

西の界王神の来歴

西の界王神はアニメドラゴンボールZの277話に登場。登場時は既に亡くなっているので、東の界王神の回想に登場します。そこでは今から約500万年前に魔人ブウが界王界に侵攻していたことがわかります。

西の界王神以外にも北、南、東の界王神、そして大界王神と共に魔人ブウと戦いますが、この戦いに生き延びたのは東の界王神だけであり、西の界王神は魔人ブウによって殺されてしまいました。

この時に魔人ブウと1対1で戦っており、さすがに相手が悪かったのか一方的にやられてしまっています。しかし、一方的にやられながらも、エネルギー弾を魔人ブウに放っています。

西の界王神の強さ

西の界王神は非常に出番が少ないキャラクターですが、界王神ということだけあり、一応の強さは持っているようです。界王神はフリーザを一撃で倒せるレベルは持っているとのこと。

対戦相手がフリーザよりもはるかに強い魔人ブウだったこともあり、さすがに手も足も出なかったということなのでしょう。

西の界王神とザイコーの関係

西の界王神と関係の深いザイコーですが、ザイコーは「ドラゴンボールAF」と呼ばれる二次創作に登場するオリジナルキャラクター。この二次創作ではザイコーは西の界王神と孫悟空の子供という設定であり、ザイコーの母にあたります。

ザイコーは魔人ブウとの闘いで生き残った西の界王神が、力による支配を目論んで産み出したキャラクターです。孫悟空の血液と自分の遺伝子を合わせて作ったので、その戦闘力はかなりのものということ。

しかし、西の界王神のその目論見は失敗し、ザイコーはZソードに封じ込められてしまいました。この際、西の界王神も東の界王神の自爆に巻き込まれて亡くなってしまいました。

西の界王神の担当声優

西の界王神の担当声優は、鶴ひろみさん。鶴さんは1960年生まれのベテラン声優でしたが、2017年に大動脈解離で亡くなってしまいました。

鶴さんは青二プロダクションに所属しており、ドラゴンボールではブルマの担当声優として有名な方でした。鶴さんの主な出演作品には「それいけアンパンマン！（ドキンちゃん役）」、「遊戯王GX(ユベル役)」等がありました。

西の界王神の名シーン・名セリフ

西の界王神はアニメでは5分程度しか出番が無く、非常に影の薄い神様と言えるキャラクターですが、西の界王神にも名シーンや名セリフと呼ばれるものがあります。そこでここでは、西の界王神の名シーンやセリフを紹介していきます。

魔人ブウとの戦闘シーン

魔人ブウとの戦闘シーンは、西の界王神唯一の戦闘シーン。結果的には一方的にやられてしまいましたが、最後に一新報いようとエネルギー弾を魔人ブウに放っています。本来はフリーザを一撃で倒せる実力を持っている西の界王神ですが、流石に相手が悪かったということでしょう。

ちなみに、ドラゴンボールでは戦闘を行う女性キャラクターは人造人間18号やザンギャ等がおり、一部ファンの間では「女性キャラで誰が一番強いのか」という議論がたびたびなされますが、単純な戦闘力では恐らく西の界王神が一番強いのではないでしょうか。

二次創作での活躍

二次創作では魔人ブウに負けたことがきっかけで力を追い求め始めてしまい、宇宙の侵略という行動に出てしまった西の界王神。孫悟空の血液から子供であるザイコーを作り上げ、ザイコーによる宇宙侵略へと行動を始めました。

原作では非常に出番が薄いキャラクターなので、二次創作での出番があるということは、ファンによる救済措置なのかもしれません。

影が薄いと呼ばれがちな神、西の界王神

西の界王神は作中で非常に出番が少ないキャラクターですが、作中では魔人ブウと戦い、敗れてしまっています。しかし、女性キャラの中ではかなり戦闘力が強く、女性キャラの中では最も強いキャラクターではないかと言われています。